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男性のファッションは難しいのか?
女性に比べれば大分簡単な気がするけど。
男性のファッションが難しいと感じる方は、以下のようなことを気にしているのかな?
・急におしゃれをすると浮いてしまう
・おしゃれしたくても、情報が少ない(年齢的に合う雑誌やメディアが少ない)
・女性に比べて洋服の選択肢が少ない
・参考にしたい身近な人が存在しない
・おしゃれなお店に行くのは気が引ける
・そもそも洋服の単価が高い
取り上げていけばキリがないが、集約するとこんなところかもしれないね。
男性のファッションが難しいと思われる理由について、それぞれの項目をひとつひとつ見ていくことにしよう。
男性のファッションは難しいのか?
先程取り上げた男性のファッションで難しいと感じてしまうポイントについて、具体的に内容を見ていくことにする。
急におしゃれをすると浮いてしまう
周りの目を気にすることはないんだけどね。
急におしゃれに目覚めて雰囲気が変わったら、そりゃぁ周りの見る目は変わるでしょうね。
「なんか最近あいつ生意気になってきたな」
「色気づきやがって」
「彼女でもできたの?」
そんなことを影で思われてるかもしれない。
私もおしゃれに目覚めたとき、周りで同様のショップに行く人は誰もいなかった。
そんなことはおかまいなく、服に目覚めてしまったもんだからそのことだけを考えていたね。
周りから浮いてしまおうが、そんなものは関係ないし。
でも、いつからかその経験は周りに波及効果をもたらし、友人達も私に感化されて変わっていったよ。
自分が周りに影響を与える存在になったことを、どう受け止めるかだね。
快くない反応も当然あるが、それ以上に新しい好奇心を満たす行動は、あなたの今後に確実に活かされるポイントになると思うけど。
おしゃれしたくても、情報が少ない
雑誌等のメディアが取り上げるメンズファッションは、比較的若者向けのものが多いのは確かなこと。
それでも、昔に比べれば沢山の大人向けメディアが誕生してるのは間違いない。
私は読むことがないが、オーシャンズやレオンなんかがその代表格的なメディアだね。
高額な商品ばかり取り扱ってるから、自分は対象じゃないと決めつけない方が良い。
今のトレンドに乗っかったものをメインに取り上げてはいるものの、基本は昔の焼き直しがほとんど。
定番の着こなしというのは永遠のものだし、何年経とうが変わらないものは変わらない。
しかも昔はインターネットなんて存在しなかったし、情報量だけで比較したら1000分の1以下だったと思う。
メディアだけで判断してたら本質を掴めないよ。
だからアクティビスタでは、お店に行って直に商品に触れることを推奨している。
実際にモノを取ってみないと、質感なんて分からないだろうし画像から読み取れるものなんてごく僅かな情報でしかない。
男性のファッションが難しいんじゃなくて、単純に調査不足だと思うけどね。
女性に比べて洋服の選択肢が少ない
男性のファッションが難しいと感じるのは、そもそも洋服の選択肢が少ないことも影響していると思う。
レディースであれば、ボトムスを取り上げてみるだけでもスカートやキュロット、ちょっと前ならガウチョパンツやスカーチョなんてものまである。
プリーツを使ったものや、ロング丈などのデザインを含めたら選択肢はほぼ無限。
シューズはヒールもあれば、パンプスもあり、コーデの幅で言えば男性は勝てないのが明らか。
むしろアイテムが多すぎて、自分に似合うものを見つける事自体が大変だと感じるけどね。
それに比べてメンズはアウター、インナー、パンツにシューズと簡単じゃん。
それでも、この組み合わせ次第でいくらでも見せ方は変わってくる。
選択肢が少ないことは悪いことではなく、その分一つ一つの洋服の質にこだわることだってできるしおしゃれになれるハードルも低い。
悪い部分にフォーカスするのではなく、メリットを存分に活かす方向で考えた方が健全だ。
参考にしたい身近な人が存在しない
さっきの浮いてしまうという話に通じる部分になるが、身近に存在しないからおしゃれになれない訳ではない。
今の時代、調べようと思えば情報はいくらでもあるだろうし、お店だって昔よりは大幅に増えている。
街を歩けば参考になるような、おしゃれな人はごまんといるし、身近である必要もないわけだ。
男性のファッションが難しいというよりも、自分の視点が狭まっていることが原因なのでは?
周りに一人もいないことが無いとはいわないが、最低一人はファッションに明るい人間が存在すると思うけど。
単純に顔見知り程度の存在だからかもしれないが、自分からコンタクトすれば良いだけの話。
本当にファッションに興味があったら、普通に話しかければ良いだけなんだけどな。
おしゃれだと認めてるわけだから、相手だって嫌な思いはしないでしょ?
おしゃれなお店に行くのは気が引ける
ここはハードルが高いと感じる人も多いと思う。
私も最初は場違いなところにいると思い、中々お店に入ることができなかった。
おしゃれな友人がいれば、連れて行ってもらえば済むことだけど、そうでないとちょっと気が引ける。
でも、そんなのは最初の一回だけだよ。
あなたが自分を変えたいと思ってメンズファッションに興味を持ったのかは分からない。
でも好奇心を刺激されたから、おしゃれになりたいと思ったわけでしょ?
普通のセレクトショップであれば、あなたを見下すようなことはないだろうし、素直に相談すれば真摯に対応してくれる店員も多い。
少しの勇気で今後の未来が変わるんであれば、一歩を踏み出さないのはあまりにも勿体無い。
だって、ちょっとのことが原因で人間は変わるんだからさ。
そもそも洋服の単価が高い
男性のファッションが難しいのは、そもそも流通量が少ないから洋服の単価が高いこと。
でも、本当にそうだろうか?
普通に無印やGAPに行けば、そこそこのものが手に入るだろうし、取っ掛かりとしては十分にワードローブを揃えることはできると思う。
メディアに取り上げられる洋服は、確かに単価が高いものが多い。
高い割に品質が良くないものも多いから、何が違うのか分からないなんて悩みにもつながる。
だから私は、少しでも自分が使ったもので良かったものはおすすめしているわけだ。
洋服の価格をどう解釈するか。
毎年定番で5年着れるものが20,000円だったとして、トレンドで1年しか着れないものが5,000円だったら、20,000円のものの方がトータルで見たら安いわけだ。
家電でも何でもそうだけど、買ったものが何年使えるのか、そこを踏まえて考えればそれほど高いものばかりということもないと思うけど。
まずは紹介したものを、いくつか手にとって見てみることだ。
そこから自分の価値観にあったものを選べば、価格との折り合いも付くだろうし自然と相場観も磨かれる。
まとめ
男性のファッションが難しいという問題について、自分なりに回答を出してみた。
昔に比べ情報自体が多すぎて、今の時代の方が不自由なのかもしれない。
選択肢が多ければ多いほど、決められない人が多くなる。
だから商品のレビューなんかが頼りになるわけだが、ファッションでレビューを参考にするのも何だかね。
サイズ感は参考になるかもしれないけど、それ以外はあまり価値がないと思う。
結局は自分の体験を通してでしか価値なんて生まれるわけないんだから、まずは頭で考えないで実際に商品を見てみよう。
必ず新しい気づきがあるはずだから。