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服をレンタルで済ませれば、最小投資でおしゃれになれるかもしれない?
私が若い頃には、こんなサービスは存在しなかった。アパレル不況の影響もあってだと思うが、色々と新しいビジネスモデルが出てきた中のひとつ。
服のレンタルサービスの詳細は調べてみないと分からないが、メンズファッションに興味が出だした段階の洋服初心者の人向けには良さそうなサービス。
まずはリサーチがてら、いくつか良さそうな会社を絞って内容を吟味してみた。
その調査した内容を元に、服をレンタルすることのメリット・デメリットに分けてお伝えしようと思う。
服をレンタルすることのメリット・デメリットについて
今回は服のレンタルサービスを手がけている4社を調査してみた。
その中で見えてきたメリットとデメリットを比較・お伝えしていく。
と思ったところで、DMMいろいろレンタルとbemool(ビモール)は、すでにメンズ服のレンタルサービスから撤退している様子。
Freshneck(フレッシュネック)とKashikari(カシカリ)は、どちらかというとビジネスシーン向け限定なため、今回の対象からは外すことにした。
ということは、唯一残ったleeap(リープ)を調べたうえで、使えるかどうかを判断したほうが賢明ということになる。
すでに雲行きが怪しいところだが、ここまで調査してしまったので本当に使えるサービスなのか真実を明かしていこうと思う。
服のレンタルサービスleeap(リープ)
コンセプトは
『毎月7800円(税別)でスタイリストのコーデをレンタル』
なるほど、スタイリストが付いて色々とアドバイスがもらえるわけね。月額7,800円というと税込みで8,424円、年間換算額は101,088円
年間10万円と聞くと、結構高いと思うのは私だけ?
毎月授業料1万円弱を月謝として支払うファッション予備校と考えた方が良いのか。
そうなるとリープのサービスの肝はここになる。ここは講師の質(スタイリストの質)に委ねられる部分が大きい。
8,424円は洋服でいうと、ユニクロのデニム3,990円にカーディガン3,990円を買った価格とほぼ同額と言える。
コーディネートを使い捨てとして考える?
ここまでの内容では判断が難しいのも確か、価格面だけではなくもう少し内容を深掘りしていこう。
スタイリストがあなたの代わりに服を選ぶ
スタイリストが一人ひとりの特徴を把握して、その体型や雰囲気にあったアイテムをチョイスしてくれる。
まさに服を選べないメンズファッション初心者のためにあるサービスだと言えるでしょ。
毎月届く服を着るだけなので何も考える必要がない。こんな簡単におしゃれになれるんだったら私も利用したいもんだ。
激務過ぎて、まったく服選びをする時間そのものが無い人や、そもそも服選びは面倒だから誰かに選んで欲しいという人にも向いている。
気軽にトレンドのものを取り入れたいけど、似合うか分からないから買うのはもったいない。
そんな人もリープの服のレンタルサービスを利用する対象に入るんだろうね。
リープを体験した結果・・・
leeapで実際に起こっている体験例は以下のようなものです。
・「奥様、彼女が見た目を褒めてくれるようになったので出かける回数が増えた」
・「5歳の娘から初めてパパカッコイイと言われた」
・「彼女が出来た」
・「婚活がうまくいった」
・「職場で評判が良くコミュニケーションしやすくなった」と言ったような体験を多く作り出すことにフォーカスしています。leeap
外見を変えることが結果として、周りの環境を変えることになる。
私もこの体験に関しては経験者なので、上手く行った暁にはこのような体験談になるんだろうなということは理解できる。
ターゲットはメンズファッション初心者だけではなく、他にも対象となる人が結構いそう。
担当するスタイリストの質が大事
担当するスタイリストについては、すべて服飾関係に従事していた職務経験が高い方ばかりとを揃えているということらしい。
服のレンタルサービスの質を決める重要な部分はスタイリストだ。
はっきり言って、他の部分はどうでもよくて、自分の担当になったスタイリスト次第でおしゃれな方向性が決まってくるような気がする。
・そもそも、何人の顧客がいるのか?
・一人のスタイリストで何人の顧客を受け持っているのか?
・連絡はどのくらいの頻度で取れるのか?
・直接会って話せるのか?
質問したい内容がまだまだ出てくる。
この辺は実際に自分が経験しないと、これ以上書きようがない部分になるね。
プラン
リープの料金プランは2通りのみ。
スタンダードなカジュアルプランと、ジャケットを使ったジャケパンプラン。
借りる枚数に変動はなく、トップスの1枚がジャケットになっただけ。ジャケットの値差がそのまま料金プランに反映されたつまらないものだった。
私がファッションについて、右も左も分からない状態だったら、とりあえず手始めにカジュアルプランから始めてもいいのかな。
税込み8,400円以上の金額を払うわけだから、やっぱりスタイリストとのやりとりは蜜に取りたいところ。
スタイリストとのやり取りについて
スタイリストには直接会うことはできない、そりゃそうだよな。
やりとりは全てLINE(ライン)で完結することになる。
基本的にやりとりができる時間は決められている。
●平日
11時30分~13時00分
15時00分~17時00分
●土曜
11時30分~13時00分
平日は3時間半、土曜日は1時間半という短い時間でのやりとりとなる。おそらくスタイリストの数はかなり少ないのかな、LINEを捌ききれないと思われる。
服のレンタルサービスはスタイリストが肝なので、ここをどう見るか。
個人的にはユーザーファーストでない営業時間と率直に感じてしまった。返信が鬼のように早いのであればまた別だけど、実際はどうなんだろう?
取扱ブランド
気になる取扱ブランドについては、国内外の大手アパレルメーカーのものをラインナップしているとのこと。
3大セレクトショッププラス、ベイクルーズ系や、トゥモローランドあたりがチョイスされるのだと思う。
自分で好みの傾向を伝えることができても、そのブランドのものが届くわけではないので注意するように。
あくまでコーディネートしてくれるのはスタイリストだ。在庫との兼ね合いもあるだろうし、要望は挙げられたとしても100%叶うわけでもない。
サービスを利用してみないと憶測だけで終わってしまうな・・・
気に入ったものはお買上げできる
自分が気に入ったコーディネートについては、そのまま購入することが出来る。購入金額は、市場価格の3割から4割引きといった価格と想定しておいてほしい。
12,800円であれば、7,680円~8,960円くらいで購入することが出来るわけだ。
市場売価よりも安く買えるのはお得と言えるが、気に入らないアイテムが届いたときは返却、次を待たないといけない。
そのため、サービス初月は体型把握のためにコーデアイテムは2回届くわけだ。通常月よりも1回お得な初月に修正して、次回より届くアイテムのマッチング度を上げないといけない。
服のレンタルでメンズファッションの感覚を身に付ける意味では、十分活用できるんじゃないかな。
服装の系統はきれい目のカジュアル
服の系統は一般的で言うところのきれいめな着こなし。
ジャケパンプランは、私のように普段カジュアルな洋服しか着ない人にとっては嬉しいサービス
リープは洋服のサイズや色合わせ等、まったく無知なファッション初心者のためのサービスだけではなく、ある程度ファッションに精通した人間でも利用価値のあるサービスだと思われる。
スタンダードな型を作るために、服のレンタルからスタートするのは効率的だ。
実際に店舗に行って選ぶ必要もなく、スタイリストが選んだ服を着るだけで良い。色の合わせ方が分からなくても、着こなし方を指示したメモも同梱されている。
勝手が分からずに恥ずかしい思いをすることなく、基本的な洋服の着こなしを覚えることができるわけだ。
まとめ
服のレンタルを取り入れながら、ファッション初心者を卒業する。
そこからメンズファッションの冒険を初めても良いのかもしれない。
期間を決めてサービスを利用するのはありだと思う。
メンズファッションについて、右も左も分からない人か、もしくは極度に緊張してしまうあがり性の人に相応しいサービス。
私も駆け出しの頃は、色々とお店で恥ずかしい経験を重ねている。
服のレンタルを通して、まずコミュニケーションを取ること。その中で自分がアイテムをコーデした時に感じたことを修正していく。
この地道な作業を行い、3ヶ月で卒業できるプランを組んでみてはいかがだろう?
服のレンタルはメンズファッションのとっかかりとしては、十分に利用価値があるサービスだと思う。
ファッション初心者以外も、来週の参観日に向けてとか、大事な商談があるとか。
色々と使いみちはありそう。
ということで、私が実際にリープを試してみた結果を改めて共有しようと思う。
その際には、今日はっきりしなかったポイント等、詳細をお届けできると思うから。
期待して待っていてほしい。
リープサービスを利用してみた結果
ジャケパンスタイルを実際に試してみた。
詳細は以下記事にまとめているので、入会に迷う方は参考にしてみてほしい。