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水色のシャツを上手にコーデに取り入れよう。
なぜなら水色シャツこそ、爽やかさの象徴だから。
メンズの爽やかさを表現してくれるアイテムのひとつ、パンツで言うところのホワイトデニム的な存在だ。
トップスで言うとカラーはブルーではなく、水色こそ爽やかさの代表格なんだ。
その理由を丁寧にお伝えしていくことにしよう。
『水色シャツ』を使うことが見た目に大きな影響を及ぼすことを、あなたは知ることになる。
水色シャツが爽やか過ぎる理由
水色シャツが爽やかなのはなぜなのか。青ではなく水色の話をしているからね。
具体的に青色にも種類がたくさん存在するわけさ。
日本海のような濃い青色を一般的に『ブルー』、青空のような薄いブルーを『サックス』と呼んで分けている。
今回の爽やかさの象徴として取り上げているカラーは、後者のサックスの事を言ってるのでお間違えなく。
青色の効果
ブルーが人に与える効果としては
『知性・誠実・爽やかさ』
がある。この3つが備わっているからこそ、ビジネスシーンでは紺色比率が高くなるわけだ。
濃紺のスーツからは生真面目な印象が伝わってくるし、そこに淀みのようなものは一切存在しない。
なので、ビジネスシーンだけではなく普段着にもこのブルーの効果を応用すれば、ある程度印象を操作することができるわけだ。
私の持論で言うと、カジュアルに落とし込んだ時に単純に深いブルーよりは、薄いブルーの方が垢抜けた印象を受けるため、水色押しをしている。
良い意味で軽薄、ちょっと言い方が良くないか・・・
フットワークの軽さみたいなものを体現出来る色だと思っている。
水色シャツの具体例
水色シャツって言っても、水色だったらどんなものでも良いのだろうか?
具体的に言うと、
生地×柄×襟の形状
の組み合わせによって、水色シャツの種類はかなり広いものになる。
この3種類の組み合わせ次第で、ある意味無限のパターンが生まれるわけだ。
今回は水色単色だけではなく、ストライプやチェックなど、一部水色が使われているものも含めて考えることにしている。
生地
・デニムシャツ
・ダンガリーシャツ
・シャンプレーシャツ
・オックスフォードシャツ
・リネンシャツ
デニム < シャンプレー < オックスフォード
カジュアル度合いは、右に行くに従って薄くなっていく。
TPOに合わせて水色シャツを使い分けるようにしてほしい。
柄
・ギンガムチェックシャツ
・ストライプシャツ
・ドットシャツ
・チェックシャツ
※厳密に言えばギンガムチェックもチェックシャツの括りに入るのだが、重要度が高いため別項目として立てて見た。
襟
・ボタンダウン
・レギュラーカラー
・カッタウェイ
・スタンド
・ナロー
個人的に襟の形状で好きなのは、圧倒的にボタンダウンタイプのもの。
これは私が普段着でそのまま会社へ行ってることも大きな理由の一つと言える。
水色シャツのおすすめメンズコーデ5選
ここからは、爽やかな水色シャツにばっちりハマる着こなしについて話をしよう。
5つ紹介することにしたが、どの組み合わせもおすすめなので参考にしてほしい。
ネイビーチノパンxスリッポン
水色シャツにネイビーのチノを合わせる。
お互いにブルーで同系色だけに、親和性も高く印象も爽やかだ。
シャツはタックインするよりも、タックアウトしてカジュアルに着こなすのが雰囲気にあってると思う。
足元はロールアップして、ローファーやスリッポンを合わせる。
初夏コーディネートのベースとして、まずは考えたい基本的な組み合わせだ。
ホワイトデニムxサンダル(スリッポン)
メンズコーデ3種の神器の一つと言っても過言じゃないホワイトデニムは、水色シャツと双璧を成す爽やかアイテムの代表格。
ある意味最強の組み合わせになるわけだが、上下で綺麗にまとめ過ぎちゃうのも面白みに欠ける。
そんなときは足元のシューズを外して、バランスを変えることを考えよう。
個人的にはスニーカーというよりは、サンダルを合わせる。もしくはスエードのシューズ等を合わせて明るめのコーデが良いかな。
ベージュスエードのスリッポンなどは、雰囲気はぴったりハマるんだけど少し軽薄なイメージに振れすぎてしまうため、注意は必要だ。
ベージュパンツx白スニーカー
ホワイトデニムよりは、少し合わせやすいベージュパンツ。
とはいえ、上下で淡い色合いのコーディネートとなってしまうため、スニーカーでより軽快さを出すことに振った方が合わせやすい。
なので水色シャツにベージュパンツを合わせ、足元には白スニーカーで爽やかかつ、春っぽくまとめるのはいかがだろうか。
濃紺のテーラードジャケットで全体のコーディネートを締めても良し。
黒パンツxブーツ
水色シャツに合わせるパンツとして、黒パンツも相性は良好だ。
黒パンツは一枚持っておくべき定番のワードローブ必須アイテム。足元にはブーツを合わせてボトムは重めのバランスで仕上げる。
ブーツのカラーは、パンツと同様のブラックでも構わないし、スエードものでも良いと思う。
ここは厳密に『これ!』というものはなく、季節に合わせて選んでみてほしい。
春夏にボトムカラーが真っ黒というのも少し考えものだし、どちらかというと秋冬に合わせられるコーディネートと言えるのかもしれない。
ブルーデニム
最後はブルーデニムで終わることにしよう。
水色に合わせるパンツとして、ブルーデニムは確実な一枚だ。あまりにも確実過ぎて最初に取り上げるのは止めている。
種類はリジットでも、ワンウォッシュでも、エイジングさせた薄めのものでも構わない。
ただ、おすすめは濃紺のはっきりしたリジットか、ワンウォッシュがベストかなとも思うけど。
足元のシューズについても、どれを合わせても上手くまとめることができるはずだ。
まとめ
水色シャツの優位性について話をさせていただいた。
これほど簡単に印象操作をできるアイテムも他にはあまりないでしょうね。
ブルーというカラーは、ビジネスシーンだけではなくカジュアルな装いの時にも大きな威力を発揮するのだ。
相手に好印象を持たれたい、決して外してはいけない日というのは基本ブルーを合わせるようにしてみてくれ。
水色がもたらすイメージには『若々しさ』というところも大きい。
良いところしかない色なので、うまくコーデに取り入れて自分のものにしてほしい。