顔が大きいと服が似合わない|最大の悩みをバランスでカバー

この記事は約 17 分で読めます。

 

顔が大きいと洋服が似合わない。

 

これは確かにメンズファッションにおいては真理をついており、コーディネートの仕方を間違えるとえらい目に遭う。

相当不利な状況と言えるだろう。

 

「背が高い」・「足が長い」などのアドバンテージがあればまだ救われるかもしれないが、

低身長・短足なんて要素が重なると、いよいよもって厳しいとしか言いようがない。

 

でも、ここで諦めたらこれからの人生を棒に振るだけだ。

 

『おれは顔が大きいから何やってもダメだ・・・』

 

思考回路は勝手に脳内変換して、

あなたをより悪い方向へ進ませる。

 

何かにつけ失敗する度に、関係ない顔の大きさのせいにしてしまう。

 

自分の顔の大きさにフォーカスしたところで何も生まれるものはない。

 

顔が大きいという事実に目を背けず、

じゃーどーすればそれを緩和することができるのかを考える。

 

脳ミソに汗かいて、自分の似合うスタイルを築き上げるしか方法はない。

顔が大きいという『メンズファッションの中でも最大の悩み』とも言える要素について、軽減するための方法を8つ紹介しよう。

 

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顔が大きいメンズが注意するべきポイント8つ

顔が大きい人はその悩みが深いだけに、

少しでもそのポイントを回避しようとする傾向が強い。

 

まずはその顔の大きさを強調しないために、

必要なポイントになる部分を8つ取り上げよう。

 

首周りは最大のポイント

 

タートルネックなんて着たらダメだよ。

 

私も顔が大きい悩みを持つ人間だけに、いくつもの失敗を重ねている。

タートルネックはまさにその象徴とも呼べるアイテムで、小顔な奴じゃないと似合わない。

 

ネックのボリューム感が、顔の大きさを強調してしまうだけ。

 

顔の大きさをカモフラージュするポイントは、ネック周りにあるんだ。

首周りはある程度開いているものを選択することで、顔の大きさを強調してしまうことを回避することができる。

 

VネックやUネックを合わせて、首周りにスペースを作ろう。

 

だからといって、これもやりすぎは厳禁。

あまりにもビロロローーンと広がったVネック・Uネックは、さらに顔を大きく見せてしまう逆効果を生む。

 

ファッションとは、すべてにおいてバランスを見ることの大切さを憶えておいてほしい。

 

着丈

 

トップスの着丈長さも、顔の大きさに関係がある。

 

顔が大きい人が勘違いしてしまうのは、

Tシャツを長めにすることで、トップスのバランスを調整しようと思ってしまうこと。

 

おしりが隠れてしまうほど着丈の長いTシャツを着たときに、トップとボトムの比率を見たら明らかに顔が際立ってしまうことになる。

 

着丈はベルトが隠れるくらいのものを合わせて、

全体のバランスを考える方が先決だ。

 

顔の大きさだけに注意が行き過ぎると、

トータルコーデで見た際に確実にバランスを失う。

 

トータルで考える癖をつける、

他のアイテムとのバランスが何よりも一番重要な要素と知るべし。

 

カモフラージュしたいからと本質を見逃しては、

本末転倒な結果にしかならない。

 

重ね着

 

レイヤードテクニックが、

顔の大きさをカバーしてくれることを多くの人は知らない。

 

Tシャツは一枚で着こなすのではなく、

重ね着するだけで周りから見える印象は全く別物になる。

 

これはTシャツに限定している話ではないので、色々と応用してみてほしい。

重ね着によるチョイ見せが人の視覚に与えるメリットは、あなたが想像する以上に効果的なのだ。

 

トップスを重ねることで、

上半身のボリュームが若干増す。

 

ただそれだけのことで見え方は全く変わるのだ。

この辺の合わせ技を使いこなせるようになれば、

あなたはすでにファッション中級者の地位にまで登りつめたと考えて良い。

 

レイヤードテクとは少し異なるが、

ラグランスリーブのものでカモフラージュさせることも可能だ。

 

パンツはジャストサイズ

 

パンツはジャストサイズのものを選ぶようにする。

 

あなたの身長が高いのであれば、

少し大きめのサイズを着ても許されるが、170cm以下なのであればパンツはジャストサイズを合わせること。

 

アクティビスタで提唱するシルエットは、

基本的にジャストサイズに重きを置いている。

 

これは永遠不変のコーデという側面もあるが、それだけが理由ではない。

 

万人に一番似合うシルエットが、

結局のところジャストサイズに行き着くんだよ。

 

顔が大きい人も例外じゃない。

基本のバランスを崩してしまうことは、結果としてバランスの悪さしか生まない。

 

法則に逆らってはいけないのだ。

 

基本的にわたり幅と裾幅のバランスが非常に大事で、極端なスキニーは避けよう。

 

足首がキュっとすぼまることで、顔の大きさをより強調してしまう結果になるだけ。

裾幅は17cmくらいが限度と思ってパンツ選びをしてほしい。

 

シューズのボリューム

 

シューズのボリュームにも気を付ける。

 

あまりにスッキリし過ぎるとボトムバランスが悪くなる。

 

シューズとパンツのサイズ感が一番重要なポイントと言っても過言ではない。

そして、このシューズとパンツのバランスを取ることが一番難しい。

 

私がおすすめしたいシューズとして、

毎度取り上げさせていただいているのがデザートブーツになる。

 

デザートブーツは、そんな難しいサイズバランスに正解をもたらしてくれる希少なアイテム。

 

これは是非ともコーデに取り入れてもらいたい。

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デザートブーツがどんなものなのかは、以下記事で紹介しているので合わせてお読みいただければ幸いだ。

>>デザートブーツはコーデに必須な一足!着回しも抜群な最強靴

 

顔が大きい人が身に付けたらNGなアイテム

 

顔が大きいだけで、

着るものに制限ができるなんて・・・

 

少しげんなりしてしまう人もいるかもしれない。

親を恨みそうになるが、何の解決にもならないので建設的に物事を考えよう。

 

このポイントを理解することで、

無駄な思考を巡らす時間を減らすことができるし、そもそもお金を掛ける必要もなくなる。

 

顔が大きいということで、はじめから見切りを付けられる。

悲観することよりも、似合わないものを取り入れないことに意識を向けるんだ。

 

ハット

 

顔が大きい人がハットを被る際に注意が必要なのは、浅めに被らないこと。

 

この際、被ること自体をやめた方が良いかな。

余計なことを考えるよりも、自分には似合わないんだという諦めも必要だ。

 

特にベースボールキャップやニット帽は、

大怪我することが確実なアイテムだけに小物エリアに入った時には特に注意するように。

 

ハットは本当に難しい。

 

ラペル幅の狭いテーラードジャケット

 

テーラードジャケットのラペル幅は、

顔の大きさの印象を大きく左右するパート。

 

ラペル幅の狭いものを選んでしまうと、

顔の大きさが強調されるため選んではいけない。

 

タイトなスーツやジャケットは、

比較的ラペル幅も狭めのものが多い。

 

羽織ったときのイメージに違和感を感じる時は、このラペル幅が影響していることが多いと感じる。

ちょっと前はラペル幅の細いものが主流だったが、最近になってワイドラペルのものが主流となってきている。

 

顔が大きい人にとっては良い流れがきていると思うよ。

 

襟の小さいシャツ

 

小さい襟のシャツは顔の大きさを強調するだけだからやめておいた方が良い。

 

ブランドによって、襟の作りは特徴があることが多く、あまりに小さいものは避けるほうが無難。

襟の高さはある程度高めのものをチョイスして、首周りのバランスを取ろう。

 

万能に使えるものとしては、ポロシャツなんかは相性が良い。

適度に胸元が開けてきることができるし、襟がポイントになるしね。

 

ポロシャツについては以下記事で詳細をお伝えしているので、合わせてお読みいただきたい。

>>ポロシャツのコーデの仕方でメンズが変わる|着こなし5選!

 

タートルネック

 

首周りの話で取り上げたが、

タートルネックは小顔な人が着てこそ映えるアイテムだ。

 

顔が大きい人がタートルネックを合わせると、見るも無残な状態になってしまう。

 

首周りはすっきりさせること、ここを見誤ってはいけないのだ。

 

顔が大きいメンズにとって、

絶対に合わせてはいけない禁断のアイテムなのがタートルネックのトップスなのだ。

 

クルーネックTシャツ

 

首元が詰まったクルーネックも顔の大きさを強調するだけ。

 

これがニットであれば、まだ着こなせる余地はある。

アームのボリューム感が、上半身の全体バランスを最適化してくれる。

 

クルーネックを選ぶ時、要は薄着のTシャツなどのアイテムを着用する場合、Vネックを取り入れることを忘れないように。

◯かVの違いでしか無いのだが、その差は歴然とした形で表れる。

 

顔が大きい人は服を合わせる時に、

細心に細心の注意を重ねて、細部を確認して選ぶことを念頭に置いておこう。

 

マフラー

 

タートルネックの話で取り上げたように、

首周りに影響を与えるアイテムを選ぶ時には細心の注意が必要になる。

 

マフラーで首周りにボリューム感を出してしまうと、デコルテラインが消えることで、顔の大きさだけがクローズアップされてしまう。

極寒の寒さの中、マフラーほど暖かさを感じさせるアイテムが無いだけに、非常に痛いところではあるが気合いで乗り切ることを強く勧める。

 

首周りにボリュームをもたせると、

顔の輪郭がハッキリしてしまうので注意してね。

 

ダウンベスト(フード有り)

 

フード有りのダウンベストはおすすめしない。

顔サイズが普通だったら変に見えることはないんだけど、顔が大きい人はそれを強調してしまうだけだ。

 

ポイントになるフードが逆効果になるパターン。

 

特に痩せてる人は、上半身のボリューム比率がおかしくなる(袖がないからね)分、さらに悲劇を生むだけになる。

 

ダウンベストは厚めの生地パーカーや、

ネルシャツと合わせてコーデすることで回避ができる。

 

スキニーパンツ

 

スキニーパンツは履くこと自体がリスクになるので、除外したいところ。

 

裾に向かって極端にすぼまるシルエットは逆三角形を強調する。

 

顔の大きさが浮き立ち、ボトムバランスとの整合性が取れないケースの方が多い。

 

極端にピタピタなものを選んでしまった場合、気持ち悪さだけが際立つコーデになってしまう。

だからおすすめしない。

 

どうしても履きたい男性は、

スキニーパンツとシューズのカラーを合わせるようにしよう。

 

少しでも緩和できる方法を織り交ぜて、バランスを取ればマシには見える。

 

顔の大きさと洋服の関係まとめ

 

顔が大きい人が注意すべきポイントと、

選んではいけないアイテムをまとめてみた。

 

ここで私はとっておきの改善策を提案したい。

 

それは、身体を鍛えることだ。

 

身体を鍛えることで筋肉を付け、ナチュラルにレイヤー効果を得ることができる。

顔が大きいことは変えられないが、細い身体を大きくすることはできる。

 

上半身に筋肉を付けることで副次的効果として、自分に自信が持てるようにもなるしね。

 

体を鍛え筋肉量が増えることは基礎代謝を上げ、太りにくい身体を作ることにもつながる。

ある程度筋肉がある方が洋服の着こなしも上手くハマるため、是非チャレンジしてみてほしい。

 

私がアクティビスタで取り組むダイエット実践記について、興味がある方は以下記事も合わせて見てみてほしい。

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