革靴がすべるときの対処法|そのまま履くことのリスクとは?

社会人になって、革靴を履いたことで分かる悩みってもんがある。

革靴がすべるということ。

そもそも、昔からレザーソールのシューズをこよなく愛してきた人なら常識と思えるようなことも、履いたことが無ければ当然分かるはずもない。

だから、革靴を買ったとしても靴底の処理なんて考えないから雨の日にすべる。

すべるだけならまだしも、階段等で派手に転んだ際には命に関わる問題だ。

革靴がすべることが分かったときに、色々と問題となりそうな部分について考えてみた。

すべりを防止する対策と、それぞれのソール特徴を合わせて併記しているので参考にしていただければと思う。

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革靴のすべり防止策|ソールの種類を紹介

革靴とひとくくりに話をしても、靴底の種類が分からなければ話が通じにくいと思う。

まずは靴底の種類を説明した後に、革靴がすべることへの対処法を記載していくことにした。

レザーソール

読んで字のごとく、ソールが革で出来た靴を指す。

基本的に、ドレスシューズやビジネスシューズに多い仕様のもの。

見た目の格好良さは抜群に良いものの、雨の日は確実にすべるため、歩行に注意が必要になる。

雨の日だけだったら別の靴を履けばいいんだけど、デパートの床タイルなどでもツルツル滑る。

履き続けることによって、ソールの裏面にキズが付き滑りにくくなるとはいえ、場合によっては命に関わることもある。

ゴムを張って安定させることが一番の解決策。

見た目は変わってしまうものの、靴底を見せるシーン自体が少ないため、転んで怪我する前に対処しておこう。

ゴム貼りに掛かる費用は相場として、3,000~4,000円を見ておけば良い。

革靴はオールソール交換が可能なものと、できないものがあることを理解しておこう。

ケチってゴム底貼りしない場合、経年劣化でソールの修理が必要になってくる。

オールソール交換ができるものはグットイヤーウェルト製法等の、ソールと縫い付け処理がされているものに限られる。

レザーソール全体にゴム処理をしたくない人は、先端部分にのみ処理をするだけでもすべりを防止できる。

革靴ですべる経験をした人は、基本的にこの辺の処理は済ませている人がほとんどだろう。

費用面でも、割安で対応できるメリットがある。

オールソール交換となった場合、特にブランド名が入った純正のものへの交換が発生した場合、ものによっては2万円とか高額の費用が発生する。

革靴がすべるという理由以外にも、大事に長期間履くことを考えているのであれば、間違いなくゴム底に変えておくことを推奨する。

ダイナイトソール

私の手持ちの革靴の中では、トリッカーズのカントリーブーツがダイナイトソールの仕様だ。

雨の日にツルツルとすべることはまったくなく、グリップ性能はレザーソールの比ではない。

ダイナイトソールのデメリットと言えば、単純に重たいこと。

長時間歩くことを考えれば、この重さは革靴を履く頻度に影響を及ぼすところ。

ダイナイトソールは、比較的ゴツ目なデザインのものに採用されていることが多く、種類が限られてしまう。

ダイナイトソール自体も交換にかかる費用は高額、最低12,000~くらいからを予算と考えてみてほしい。

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クレープソール

クラークスのデザートブーツに採用されている、スポンジっぽい弾力性があるソールのこと。

雨の日の床材がタイルだったりすると、レザーソール同様によくすべる。

カジュアルな革靴に使われているものが多く、ドレスシューズに採用されているものは少ない。

革靴という大きな括りで話をしているため、一応取り上げておくことにした。

真夏はアスファルト面が加熱することによって、靴の底面がベタつくこともよくある。

体重負荷がかかる部分に対して、大きく摩擦してしまうのもクレープソールの弱点。

摩擦や摩耗によってクレープソール自体の交換が発生した場合には、相場観として8,000円~が最低ラインと覚えておこう。

コマンドソール

ダイナイトソールよりも、より過酷な環境でも耐えられる仕様になっているのがコマンドソールだ。

登山向けの仕様ということで、見た目の重厚感だけではなく、そのグリップ力はタウンユースで使うにはオーバースペック。

山道や岩山を歩くとかならまだしも、通常のコンクリート道を歩く程度であれば、こんなタフな仕様は必要ない。

革靴の中でも、アウトドアや他のごく限られた環境下で活かされるスペックのソール。

コマンドソールの交換に関しては、ダイナイト同様に予算12,000~くらいが相場となる。

相当履き込まないとオールソール交換とはならないが、費用感の目安として案内しておくね。

ビブラムソール

ダイナイトソールと似ているため、同じものと勘違いしている人も多いのではないだろうか?

ビブラムソールは、ビブラム社が提供するソールで、ダイナイトよりも硬いことが特徴として挙げられる。

ダイナイトソールがグットイヤーウェルト製法に合うのに対し、マッケイ製法の靴耐久度を上げる目的にビブラムソールを採用することも。

ダイナイトは薄いソールな分、長時間の歩行に有利ではあるがビブラムは厚いため、足馴染みがあまり良くない。

耐久度はビブラムソールのほうが優れているため、耐久性か履き心地のどちらを取るかということになるだろう。

革靴がすべるという現象は、ビブラムソールでは無縁となることは言うまでもない。

まとめ

革靴がすべることへの対処法と、すべることを解消するためのソール選びについて話をさせていただいた。

同じデザインの革靴でも、いくつかソールの仕様が違うものが用意されていることが多い。

自分が履くシーンを考えて、革靴の選定に役立てていただければと思う。

晴れた日と、雨の日で革靴を使い分けするのが一番大事。

用途別に最低2足は必要になること、その2足は雨天で使い分けができるようなものを選ぶことが大事なのだ。

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