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TSOGのリュック『THE ONE』をレビューするんだけど、ここのブランドを知ってる人はまだ少ないと思う。
前モデル「MUKO(ムコ)」を購入したが2019年12月なので、かれこれ1年半振りに2つ目のリュックを購入した。
TVドラマやSNSで取り上げられてちょっと気になってるけど、
ブランド認知はまだ低いし、素材感や耐久性、使い勝手が正直不安。
それが理由で購入を躊躇している人も多いはず。
私はブランド知名度はそれほど気にしないから、今の感じで良いんだけど。
前置きが長くなったけど、前回MUKOを紹介したときに、見た目のデザインは良いんだけど使い勝手が疑問だった。
なので、今回改めてレザーリュック「THE ONE」を購入。
使ってみて思うことをお伝えする。
TSOGのリュック『THE ONE』|見た目だけでなく使い勝手も優秀なのか?
「MUKO」に続いて購入したのが『THE ONE(ザ・ワン)』になるわけだが、正直MUKOを購入するときに最後まで悩んだモデルだった。
最終的にMUKOに決めた理由は、使い勝手がTHE ONEより良さそうと思ったため。
ただし、デザイン性だけでみれば個人的にはTHE ONEの方が好みだった。
良さそうだと思った記憶が頭の片隅に残っており、それがTSOGのホームページへ向かわせ、ポチっとさせたわけだ。
TSOGのリュック『THE ONE』 商品概要
PRODUCT:TSOG THE ONE(ザ・ワン)ブラックシティリュック
MODEL No:THE ONE
COROR:Black
MATERIAL:
・エクステリア:牛革 ※撥水加工
・インテリア:ポリエステル
・ジッパー:YKK
SIZE:W32xD15xH45
WEIGHT:900g
STORAGE:
・15インチノートPC収納部
・ペンホルダー
・内部ジッパーポケット
・内部小ポケットx2カ所
PRICE:¥26,290(税込)
エクステリア(外観表)はオールレザーとなり、背中が当たる裏面はメッシュ素材になっている。
レザーは張りのある牛革を使っており、使い始めは若干硬さがある感じ。
フロントにポケットが一つあり、それ以外に収納スペースはない極めてシンプルなデザインのレザーリュックになる。
TSOGのリュック『THE ONE』 価格
・トップメゾン(マルタンマルジェラ等)150,000円~
・国内ブランド(ポーター等)50,000円~
・セレクトショップオリジナル(UA、SHIPS等)~30,000円
2万円台中盤という価格帯は、レザーリュックというアイテムにおいて一番売れるゾーンなんだと思う。
ほぼセレクトショップオリジナルの価格帯と同様なので、クオリティに満足できればコスパは高いと言えるだろう。
贈り物として考えた場合においても、ちょうど良い価格帯だと思うしね。
TSOGラインナップにあるMUKOとの価格差は、純粋に使われる素材(レザー)の総量によるものだと理解できた。
MUKOのレビューは以下記事を参照いただければと思う。
TSOGのリュック『THE ONE』 ほぼ完璧なデザイン
見た目だけで考えたときに、TSOGのリュック『THE ONE』はほぼ理想通りの完璧なデザインだと思っている。
適度なラウンド感がややカジュアルよりに見えてしまうところはあるものの、余計な装飾は一切なく、総レザー仕上げの質感含め非の打ち所がない。
価格帯以上に見えるYKKジップパーツや、ショルダーストラップ先端にもレザーを使う手抜きのなさ、
作り込みの深さについては、かなりこだわりを感じる部分が多くデザイナーの想いが伝わって来る。
とても2万円台中盤のレザーリュックとは思えない高級感と完成度の高さ。
大概どこか不満が出てくるものなのだが、デザインに関しては本当に指摘する部分がないほど満足できるクオリティだった。
TSOGのリュック『THE ONE』 使用感
ここからは普段使いしているTSOGリュックの使用感を紹介しよう。
基本的には通勤時のリュックとして利用しているわけだが、
・主に収納しているもの
・サイズ感
この辺をメインに話をするね。
主に収納しているもの
・ノートPC(14インチ)
・本
・手帳
・ミニ財布
・名刺入れ
・キーケース
・パスケース
・スマホ(会社)
・炭酸水(500ml)
・イヤホン
・イヤホン(ワイヤレス)
・ボールペン
必ず持ち歩いているものと言えばこんなところか。
入れようと思えばこれ以上入るには入る。
でも、実用性(実重量)を考慮すると、重くなりすぎてしまうためおすすめできない。
メインコンパートメント詳細
・メイン収納部
・PC収納部(15インチサイズ)
・小ポケットx2
・ドリンク(折畳傘)ホルダー
・メッシュポケット
デザイン性を損ねず、それなりに荷物も収納しなければならない。
この命題に対してTSOG『THE ONE』はどういう答えを出したのか?
一番の売りは『15インチノートPC』が入る収納部があることだと思う。
私がいつも持ち歩いているノートPCはThinkpadの14インチになるのだが、余裕で収納できる。
家にある15インチのPCで試してみたが、きちんと収まる形で収納できたことを確認している。
エクステリアはサイドポケット等がない極めてシンプルなデザインではあるものの、メインコンパートメント内部にドリンク(折畳傘)ホルダーが存在する。
これが個人的にかなりポイントが高い部分だと思ってる。
飲みかけのペットボトルをそのまま持って歩くのも恰好悪いし、
かといって、固定されないリュックの中に入れるのも気が引ける。
メッシュポケットにはワイヤレスイヤホン、充電が切れたとき用のイヤホン、ボールペンを格納している。
メッシュポケットにはもう少し荷物が入るものの、ここに入れすぎてしまうと外観に影響するのと、取り出しが悪くなる。
必要最低限で抑えることが肝かな。
エクステリアポケット
・ジッパーポケットx1
エクステリア部分にはジッパーポケットが一つあるのみ。
このエクステリアポケットがTHE ONEの唯一の難点になる部分だと思う。
エクステリアのジッパーポケットは取り出しにくく、かつ収納部が小さすぎて何も入らない。
小さくて、ほとんど取り出ししないものを入れるなら良いけど、頻繁に取り出しが必要なものだとストレスになるだけなので入れない方が良い。
このポケットだけが本当に残念。
サイズ感
左がTHE ONE、右がMUKO
真ん中に置いてあるのが15.6インチサイズのノートPCになる。
収納能力はそれなりにありながら、見た目が物凄く大きいわけではないのでジェンダーレスで使えるわけだ。
なので、メンズだけではなくレディースが使う場合にも何も問題はない。
MUKOとの違いは以下記事で徹底比較している。
興味がある方は、合わせてお読みいただくと自分にピッタリなモデルが選別できるだろう。
>>>TSOGリュックをレビュー!THE ONEとMUKOを徹底比較
TSOGのリュック『THE ONE』 口コミ
ただ、やはり外側ポケットの使いづらさや内側ポケットの収容場所の少なさを指摘するものがあった。
この点は私も思うことなので同感。
TSOGのリュック『THE ONE』 購入メリット
TSOGのザ・ワンを買うメリットは、ずばり所有欲を満たせるデザインであること。
フロントポケットの使いずらさ、内部収納部の少なさなんて気にしない。
何よりも、デザイン性とクオリティが最優先!
そんな人におすすめできるおしゃれリュックなのが、TSOGのTHE ONEなわけだ。
『高級感』『見た目重視』
選定ポイントが上記な人にとっては、確実に所有欲を満足させるモデルであることは間違いない。
TSOGのリュック『THE ONE』 購入デメリット
たくさんの収納部が欲しい人には、きっと満足できない内容だと思う。
極力シンプルなデザインにしていることもあり、外側のポケットも飾り程度の収納力でしかない。
内部収納部もざっくり仕切られてはいるだけ、
購入初期は革も硬いため開け閉めがスムーズにいかない。
なので、その辺の使い勝手に納得できない人はスルーした方が良いね。
TSOGのリュック『THE ONE』 おすすめな人
なので、間違っても使い勝手重視の人は買ってはいけない。
見た目の高級感、細かい作り込みされたクオリティの高さがTSOGリュックの中核価値なんだと思った。
TSOGのリュック『THE ONE』 買うならどこで買う?
TSOGは店舗での取り扱いがないため、公式ホームページか直接取引のあるセレクトショップのみの取扱いになる。
ここ最近TVドラマでも使われている影響もあって、公式ホームページは売り切れの時が多く、私も数週間待って購入した経緯がある。
なのでまだ在庫があるうちに手に入れたい人は、正規取扱店のTRANSICがベストな選択だろうね。
TSOGのリュック『THE ONE』 まとめ
・レザーリュックの選定基準は見た目!
・おしゃれで高級感を重視!
そんな人はきっと所有欲を満たすことができると思う。
私は日々満足感に浸りながら、会社に行くときに背負っていくわけだ。
なぜなら、まだ買ったばかりで使い勝手は『慣れ』によって改善していける要素。
革質はMUKOで実感してる通り、ある程度は柔らかくなる。
そうなればフロントポケットも、もう少し使いやすくなるのかな?
まー、そこは期待できないとしても、デザイン性だけで十分元が取れる。
おしゃれなレザーリュックを探している人であれば、かなり満足できるクオリティの商品だと思う。