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ブッテロのワークブーツがおしゃれ過ぎる。
なんとなくでも分かります?このフォルム。
アメリカ本場ワークブーツよりも無骨さを感じないデザイン。
これはアウトレットでたまたま見つけたものなので、モデルとしては少し古いタイプのものなんだろうね。
買ったのは5年以上前だし、サイズも普段履くものよりも大きい。
最後の一足だったこともあり、どうしても気になってしまったゆえ購入に踏み切ってしまった。最近は、たまにしか履くことがなくなってしまったブッテロのワークブーツ。
次にお目にかかれるのがいつになるか分からないため、備忘録的に書き残すことにした。
ブッテロのワークブーツはデザインが秀逸
いったい何をもってこのブッテロワークブーツを選んだのか?その辺の魅力についてから話を進めることにしよう。
見た目のデザインが良かったのは当然のことで、そのデザインの中でも良かった点・悪かった点、その他気付いた内容を記載していことにする。
フォルム
まずはイタリアものらしくデザイン部分が秀逸だったこと。
私はワークブーツには適度な丸みを帯びたフォルムが最低限必要だと思っている。
この『適度な』というところが難しいところで、中々希望の丸みをもったデザインのものが見つからなかった。
ワークブーツ探ししてた時期もいつのことやら、忙しい毎日の生活でそんなことすら忘れてしまったあるとき。
たまたま御殿場アウトレットモールへ行った際に、バーニーズNYで見かけたのが今回紹介する一足。
ひと目見た瞬間にビビッときてしまい、ラスト一足ということも後押しの要素となり購入となった。
ちなみにサイズは42なので、ほとんど1サイズから1.5サイズ上のモデルということになる。
中敷きを入れて調整するも、やはり靴が大きく見えてバランスを取るのが難しい。
特にワークブーツということもありボリュームがあるからなー。
現在は、シューズラックの肥やしになってるわけだね。
素材(スエード)
私の靴選び全般で言える重要な部分になるが、やはりスエード素材だったことも大きなポイントの一つだった。
このブッテロワークブーツのアッパー部分に使われたスエード素材が、大人のメンズに必要な要素を持ち合わせていると言えるだろう。
スエード素材というものは、リッチな雰囲気と履き込むほどに表情豊かで味が出る素材として、私の足元には無くてはならない素材の一つ。
何足持ってても一向に飽きない。
だから私の靴箱には、複数の似たようなスエード素材のブーツが保管されている。かみさんには、整理しないと捨てるからと言われ続けてもう5年にはなるね。
サイドジップだろうが、ペコスだろうが、レースアップだろうが、スエード素材が好きで揃えてしまう傾向が強い。
少し別の角度からの視点がそろそろ必要なんだろう。ファッションとは、パターン化してきたらそれを自分で壊す勇気を持つことも大切だ。
カラー
色も重要な要素。
ブッテロのワークブーツは、カーキとグレーを足したような絶妙な色合いがまた素晴らしい。
光の当て具合によっては、ブラウンにも見える時があるし、非常に表情豊かなブーツなのだよ。大人の男が履くのに相応しい要素を、これだけ持ち合わせているのも珍しい。
ドレスシューズには相応しいものがそれなりに用意されているが、ワークブーツでそれを探すと、意外に中々見つからない。
この辺は、まだ『イタリア職人の意気込み』みたいなものが残っていた時期のものなのかもしれないな。
イタリアメイド
ブッテロは今でもイタリアで製造されている。昔のイタリア製は職人技術の素晴らしさから世界的にも有名だったと思う。
それは靴だけでなく、鞄やコート、シャツなどの衣服についても同様だったが、ここ最近は日本同様にその辺の雲行きが怪しい。
私の知り合いのブティック経営者の方に伺った話によると、イタリアメイドの凋落振りが激しいらしく、その方もイタリアからスペインに製造拠点を移した様子。
このブーツが発売されたのは、おそらく7年以上前に遡ると思われる。アウトレットで購入が5年以上前なので、そこからさらに2年ほど遡りそうという計算。
その頃のイタリアメイドであれば、まだ今よりもマシだと言い換えられる。
ブッテロワークブーツのその他気になるポイント
ここまではブッテロのワークブーツが最高すぎるという部分のみ、抜粋して詳細をお伝えした。
サイズが合わない
完全にこれは私が悪いのでブーツに否はない話だが、一応念のために伝えておく。
ブッテロの通常サイズは40.5か41になるが、今回紹介するワークブーツのサイズは42だ。ブーツサイズにおける『1』の違いは本当に大きい。
足だけやけに大きく見えてしまうため、今は履く機会を失っている。デザインが良いだけに、少しもったいないなー。
だれか受け取り手がいるのであれば、価格はある程度相談に乗るので問い合わせいただければと思う。
興味がある人がいればどうぞ。
ヒモが直ぐに解ける。
これ以前にもブッテロのレースアップブーツは履いていたことがあるが、何よりも今回のモデルはこのヒモに問題がある。
ザラザラした質感の割に、結んでも結構な割合ですぐにほどけてしまう。
この影響もあって、履く頻度が減ってしまった部分もあるんだよ。
ヒモ変えれば良いだけなんだけど、なんかこれに代わるものがないのも事実。ファッションは難しい。
純正の紐以外で手軽に手に入るデザインの良いものって、中々見つからないんだよね。
良いサイトがあったら逆に教えてほしいくらいだ。
ソールの色
なぜ、ソールの色が変なセメントを固めた時の色みたいなカラーなのかが謎。明らかにコストダウンを意識したようなソールが本当に残念だ。
このソールだけでも張り替えて、デザインを少し修正したら今からでも定番で人気が出そうなモデルなのに。完成度が高いだけに、このソールだけが気になってしまった。
折を見て張り替えてみるのも良いかもしれない。
ただ、サイズが合わないから履く頻度を考えると張替えに掛かるコストがもったいない。難しい選択かな。
まとめ
ブッテロのワークブーツについて、筆者所有のものを元に話をさせていただいた。
今販売しているものは、もう少しデザインがスタイリッシュになっているか、もう販売してないと思う。
この頃が過度期だったかは分からないが、少しデザインも甘い。
でも、この少しイモっぽいデザインも嫌いじゃない。だから、少しリメイクして再度販売してくれないかな?
ちゃんと自分の足に合うものがあったら絶対に購入するから。その日が来るか分からないが、祈りが通じることがあるかもしれないので、少し待ってみることにしよう。
BUTTEROさんお願いします!
ブッテロブーツのサイズについて
ブッテロブーツのサイズについては上記で詳しくお伝えしているので、合わせて参照いただきたい。