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アクネジーンズは、北欧スウェーデン発のAcne Studiosが取り扱う高級デニムブランド。
スウェーデンというとヌーディジーンズが有名だと思うが、アクネジーンズの評判もすこぶる高い。
Acne Studiosの取扱は、デニムだけではなくウェア全般、インテリア、マガジン等幅広い。
デニムマニアの私が思うアクネジーンズの中核価値は、穿き心地の快適さ。
はっきり言って、ナンバーワンと言えるかもしれない。
・アクネジーンズがなぜ穿き心地が良いのか?
・かなり細身な感じだけど、私のようなぽっちゃりなメンズでも穿けるの?
・サイズ感てどんな感じ?
この辺の問に対して答えを返していこうと思う。
アクネジーンズが快適すぎで他のが穿けない!
デザインとディテールへの配慮の共存というヨハンソンの特徴を色濃く映し、丁寧な縫製を重視しつつ様々な材料や独自開発の素材を使用しています。ACNE STUDIOS HP
アクネジーンズがおそろしく穿き心地が良い理由は、ホームページに記載されている通り『丁寧な縫製』『様々な材料』『独自開発の素材』の3点がポイントなんだと思う。
快適さを裏付ける要素として、上記3つがあることを頭に入れつつ読み進めていただければと思う。
丁寧な縫製
アクネジーンズはディティールに凝るというよりは、シンプルなデザインと品質が高さが売りなんだと思う。
『丁寧な縫製』というキーワードは、アクネジーンズの穿き心地を支える屋台骨の役割を果たす部分。
かなりヘビーに穿きまくった時期もあったが、特段ほつれなどが確認できたところは一つもない。
Kanye west(カニエ・ウエスト)も愛用しているのが頷ける、スタイリッシュなだけではない物自体の品質の高さが確認できる。
本デニムはアルバニア製と記載があるが、それが縫製に影響があるのかは定かではない。
様々な材料
アクネジーンズは様々な材料を使い、デニムを作っているようだ。
品質表示タグを見てみると、コットン98%・ポリウレタン2%の記載が確認できる。
ここだけを見ると、他のデニムブランドとの違いは確認できない。
一般的なスリム・スキニージーンズの素材に使われるのはコットンとポリウレタン。
ここの配合比率が多少違うにせよ、材料の構成要素は同様のものだ。
独自開発の素材
阪急阪神百貨店のタグをめくると、詳細な材料表記が英語で書かれている。
BAUMWOLLE(バウムヴォレ)とは木綿(コットン)を指しており、ELASTAN(エラスチン)はポリウレタンを指している。
使われる材料は、一般的なデニムと同様とはいうものの、この不思議な生地感は明らかに他のブランドとは違うことが分かる。
この材料の詳細は企業秘密なのかもしれないが、使われる材料が穿き心地の快適さに影響しているのは間違いない。
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アクネジーンズは大人向け
アクネジーンズのシルエットが秀逸なのは言うまでもない。
そもそも、最低価格帯が3万円弱という高価格。
これでショボイシルエットだったら誰も買わないしね。
素晴らしいのは、上記に取り上げた穿き心地の良さだけではなく、その大人顔負けの表情。
モデルによって、ある程度違いがあるとは思うが全体的に質感は高い。
今回紹介したアクネジーンズのモデルは『vega zen crispy』というモデルになるのだが、青味が他のブランドにはない独特の雰囲気に仕上がっている。
遠目で見る分には詳細な生地感がわからないと思うが、リジットを軽く仕上げたような風合いはシャープで穿き心地もソフト。
スタイリッシュという言葉を、あまり使いたくはない私だが適切な言葉はそこのような気がする。
アクネジーンズは大人が穿くことで魅力が最大限に活かされる。
ある程度デニムの数をこなしてきた大人だからこそ、アクネジーンズの良さが見えてくるようにも思える。
アクネジーンズのサイズ感
アクネジーンズのサイズ感については、少し細身の部類に入る。
私は通常30インチを履いてるわけだが、31インチでないと入らない。
レングスのサイズ展開も32からなので、ロールアップするか丈詰めしないとピタリとこないね。
あまりレングスをカットするのも嫌なので、本モデルはロールアップして穿くようにしている。
2017年に渋谷にオープンした『アクネ ストゥディオズ ブロコンスト』には、レングス展開が30から用意されている。
本当に第二の皮膚のような穿き心地に、大人向けデニムおすすめ記事にアクネジーンズを追加することにした。
私の持っているモデルは、現在廃盤となってしまったが後継に当たるものも存在するんだろうが良く分からない。
現在展開のあるモデルで私のものとシルエットが近いのは、一番人気の『MAX』なんだと思う。
この辺は、次回お店に行った時に店員さんに確認しようと思う。
まとめ
上質な生地感と、ストレスのない穿き心地を叶えてくれる大人のデニム。
それがアクネジーンズの存在価値であり、明確な中核価値なんだと感じた。
シルエットが美しいデニムは、他のブランドでもあるだろう。
でも、穿き心地の良さはブランドによって大きく異なる。
着心地の良さって定義しずらい部分でもあるため、ここは体型によっても個人差の生まれるところ。
その点を差し引いても、一度脚を通してもらいたい快適なジーンズ。
アクネジーンズが一本あれば、きっとあなたのコーディネートに大きなポイントをもたらす一着となるはずだ。