デニムを色落ちさせる方法|エイジングで自分好みの一本に!

デニムを色落ちさせる方法について、私は過去20年以上に渡って研究をし続けている。

デニムは基本的に育てるもの。私と同年代の人達には、この心情が分かってもらえると思ってる。

リジットデニムを購入してからどうやって色落ちさせるか?

一番はじめに買ったのは、ドゥニームのレプリカデニム。スタンダードなリーバイスの66のシルエットを再現したモデルだった。

購入時の私の年齢は18歳、当時の私はワンウォッシュを選ばずにリジットを持ち帰って洗った後に、またお店に行くという面倒な工程を踏んだものだ。

インターネットなんて無かったから、デニムの色落ちのさせ方もイマイチよく分からない。スタッフの話を聞き、友人のアドバイスを元に熱湯で洗ったことを良く憶えている。

そんな記憶はどうでもよくて、デニムをきれいに色落ちさせる方法について紹介しよう。

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デニムの色落ちのさせ方は千差万別

デニムの色落ちについては結構自分なりに調べてるし、買っては育て買っては育てを繰り返す20代前半だった。

諸説様々な噂話しを聞くけれど、何が本当なのか良く分からない。

昔は情報を取る術が無かったから、余計にそうなんだけど、現代は現代で情報が溢れすぎてどれも信憑性に欠ける。

というより、やっぱり何が正しいのかよく分からない。

自分が試したことがあるものについて、どうだったのかをお伝えしよう。

熱湯で洗い乾燥機へ

初代はドゥニームの66モデルだったが、これを購入した時の記憶は今でも鮮烈に憶えている。

今はお店もなくなってしまったかもしれないが、代官山のドゥニームに友人と買いに行った。

まずはレングスを丈つめしなければいけないが、リジットなので縮むことを計算しないといけない。

2万円したかは覚えてないが、とりあえず購入した日に帰って洗うことにした。

友人からのアドバイスは熱湯で洗うこと。それによって縮みが結構入るということだった。

当時は腰履き全盛時代だったが、恥ずかしくてそんな格好できなかった。1サイズオーバーのものを選び、レングスは少し長めに取ることにした。

やかんを沸騰させて、たらいには裏返しにした66モデルを二つ折りにして入れる。

そこに熱湯をじゃばじゃばと注ぎ入れるまでは良かったが、とても手を浸けられるほどの温度じゃない。

それでもデニムを格好よく色落ちさせたかった私は、火傷寸前の状態ながら浸け洗いを行なった。

ある程度デニムのブルーが落ちてきたところを見計らって、近所のコインランドリーへ向かう。

500円くらい使ったかな?ドラム式の乾燥機の前で少年ジャンプを読みながら、乾燥しきるのを待った。

乾燥したデニムを裏返し、表面を見ると細かい毛羽立ちが目立つ。確実に失敗したと思った。

こんなに毛羽立つのかというほど、白い産毛のようなものが目立つ状態だった。

洗ってしまったのは仕方ないので、そのまま約1年間未洗いのまま履き続けた。

このデニムはそれ以降、大学を卒業するまで履き込むことになり、かなりお気に入りの色落ちが出来たような気がする。

熱湯は特に失敗じゃなかったんだろう。デニム生地の特性上、毛羽立ちが目立っただけなのかもしれない。

履いたまま風呂に入る

これまたデニム好きの友人間の間で、まことしやかに語られた方法の一つ。デニムを履いたままお風呂に入り、コシコシするのが良いとのこと。

そんなアホな話があるかい、なんて今の世の中では言われるかもしれないが、当時は試せることはすべて試した気がする。

しかも、その情報自体をそれほど疑ったこともない。若いって良いね!

買ったばかりのAPCをひたすら風呂でコシコシしながら湯に浸かるのだが、ここで一つの失敗をしたことに後程気付くことになる。

そもそもAPCはワンウォッシュしても良いんだけど、ほんのり洗う程度で少し糊が残っている方が雰囲気が残る。

がっつり洗ってしまうと、デニムの本来の良さが失われる気がするのは私だけではないだろう。APCはリジットである程度履いた後に、手洗いで軽く水洗いするくらいの方が良い。

今迄に試した方法の中では、おそらく一番意味のない行為だっと振り返る。

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普通に洗剤を入れて洗濯機を使う

デニムを頻繁に履かない人は、洗濯することがデフォルトだと勘違いしていることが多い。

間違って履いた都度洗濯機で洗ってしまう人がいるが、色落ちを考えた場合、この行為は確実にNGだ。

元々色落ち加工をされたものであれば、特に問題ないが未加工でこれから育てていくデニムを頻繁に洗うのは止めたほうが良い。

膝裏に浮き出る通称『蜂の巣』の部分や、『ヒゲ』と称される股から太もも、足の付け根にかけてできる色落ちがくっきりと出ない。

過保護に育てると成長もそれなりにしかならないのは、デニムも同じなんだよ。

ある程度の期間は未洗いを我慢しなければいけない。どんなに異臭が発生しようが、ケチャップを垂らしてしまっても我慢が重要。

『なんかマジ臭くない?』

女性陣からはヒンシュクの声が上がるが、おれじゃないもんねーを決め込むしかない。

糊付けされたまま履く

もはやこれが王道じゃないかと言えるほど、色落ちの仕方が格好良いのが糊を落とさずに履き続ける方法。

APCは糊を落とさない状態で、ひたすら履き続けることで『鬼ヒゲ』と呼ばれる色落ちを体感することができる。

当然履き心地は最悪で、バリッバリのデニムに足を通すと動きずらさが半端じゃない。でも、その動きづらい状態で動きが付くことで、自然で深い色落ちをさせることができる。

約1年間は、そのまま我慢して履いていくことで自然と糊も落ちていく。

そうすることでサイズの縮みは最小限にすることができ、始めに合わせたレングスから変える必要がなくなるのだ。

APC以外のリジットデニムを試したことがないから、オールマイティに使える方法かは分からない。でも、生地の違いはあれど確実に風合いは変わるはず。

洗い方にこだわるよりも、洗わないことにこだわる。

デニムの色落ちを考えた場合、洗わないという選択肢があることを知ろう。

1年履いたAPCデニムに関しては以下記事にて紹介しているので、購入予定の人は参考にしてみてほしい。

リジットデニムのおすすめを挙げるとすれば、何よりもまずAPC(アーペーセー)を取り上げたい。 私が10代の頃から人気が...

洗わないことのリスク

デニムの色落ちを考えた場合、リジットで履き続けることを推奨した。とはいえ、そこにはリスクがあるのも確実なこと。

その辺についても最後にお伝えしておこう。

未洗いのまま履き続けるということは、生地のことを考えた場合あまり良い方法ではない。汗が付いた生地は雑菌が繁殖する温床となり、洗わないと生地を傷めてしまうことになる。

これは泥や排気ガスも同様、どうしても洗いたい場合は洗剤なしの水洗いが推奨される。

でも、私は洗わないことをおすすめする。夏場に履くと汗であっという間に耐えられない臭いが充満する。

でも、私はファブリーズを使うだけでまったく洗わなかった。まる一年間洗わない状態で履き続け、もう我慢の限界という段階にきたところで洗濯機にかける。

洗い終わったデニムの加工というよりは、やり遂げた達成感の方が大きいかもしれない。

ここまで耐えて、耐え続けたデニムを洗濯機にかけると恐ろしいほどの泥水状態になるので、他の衣服を一緒に入れないように。

ここまでやってできたデニムの色落ちに、誰が文句を付けるだろうか?

まとめ

デニムを育てる方法に正解はない。

私の持論からすれば激しく手荒に育てた方が、結果を出してくれるのがデニムだと思う。

高いお金を払ったからといって、手厚く扱うとデニム本来の良さが失われてしまうような気がしてならない。

高級デニムがもてはやされる中、3万円以上のものも珍しくなくなった。元から10年履いたような加工のものを増えてるし、再現性も素晴らしい。

でも、やはり一からデニムを育てることは面白い。

ここ最近はリジットから育てたものがないので、アクティビスタでも一本試してみようかな?

ということで、デニムを育てる候補として『ダルチザンSD-107』の購入を検討している。

その辺について実際に店舗で試着した様をレポートしてみた。

気になる人は、以下記事も合わせてお読みいただければと思う。

久しぶりにデニムを育てることにした。 ここ最近の傾向としては、ビンテージライクなデニムを好んで履いていた手前、...
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