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エアフォース1ウィートを見ると、昔の上司を思い出す。
ティンバーランドのイエローブーツをこよなく愛し、仕事中は常に厳しく怒鳴られることも多々あったが、性根は優しい人だった。
そんな想い出が甦る中、去年末にふと買ってしまったエアフォース1ウィートをレビューする。
定番人気のホワイトや、ブラックカラーに飽きてしまった人。
もしくは、秋冬を見越して購入予定の人は参考にできる部分も多いはずだ。
エアフォース1ウィートをレビュー!ハートウォームなデザインが秋冬に最適
買い立ての時点でエアフォース1ウィートのレビューをすれば良かったのに、結局GW手前のこの時期になってしまった。
2020年10月に購入したときは、そのまま秋冬に履くのが目的だった。
【エアフォース1ウィート】 製品概要
PRODUCT:NIKE AIR FORCE 1 ’07 WB
COLOR:FLAX/WHEAT-GUM LIGHT BROWN-BLACK
MODEL:CJ9179-200
SIZE:8 1/2
PRICE:¥15,400
エアフォース1ウィートはクラフト同様に高価格。
高くても、その裏付けになる価値が見いだせれば何も問題ない。
【エアフォース1ウィート】 特徴は色と素材
WHEAT(ウィート)とは「小麦」を意味している通り、エアフォース1ウィート最大の価値はその色と素材にある。
ライトブラウン単色のワントーンカラーで統一されている。
アッパー素材はスエードを贅沢に使い、通常のレザーの質感とは異なりしなやかな手触りと高級感の醸成に寄与している。
温かみを感じさせるナチュラルなカラーだからか、ハートウォームな気分にさせてくれる。
どことなくカントリーな雰囲気が、冒頭の想い出を呼び覚ます要因の一つだったのかもしれない。
毎年リリースされる定番アイテムかと思いきや、出ない年もあり買いたい時に手に入れておくのがベスト。
細かいディティール違いはあっても、そこまで大きくは変わらないのだから。
【エアフォース1ウィート】 コーディネートはデニムが鉄板
ナチュラルカラーのエアフォース1ウィートは、秋冬のコーディネートを考える上でさりげないインパクトを与えてくれる。
エアフォース1の人気色であるホワイト、ブラックとはまた違うウィートの独自性が発揮される。
その中でも、デニムとエアフォース1ウィートの相性はすこぶる良い。
ティバーランドのイエローブーツだと少し男臭くなりすぎてしまうところを、エアフォース1ウィートに替えることでだいぶ大人っぽいコーディネートに。
ホワイトやブラックでは出せない「カジュアルなんだけど上品な感じ」がウィートに替えることによってうまく引き出せているのだと思う。
【エアフォース1ウィート】 評価・欠点
エアフォース1ウィートに弱点があるとすれば、それは『汚れ』『シワ』の2点
私はあまり履きジワができるのが本当に嫌いなので、ノーマルのエアフォース1を選ぶ際にもシボだったりオーストリッチを選んできた。
このエアフォース1ウィートに関しては、間違いなく履いていく経年変化で履きジワは目立ってしまう。
素材によるところなので、いたしかたないのだが欠点を挙げるとすればそこにある。
ホワイトと同様にウィートに関しても、汚れにはめっぽう弱い。
スエードは汚れることで、見た目がだいぶみすぼらしくなる。
素材の宿命ではあるものの、いかに大切に履き、メンテナンスをできるかが大人の流儀になりそうだ。
【エアフォース1ウィート】 まとめ
エアフォース1ウィートを簡単にレビューさせていただいた。
この色と素材ならではの『価値』が確実にあって、それが毎年完売してしまう理由なんだと思う。
若い人よりも確実に我々世代が履く方が似合うカラーだと思うので、久しぶりにエアフォース1を検討している人は是非検討してみてほしい。
大人のカジュアルを一段上に引き上げてくれるアイテムだ。
エアフォース1 ホワイト・ブラックに関して
エアフォース1のホワイトとブラックについては上記でまとめている。
合わせてお読みいただきたい。