この記事は約 10 分で読めます。
お気に入りだからって、毎日同じ靴を履いてません?
「特に問題無いっしょ!」
と思っているのであれば、それは認識を改める必要がある。
なぜなら、毎日同じ靴を履き続けることで、靴本来の寿命を思いっきり押し下げてしまう原因になるから。
靴の寿命だけではなく、当然足にも良くないのは言うまでもないけど。
今回は、靴の寿命等を考えた時に、何足でローテーションをするのがベストなのかを私なりに考えてみた。
あまり長くないのでお付き合いいただければと思う。
何故毎日履く靴が同じなのか?
靴の寿命を考える前に、そもそも何故毎日履く靴が同じなのかを考えてみよう。
ここが見えてくると対策も取りやすいはず。
お気に入りの一足だから
個人的な観点で話をさせてもらうと、好きで好きでたまらないものを買った時って、ついついヘヴィーローテーションしてしまうものでは無いだろうか?
これは別にモノに限った話ではないかもしれない。
音楽だって同様、好きな曲は何回でもリピートしてしまう。
私は一番はじめに購入した一足のブーツをきっかけに、メンズファッションの世界に魅せられてしまった人間だ。
この辺は下記ページを読んでいただければことの詳細がわかると思う。
やっとのことで見つけ、予約して、バイトで貯めたお金をはたいて購入した一足だっただけに何も考えずに毎日同じ靴を履き続けた。
6万近くしたそのブーツは私が毎日履くことで消耗し、2ヶ月経つ頃にはカカトがすり減り、ヒールの材質面が地面に当たり削れてしまった。
当時は靴の修理屋の存在など知らなかったので、そのまま履き続けヒール面の外側が極端に摩耗し、歩くたびに「カッツンカッツン」音を響かせることになってしまう。
私の歩き方に問題があったのかもしれないが、気付くのが遅すぎた。
海外ブランドの靴なので、ヒールに使われている素材が日本で調達することが難しく、ゴム面が減った段階で治して履かないとどうにもならないものだった。
お気に入りのものは、どうしても毎日履きたくなってしまう気持ちにどう折り合いを付けるか。
毎日履く靴が同じになる一番大きな理由は、好き過ぎて代わりになるものがないことだと私は思う。
靴をローテーションする意識がない
メンズファッションに目覚めたばかりの段階では、そもそもの知識量が少なすぎるためローテーションさせる認識自体がないかもしれない。
「中学・高校時代は、毎日通学で同じ靴を履いてたし特に問題ないっしょ」
という軽い気持ちからきているものと推測する。
今日を機に、靴はローテーションして履くものだという認識を新たに持ってもらえたらそれで十分だ。
ほしい靴が高すぎて買うお金がない
私は10代後半から20代中盤くらいまで、物の価値はブランドにあると思っていた。
だから、『高いものを買うこと = 良いものを持っている』という計算式が頭のなかで働いていたのだと思う。
単純に見栄っ張りだったということもあるかもしれない。
周りの友人と同じものを持つのが本当に嫌だったので、ちょっとデザインの変わったブランドもので差別化をしていた。
だから靴一足に掛かる金額は自ずと高くなり、いつも資金繰りは滞り、カードの返済回数と銀行預金残高を終始にらめっこするような状態が何年も続いた。
昔の私のようにブランド信仰が強い人は、安い靴を履きたくないという意識が極端に働く。
その結果として、毎日履く靴がお気に入りの一足となってしまっているのかもしれない。
ここは明確に改善策があるわけではないが、現代のインターネット技術を駆使して安く手に入れる技術を別途紹介しようと思う。
靴は何足でローテーションするのがベストか?
私が感じる靴をローテーションしない理由になりそうなものについては、上記で取り挙げた。
ここから本題に入ろう。
靴をローテーションすると言っても、属性によって必要な数は変わってくる。
あんまりごちゃごちゃ分けてしまうのも面倒なので、『スーツが必要な社会人』と、『学生・私のような服装自由な会社に勤める人間』の2種類に分けて紹介する。
社会人(要スーツ着)
スーツを着用しての通勤が必須の男性であれば、最低下記種類の靴が必要になる。
・革靴 3足
・スニーカー 1足
・デザートブーツ 1足
合計:5足
平日5日間は、通勤しなければいけないため革靴は3足欲しいところ。
人間は一日歩くと足裏からコップ一杯分の汗をかくという。
1日フルタイムに履き続ける営業マンだったらコップ一杯どころの量ではないだろう。
一日に履いている時間が長い人は、特に3足は最低限確保する必要がある。
私は以前スーツで通勤していたときに、平日に着る服にかけるお金をケチって1足で済ませたことがあるが、靴がダメになる前に自分の足がダメになることに気付かされた。
週中の水曜日を超えるくらいから、
靴を脱いだ後の足が臭すぎて自分で自分の足を切ってしまいたいと思うほど。
水虫になるリスクも含めて考えたら、1日履いたら2日休ませるを徹底した方が靴も自分も負担にならない。
結果として、毎日履く靴も変わってくると、靴の寿命だけでなく自分の足にも好影響として返ってくる。
革靴は完全に乾かしてからしまうことが重要なので、最低1日は玄関で出したままにして内部を乾燥させることを習慣にしよう。
学生・社会人(服装自由)
今現段階で学生の方や、私と同様に服装自由な社会人の人は、スーツに縛られる必要がないため好きなもので揃えることが出来る。
・革靴 1足
・スニーカー 2足
・デザートブーツ 1足
・ブーツ 1足
合計:5足
学生さんであっても、急な冠婚葬祭があるかもしれないし、社会人ならなおさら普段スーツを着ないまでも急な用事で必要になることがある。
革靴1足は緊急用に必ず必要なものだ。
土日に関係なく、革靴以外のものとしては、秋冬はローテーションして夏場の時期にはブーツが無くなるというのが最低限になるのかな。
なので毎日履く靴は、最低5足必要ということになった。結果としてスーツが必須な社会人同様の数となる。
まとめ
毎日履く靴のローテーションについて、私なりの意見を述べさせていただいた。
最低保有足数で考えた時に、5足と言う数字はあながち見当ハズレなものではないと思う。
ワードローブという概念を持ち、自分に必要なものを優先順位付けすることで、無駄な買い物に走らなくて済む。
一週間は5足で回る。
まずは、毎日履く5つの靴選びを初めてみよう。
随時おすすめのアイテムについては、別記事でレビューしていくので参考にしてもらえればと思う。
個人的に一番頻繁に履いている靴を考えた場合、一番はコールハーンのゼログランドがおすすめだと思っている。
ちょっとしたきれいめファッションにも、カジュアルな装いにも、コーディネートに溶け込んでしまうから。
革靴はかっちりし過ぎ、かといってスニーカーはカジュアル過ぎる。
そんな悩みを持つ人に、是非履いていただきたいのがコールハーンのゼログランド。
以下記事を参考に、取り入れてみてはいかがだろう?