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ヌーディージーンズのレプリカシリーズは、現地スタッフが実際に履き込んだモデルを再現したもの。
なのでサイズタグ裏の白い布地に
『○○(穿いていたスタッフの名前) REPLICA』と印字されている。
ヌーディージーンズのプロパーモデル価格が20,000円台であるのに対し、レプリカモデルは30,000円台半ばから40,000円台と高めの価格設定。
加工を忠実に再現するための手間賃が、価格のほとんどを占めている。
今回購入したロングジョンのレプリカモデルは35,000円と高額だったが、非常に満足感の高い買い物だった。
ということで本日は、ヌーディージーンズのプレミアムラインの一つ、レプリカシリーズにフューチャーして話をさせていただこう。
ヌーディージーンズのレプリカ『BEN REPLICA』を評価
そうか、BENという人物が長年履き込んだデニムを再現したわけか・・・
現地スタッフが実際に長年履き込んだデニムを再現するなんて、面白い試みだと思った。
ヌーディージーンズは、一本のデニムを何年も修理しながら穿き続けてほしいという想いが込められている。
だから他のデニムブランドにはない「ジーンズの無償修理」サービスを行っているのだ。
ヌーディージーンズのレプリカシリーズはダメージデニム
ヌーディージーンズのレプリカラインは、ダメージジーンズが基本仕様となっている。
そりゃ何年も穿き続けたら生地も痛むだろうし、最悪穴だって空くだろうよ。
とはいえ、ここまでダメージが現れるのは2・3年の穿き込みレベルでは起こりようがない。
5年以上穿き続けたら、こんなダメージが生まれるんだろうか?
この辺は実際に穿き込んだわけではないので不明だが、
レプリカモデルの基本仕様はダメージジーンズということをまず念頭に置いておこう。
タイトロングジョンの後継がロングジョン?
ロングジョンとは別に、ヌーディージーンズにはタイトロングジョンというモデルが存在する。
いずれも2019年4月現在、公式ホームページからは姿を消している。
THIN FINNと並び、人気の高かったタイトロングジョン。
現在では両型番ともに廃盤となってしまったが、いまだ人気は根強く残るヌーディーを代表するモデルだ。
タイトロングジョンの後継がロングジョンなのか、はたまたその逆なのかは今となってはまったく分からず。
BEN REPRICAのディティール
タイトロングジョン、ロングジョンに共通するディティールの特徴としては股上がかなり浅いということ。
なのでジェンダーレスなヌーディジーンズの中でも、とりわけ女性にもおすすめできるモデルと言える。
個人的な話をさせていただくと、私はお腹が出ている手前、股上は浅いモデルの方がサイズが合わせやすい。
なのでタイトロングジョンも、ロングジョンも合わせやすいシルエットのデニムなんだ。
バックヨークは狭め
バックポケットのステッチカラーはオレンジではなくホワイト。
バックヨークが狭めなため、シンフィンのような腰穿きに見えるシルエットにはならない。
下がり目位置にバックポケットを置くことで、足が長く見えるなんて意見を聞くことがあるが私はそうは思わない。
むしろ、短足を強調することにしかならないと思っている。
なので私のように脚が短いメンズは、シンフィンよりもロングジョンの方が合わせやすいはずだ。
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ヌーディージーンズのレングス30は国内で流通していない
ヌーディージーンズの残念なところは、国内でレングス30の展開がないこと。
今回紹介するロングジョンのレプリカラインは、GRAVYS別注のものになる。
日本国内でもっとヌーディージーンズを普及させるのであれば、レングス30の展開をするべきなのになぜしないんだろう?
英語が苦手な私は友人のツテでレングス30を手に入れることができたが、もっと国内展開を増やすべきだと思っている。
特定の限定モデルにのみ、展開されているものもあるがもっと裾野を広げるべきだと思うけどね。
ロングジョンのフィット感
ヌーディージーンズのロングジョン BEN REPLICA
2016年のSPRING&SUMMERのモデルだから、かれこれ3年前のモデルになる。
商品詳細は以下となる。
モデル:LONG JHON BEN REPLICA GRAVYS別注
素材:コットン99%、ポリウレタン1%
サイズ:ウェスト78cm、レングス77cm、股上20cm、ワタリ幅23cm、裾幅15cm
10.75ozのパワーストレッチデニムは、サイズ感に何一つ問題のない最高のフィットを生み出している。
ヌーディージーンズの中でも、私の体型にピッタリなのはやはりロングジョンモデルになるんだろう。
ウエスト78cmの記載だが、股上が浅いので穿いてみるとまだ若干のゆとりがある。
それでいて、太ももから裾にかけて、ほぼ理想通りのジャストサイズに収まった。
レングスサイズも30なので、裾周りでダブつくこともなくスッキリとしたシルエットを手に入れることができた。
おそらく、もう1サイズ下げても穿けるのかもしれないが、TAPE TEDのようにパツパツになる可能性が高いから30がジャストなんだろう。
後ろから見た感じとしても、おしりがプリンとしているわけでもなくほぼ理想通りのシルエット。
ポケット位置がこれ以上下側におかれるよりは、今の配置の方がスッキリ見えると思うけど。
シンフィンがヌーディーを代表するモデルだけど、ロングジョンやタイトロングジョンが好きな人は一定数いるはず。
再度復活させてほしいモデルの一つだ。
まとめ
ヌーディージーンズのロングジョン「BEN REPLICA」について評価してみた。
今まで穿いたことのあるヌーディージーンズの中でも2番めにランクインする高評価のデニム。
生地感の差でタイトロングジョンの「JACKDON REPLICA」が1番という結果となった。
もう少し生地感に柔らかさがあったら、間違いなくロングジョンの方が上だった。
ヌーディージーンズは奥が深い。
手持ちモデルはまだまだ存在するので、今後も継続して別のモデルを紹介させていただく予定。
これから購入予定の人は期待して待っていてほしい。
ヌーディージーンズを購入検討中のあなたへ
とりあえず、ヌーディーは種類が多い。
ロングジョン以外のモデルを検討中のあなたは、以下記事もきっと参考になるはずだ。