ファッションは流行を追うことじゃない?おしゃれとの違い

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ファッションとは流行を追うことなのか?

 

・最近流行りのファッションを教えてほしい

・今年は何色が流行るのか?

・流行りのファッションブランドは?

 

言葉の意味としてファッションは『流行』という意味が含まれてるから、ある意味においては間違いではないだろう。

だからと言って、流行っていたら何でも良いわけではないと思う。

 

所詮、最近の流行りなんてのは、作られたもので生み出されたものは限りなく少ない。

 

ファッション = 流行

 

なのは間違いないんだけど、おしゃれとは話が別ということを理解してほしい。

なぜなら、くそダサい花柄のモンペが流行ったら、それを履く人すべてが◯ということになってしまう。

 

ファッションという言葉が曖昧だから、人によって解釈が違うのかもしれない。

 

ということで、本日はファッションと流行の関係について話をしよう。

 

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ファッションとは流行りを追うことではない

ファッションとは?

ある時点において広く行われているスタイルや風習のことである。特に、人々の間で流行している服装を指すが、装いに関係する装身具、美容(理容、髪型、化粧)、香水などもファッションの範疇である。さらに広義には音楽などの文化やライフスタイルまでをも包括しうる。 by Wikipedia

『おしゃれ』の語源を調べると、ある人が今までにない最新のもの、もしくは好意的に受け入れられるものを取り入れているかどうかを指す言葉。

 

著名芸能人・人気モデルが今までの既成概念を覆す服装をしたときに、他の人々がそれを真似し始める。

そこからファッションの流行が始まるわけだ。

 

今までであれば、このステータスのある人々は著名人に限られていたが、最近はSNSが普及したことで一般人からも影響力を持つ人が現れている。

それがインフルエンサーなわけだが・・・

 

『ファッション』 = 『おしゃれ』じゃない

 

『ファッション』

 

この言葉には『流行』という意味合いの他に、『おしゃれ』という意味が内包されてしまったように感じる。

 

ファッション = おしゃれ

 

???

 

いくらステータスのある著名人が、流行りのファッションをしていたとしても、

流行に敏感だからおしゃれ、最新のブランドを取り入れてるからおしゃれ、人と違う格好だからおしゃれ・・・

 

ということにはならない。

ファッションという言葉が一人歩きしてしまい、勝手に脳内変換されているような気がする。

 

流行りに乗ることは、別におしゃれとは何も関係無いでしょ。

 

一昨年くらい前から流行りだしたワイドパンツだって、それを着る人が似合っていなかったら別におしゃれにはならないだろうし。

いくら流行だからといって、何も考えずにそのまま取り入れるのはただの間抜けでしかない。

 

最近流行っているオーバーサイズの洋服だって同じこと。

まずはファッションとして成立しているか、要はその流行服が自分に似合っているかを客観視して見極めなければならない。

 

流行を自分のフィルターにかける

 

先程取り上げたオーバーサイズのコートが流行っているが、それを例に話をしようか。

ファッション的には、流行のものなので時勢には合うものの、自分フィルターにかけてみたときにどうなのか?

 

・低身長な自分に本当に似合うのだろうか?

・今年は流行ってるけど、来年はもう着れない可能性もある?

・というよりも、そもそもダサくないか?これ・・・

 

自分フィルターをかけて心の声に耳を澄まそう。

 

この時点で答えは分かっているようなものだ。いくらファッション的に流行りだろうが、心の声を無視してはいけない。

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流行を追うとその他大勢の仲間入り

 

流行を追うということは、つまり大多数の仲間入りを果たすことにつながる。

ファッション中級者ともなると、他人とどれだけ差別化できるかがポイントだったりもするわけだ。

 

そんな中、流行を追ってしまうと、本来の目的とは逆ベクトルへ進むことになってしまう。

 

「他人と一緒は嫌だ!」

 

声高に叫んでおきながら、やってることは流行り物を追いかけてたりする。

 

考えと行動が逆行してるから、その溝は永遠に埋まることがない。

気付いていないだけで、意外とそういう人は多いんだな。

 

流行とは作られるもの

 

ファッションにおける流行とは、作られたものだ。

メディアや雑誌を鵜呑みにしてると、お金がいくらあっても足りない状態を招くだけ。

 

『今年はライダースがやばい!』

『流行りの高級ダウンブランド7選!』

『モテ度3割増し!イタリアの伊達男も愛用の美脚デニムブランド』

 

物を売る側は、あの手この手であなたの心の隙間に入ってくる。

毎年同じものを販売していたら、当然売上は一定以上伸びないし、新しい需要を喚起する必要がでる。

 

だから、販売者は多額の広告費をかけてアピールしてくるわけだ。

 

ファッションは流行に左右されず、自分に似合うものを上手く取り入れていくことでおしゃれになれる。

流行はあくまで流行なので、それを取り入れなければいけないわけではない。

 

流行を取り入れた奴がファッショニスタな訳でもなく、おしゃれなわけでもない。

自分に似合うものを知り、それをコーディネートで反映することができる奴こそが真の洒落者なのだ。

 

まとめ

 

ファッションは、流行を取り入れることすべてが良いというわけではない。

なぜ、ファッションを気にかけるのかと言えば、服装によって印象が大きく左右されるから。

 

でも、最新ファッションを取り入れたとしても、それがおしゃれとイコールになるとは限らない。

あくまで、あなたに似合っていた場合に限り、おしゃれと判断されるわけだ。

 

なので結論は、流行は把握しつつも自分に似合うものを見定める目を養うこと。

これに尽きる。

 

流行ばかりに気を取られずに、自分の型を作って日々のファッションを楽しんでほしい。

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