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好きな服を着ることが、一番自分を輝かせることになる。
これは正解でもあり、不正解でもある。
自分が好きな服が似合う服とイコールであれば、何も問題は起こらない。問題になるのは自分の好きな服が似合わなかったとき。
似合わないのは分かりつつ、好きな服を着ると覚悟を決めるのか?
それとも、好きな服を着ることを諦め、自分に似合う服を選ぶのか?
ここをうまくさじ加減ができれば良いのだが、なかなかそうもいかないのが現実問題。私も同様のケースで悩んだ身なので、経験則から持論をまとめてみた。
好きな服が似合わなかったときの対処法
結論から先に述べると、私は好きな服と似合う服はイコールの関係にある。
正確に言えば、色々な系統の服装を試していった結果として、似合う系統を見出したわけだ。
一番始めに興味を持ったモード系の服装から始まり、ストリート、スケーター、HIPHOP、きれい目、という感じで好きな服は変わっていく。
これは年代にもよるのかもしれないが、自分が興味のあるものや好きなものは変化していくのが普通なんだよ。
最終的に今の服装は、きれいめにまとめたシンプルなカジュアルコーデ。自分の身体にフィットする感覚を最重視したスタイルに落ち着いている。
好きな服を着る
好きな服を着続けることのメリットは、自分にウソを付かないということ。
要は好きな服を着ることで、後々大人になっても後悔しないんじゃないかな。
自分が何かしらの影響を受け、その時の感性のおもむくままに選んだ服を身に付けることは、何ものにも代え難い満足感を得ることができる。
周りからは「似合わない」「違う系統の方が良い」なんて言葉を浴びることもあるかもしれない。
そんな外野の意見など取り入れずに、自分の勝手気ままに好きな服を着られることは幸せなことだ。
大概ファッションなんて他人あってのところが大きいため、どうしても人の意見を気にしてしまうもの。
似合わないなんて言われたら正直ショックだし、それがお気に入りの服装であれば尚更、立ち直ることができないかもしれない。
でも、好きな服を着ることができる時間は限られている。
社会人になったら、ほとんど70%くらいのひとはスーツを着用しなければならないし、働きに出ることで価値観が変わり、ファッションの優先順位が下がる可能性もある。
その時に「好きな服を着ることができなかった」と後悔しないだろうか?
似合う服を着る
好きな服を着ない。
自分に似合う服だけを取り入れていった場合、心の奥底には「本当はこんな格好をしたいんじゃない」って思いが隠されてるケースがある。
周りを気にしすぎるあまり、自分の好きな服をきるのではなく自分に似合う系統の服で無難にまとめる。
確かに外見的に見た時にフィットしてるように見えるかもしれないが、あなたは永遠に満足することは無いだろう。だって、自分の好きな服装じゃないんだもん。
単純に周りの意見に流されてはいやしないだろうか?
・あなたの好きな子が着てるブランドだから?
・否定的な意見を言われるのが怖いから?
・親に勘当されちゃう?
色々な背景があるかもしれない。でも、好きな服を着ることができる時間はある程度限られていることを理解しておくことだ。
社会人になればTPOっちゅうもんがあって、その場その場に相応しい服装をしなければいけないし、色々と制約が出てくる。
好きな服を着ることを我慢しているうちに、何が好きだったのかすら分からなくなってくることだってあるんだよ。
折衷案
好きな服を着ることを諦めず、似合う服とミックスできないか考えてみるのはどうだろう?
折衷案で難しいのは、系統がある程度似ているものであればそれほどコーデに違和感は生まれないが、かけ離れすぎるとアンバランスになってしまうこと。
『このブランドとこのブランドは合わないよ、まったく系統が違うから』
なんて言ってくる輩も現れるが、そんな奴の意見なんて何も気にすることはない。自分で意味の無いルールを作ること自体がナンセンスだと思うし。
色々な組み合わせにチャレンジすること自体は、勉強にもなるし大いに意味のある行動だと思う。
まとめ
私は自分の好きな服を着ることをおすすめする。
似合わないと言われた時に、どこが似合わないポイントだったのか考えてみればいいさ。そのうち、自分が好きだったものが変化することもあるのだから。
自分が好きな服を着ることで満足感と、不満足感の両方を感じることがあるかもしれない。
好きだけど似合わない。この状態をいつまで自分の心が受け止めきれるか、そのうち『なんだか違和感しかないな』と感じて執着心が消えてしまうこともある。
なんでこんなに好きだったのか?
人間の感情なんて本当にいい加減なものだ。好きな服を着続けることでフィルターが掛かった状態から抜け出すことにもつながるわけだ。
自分の好きなものは変化する。
この事実を受け入れて、日々チャレンジしていく自分の精神を失わないでほしい。