この記事は約 11 分で読めます。
コンバースオールスターのハイカットとローカットについて。
オールスターを選ぶ際に、ハイ・ローのどちらを選べばいいか判断に迷った事はないだろうか?
私はいつも悩むポイントの一つになってる。
履いた感じの違いはというと・・・
ほとんど違いと感じられる部分が少ないのかなとも思う。
ただ、コーデに取り入れた際に、見られる側として意識しておかなければいけない内容はいくつかある。
手持ちのコンバースオールスターで、ハイカット・ローカットのモデルがあるので、自分なりに考えてみた。
コンバースオールスターのハイカット・ローカットの違いについて
履きやすさ
ハイカットとローカットで明らかに違う部分と言えば、履きやすさが一番に挙げられると感じる。
ハイカットの履き方にもよるところはあるにせよ、紐を解かずに履けるのは明らかにローカットの方が優れている。
基本的にどちらで履こうが、キツ目にヒモを結ぶ方が好き。
この辺は好みの差によるところが大きいが、脱ぎ履きのしやすさは人によっては選定ポイントの一つになり得るとかころ。
スターアイコン
この部分にこだわりのある人は必然的にハイカットになるだろう。
私も昔はこのスターアイコンが付いてるハイカットでないと、オールスターと認めない時期があった。
着こなしのワンポイントになるのは確実なので、選ぶときの重要な項目の一つとなる。
ただでさえ、オールスターにインスパイアされたモデルが多く存在するなか、本家の違いを感じさせる大きなポイントになる。
実際に目にするのは、ハイカットの方が多い気がするね。
裾幅とのバランス
何気に見逃しがちなのが、パンツの裾幅とのマッチングについて。着こなしを左右する大きな部分なので、よくよく自分のコーデアイテムを振り返ってみよう。
スキニーパンツと合わせた時に、裾幅ピッタリ目に履くとローカットとはまた別の見え方をする。
ハイもローも長いパンツを履いたら分からないという意見も聞くが、それは裾幅との関係で決まる話。
スキニーにハイカットを合わせるのは、女性だったら良いと思う。
メンズが同じコーデをするのは、少し微妙な気がするのは私だけだろうか?
足が短い人がスキニーパンツに、ハイカットのコンバースオールスターを合わせると確実に短足度を強調してしまうだけ。
ハイ・ローを選定する際の重要なポイントになるため、鏡の前で試行錯誤を繰り返して吟味してほしい。
オールスターハイカットローカット履き分け
コンバースのオールスターハイカット、ローカットそれぞれを履き分ける際に、どんなパンツと合わせる事がベストなのだろう。
特性を上手く見極めて、靴だけではなく最適なパンツをコーデするよう意識しよう。
スラックス
個人的にスラックスがあまり似合わない事もあり、憧れの意味合いもこめて一番最初に取り上げることにした。
スラックスにオールスターをコーデするメンズが本当に羨ましい。
そんなの普通じゃないの?なんて言われるかもしれないが、これがスマートに決まる男性に憧れてしまう。
当然合わせるのはハイカットで。不意に足首から覗くスターマークにチラリズムを感じてしまう。
決して変態的な意味あいで言ってる訳じゃないんだが、大人メンズが外しで使う、ハイカットコーデの代表的事例の一つと言って間違いない。
大人っぽさを感じさせる、レザーのオールスターだとなお良しといったところか。
カーゴパンツ
オールスターはシンプルなだけに、少し装飾を施したパンツの方がバランスは取れる。
これまたハイカットになるが、サイドポケットやお尻のフラップポケットなど、悪い意味じゃ無いがゴテゴテしてる。
これにブーツを合わせてしまうと、そのままアーミー感が際立ってしまうため、その外しとしてスニーカーを活用するわけだ。
スニーカーの代表的な立ち位置にあるコンバースオールスターは、言うまでもなく定番的な存在なのだ。
スウェットパンツ
スウェットパンツとオールスターの組み合わせも個人的に好きな系統、この場合はハイカットレザーが大人っぽい。
ただ単純に何も考えず合わせてしまうと、スポーティになりすぎる。
そんな時は、少しチャコールグレーなタイトスウェットパンツが効果的だ。
ブラックのオールスターハイカットレザーをコーデの中心に置き、全体を構成するようにしよう。
スウェットというある種ユルいアイテムだからこそ、レザーのオールスターがユルさを補ってくれる。
想像しているよりも、一段上質な抜け感が演出できる。リラックスアイテムを組み合わせて使う効果が具体的に分かるはずだ。
ダメージジーンズ
コンバースとデニムの相性は、私が何か言うまでもなく普遍的な組み合わせのもの。
古き良きアメリカを感じさせてくれるその装いは 、シンプル過ぎるがゆえに差を付けにくい。
個人的にはハイカットよりも、ローカットを合わせたいところ。これは特に理由があるわけではない。
シンプル過ぎるデニムは、そのままでは違いを生まないため、少しダメージ加工等を施したものを選定しよう。
あまりに加工が激しいものは、大人が履くにはちと難しい面もある。
とはいえ、シンプルな足元との対比としてダメージデニムは効果的なのは間違いない。
ほどほどなものを合わせてコンバースで中和するのがベストだが、ある程度加工が激しくてもバランスは取れる。
オールスターのように、シンプル過ぎるアイテムは、他でアジャストさせて差別化するのにもってこいなのさ。
ショートパンツ
ショートパンツに合わせるべきは、やはりローカットに限る。
ハイカットだと変なバランスになるから、私は終始ローカットしかコーデしない。
当然活躍するのは夏場に限られるゆえ、カラーはホワイトが重宝するのは言うまでもない。
もちろん合わせるショートパンツのカラーによっては黒でもOK。
合わせるパンツがショートパンツだけに、夏のコーディネートが中心になる。
その辺を考慮するのであれば、ネイビーのショートパンツにホワイトのコンバースオールスターローカットがベスト。
この辺は色々と試しながら、自分のスタイルに落とし込んでもらえればと思う。
スキニー+ロールアップ
合わせるパンツがスキニーやスリムストレートだった場合、ロールアップは最も有効なハイカットオールスターの活用法。
ブラックデニムにブラックのコンバースは、ダークトーンでまとめた大人っぽいコーディネートの代表例。
ローカットを合わせてしまうと、くるぶし辺りが丸見えなため少し心許ない印象になってしまう。
ロールアップパンツにローカットがNGなわけではないが、個人的にはハイカットの方がしっくりくるかな。
まとめ
コンバースオールスターのハイカット、ローカットの合わせ方についてお伝えした。
スニーカーの中でも、定番中の定番なので確実に一足持っておくことをオススメする。
なにはなくともコーディネートを考えた際に、あまり深く考えることなくおしゃれに見せることができる。
ハイカットとローカットで合わせやすさの違いはあるものの、個人的には両方持っておくのがベストと思う。
何よりも価格がこなれているので、それほど出費がかさむものでもない。
ハイカット、ローカットの両方を素材違いや色違いで持つことをおすすめして終わることにしよう。
ジャックパーセルが気になる人は?
コンバースのオールスターは不朽の名作なのは間違いない。
とはいえ、まわりと被るのが嫌という意見も多いのが事実。
そんなあなたにおすすめなのが、コンバースのジャックパーセル。
オールスターと違う点と言えば、トウの「スマイル」部分とヒールの「ヒゲ」
アイコンのスターマークは無いものの、その方がシンプルで使い回しが利くと感じる人も多い。
気になる方は、以下記事も合わせてお読みいただければ、選択肢が広がるというもの。
どちらも定番中の定番という位置付けなのは変わらないが、デザインで少しポイントがほしい人にはおすすめできると思う。