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服の失敗。
今までの20数年間で服選びの失敗を取り上げたらキリがない。
些細な判断ミスが、結局着ない服を増やすことにつながる。
ある程度は経験値で補わなければならないとはいえ、事前に知識として蓄えておくことで服の失敗を軽減できるものもあるはず。
服の失敗を減らすには、まずもって何を頭に入れて買い物しなければいけないのか?
今日は私の20数年の買い物人生における失敗について、紹介をさせていただき同じ間違いをしないよう参考にしてもらえればと思う。
服の失敗はこうして起こる。間違いを減らす方法10選
お店の照明を考える
服の色選びの際には、お店の照明に注意しよう。
間接照明の場合、現物の色味を正確に判断できない場合が多い。
なので、お店の中でもフラットに確認できる場所でアイテムを見るクセを付けるんだ。
場合によってはお店の外に持ち出して、確認させてもらうのも有り。私は必ず色味は色々な場所に行って確認してから購入するようにしている。
購入後にこんな色じゃなかったのに・・・なんてことにならないよう、お店の中で完結できることはその場で確認しよう。
季節性を考える
季節の終わりのセール時期に起きることとして、結構高額なアイテムが半額ぐらいになるときがある。
アウターなどは、翌年着るからということで自分を納得させて、購入に踏み切る人も多いのではないだろうか?
この決断をして、本当に来季に着た洋服は1着しか無い。
大概は、来年着ようと思っても忘れてしまうかトレンドが終わってしまうことの方が多い気がする。
定番品で毎年着られるものに限定するか、買わないのがベストな選択。
今すぐ着ることができないものは、極力着られる時期に買うようにすることがベストだと思う。
前後サイズを合わせて試着する
店頭で購入する時は、必ず試着することは言うまでもないが、前後サイズを必ず試着するように心がけよう。
本当はもう1サイズ下の方が似合うのに、それを試着しないまま購入を判断するのは後に後悔を招くだけ。
必ず前後サイズを一緒に試着して、最もベストと思われるサイズ感のものを買うように。
ブランドによってサイズ感はマチマチなので、一概にいつも着ているサイズ以下のものが入らないとは言えないから。
複数サイズを試着したうえで購入することを頭に入れておこう。
割引額を考えない
単価が高いブランドものは、その割引額を見ただけで買わないと損した気持ちになるときがある。
自分の好きなブランドのアイテムで10万円するものが半額で販売していたら、誰だって心が揺れ動くのは間違いない。
服の失敗によくあるケースとして、思考回路が変わってしまう問題がある。
このケースの場合、当初買う予定でもない商品が、割引額が大きいというだけでプライオリティの上位に食い込んでしまう。
どうやったらこのアイテムを手に入れられるだろうか?
そんな感じで思考回路が別の方向に切り替わってしまう。服の失敗が起きるのは、優先順位付けが曖昧になってしまうのとイコールとも言える。
ルールを決めてない
服の失敗を回避する方法として、最も有効なのはルールを決めること。
自分でルールを作り、自分を縛る。
ルール無用の中で買い物に行くから、買わなくても良いものを買ってしまうわけだ。私はセールでものを買わないように決めている。
理由は自分の中の優先順位がブレてしまうから。とはいえ、セールはお得に買えることに間違いはないので、手持ちの色違いのみに限定してたりする。
この自分縛りのルールを作ることで、明らかに服の失敗が激減した。
一度自分の行動を振り返り、取り入れてみて欲しい。きっと無駄な買い物が減るはずなので。
店員を信じない
『よくお似合いですよ』
この一言を店員から引き出した際に、客観的に自分を俯瞰して見れるようにすることが大切だ。
その店員が本心で言ってるのか、単純に売上に貢献したいから言ってるのかは自分の審美眼を頼るしか方法がない。
ギラギラしてる店員には近づかないこと。何度でも納得が行くまで試着に付き合ってくれる店員を選ぶこと。
これができれば、相手の一言が何を意味しているのか正確に推し図れるようになる。客観的に見極められるようになれば、必然的に服の失敗も減ると言うもんだ。
痩せるを前提に選ばない
私はよくやってしまう失敗の一つに、
『あと◯kg痩せたら着られる』
ということを口実に、1サイズ小さくても気に入ったものは買っていた。
普通に昔の感覚だったんだよね。
本気出せば3kgくらい余裕でしょって感じで買っちゃう。
その結果は、やはり痩せることが出来ずに一度も着る機会がないまま、ヤフオク行きになるわけだ。
服の失敗は、過度に自分へ期待しすぎるのも良くない。
これが1kgだったらまだ可能性は高いかもしれないが、追い込んでも良い結果になることは少ないと感じる。
ある程度、運動に慣れる、もしくは食事制限に慣れる等の兆しが見えるのであれば検討要素はあると思う。
手持ち服と合わない
服の失敗の代表例だね。
一着だけ良いものを買ったりすると、それに合わせる服がなくて困る。
洋服に目覚めたばかりの頃に体感した内容だ。ガラッと雰囲気を変えるために、系統を変えるときにも同様のことは起きるね。
まず服を買う前に確認しておかなければいけないのは、今持っているアイテムと上手く調和が取れるものなのかということ。
そのアイテム単体がいくらカッコよくても、合わせられる服がないのであればコーデ効果はゼロになる。
奇抜なデザイン、カラフルなアイテムも同様、着こなしが難しいものは服の失敗につながる可能性が非常に高い。
洗濯後の状態を考える
洋服の失敗における代表例の一つに、選択後の縮み(伸び)が挙げられると思う。
・一回洗濯しただけで伸びてしまった。
・毛玉が出来た。
・縮んでしまった。
こんな経験はやまほどある。店員は伸びないと言ってたのに、実際は一回洗ったら伸びてしまった・・・
ほんと、ふざけんなって話なんだけど、適当に受け答えするやつは多い。
なので、素材の特性についても最低限の知識を付けて買い物した方が、色々な場面でリスク回避できる。
相手の口車に乗らないことが一番重要で、自分で判断できるように最低限の知識だけは身に付けておこう。
それができれば、あなたの服の失敗は確実に減るはずだから。
まとめ
服の失敗について、私の経験を元に話をさせていただいた。
パッと思い浮かぶだけでも、9つも項目に分けられる。
私は服選びで、相当に失敗を重ねてきた。だから失敗のほとんどを経験している手前、何が起因しているのか手に取るように分かる。
ここで取り上げた服の失敗例を参考に、あなたの買い物が変わることを祈って終わりとしよう。