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レザーリュックをメンズにおすすめするとしたら、どこのブランドを紹介しようか。
あまりに著名なブランドを紹介しても面白みに欠けるしな。
ちょっとマイナーなブランドでも、デザイン性と機能性に優れていればACTIVISTAユーザーは満足してくれるはず。
そんな期待を込めて今回は、2015年からスタートしたTSOGというブランドの『MUKO』を紹介する。
かみさんへのクリスマスプレゼントとして購入したものの、結局私がほとんど使ってしまっている。
使用感をまとめているのでレザーリュックを捜索中のメンズ、
もしくは、プレゼント候補のアイテムを探しているレディースに本記事を捧げよう。
TSOGのMUKOメンズにおすすめな理由とは?
レザーリュックをメンズにおすすめすると言っても、どんな男性がMUKOにマッチするのだろう?
私がレザーリュックに求める要件を以下にまとめたので、似たような境遇の人が具体的なターゲットになると思われる。
・奇抜でないオーセンティックなデザインが好み
・細かいディティールにこだわる
・1㎏以下で軽いもの
・12~13.3インチのモバイルPCを常に携帯
・荷物はそれほど多くない
・価格は2万円程度
簡単に項目化してみると、こんな感じになるのかな。
常にモバイルPCは持ち歩いているとはいえ、それ以外の荷物は最低限のものしか持ち歩かないし。
収納能力は後述するにせよ、デザイン性を優先させて、ある程度機能性が伴えば合格としている。
TSOGとはどんなブランド?
T・S・O・Gはデザイナーであるカルロス・ズニーガが2015年に立ち上げたブランド。
旅をすることで得られるインスピレーションを大切にしており、今回紹介するMUKOは京都の街並みをモチーフにした商品だ。
私たちは、世界を旅し、新しい環境に身を置き、そこにある最もユニークな物語を探します。 インスピレーション受ける上で、建築、ファッション、文化、人々といったあらゆる側面に触れていきます。 そして、その経験からインスパイアされた特別な機能や要素を兼ね備えたアイテムをデザインしていきます。by T・S・O・G
まだスタートして間もないブランドなので、今はまだ知らない人の方が多いと思う。
2019年は様々なメディアに取り上げられ、見る機会も増えてきている。
個人的には、今後成長が確実なブランドの一つだと見ている。
TSOG『MUKO』商品概要
【価格】21,890(税込)
【デザイン】ユニセックス
【サイズ/重量】
高さ43cm x 幅30cm x 奥行12cm / 0.9㎏
【素材】牛革(撥水加工レザー) / 撥水加工キャンバス
【収納】外部4 / 内部2
価格とスペックのバランスは秀逸だと思っている。
普段使いに事欠かない機能を持ち合わせているし、デザインもスタンダードで日々使いにちょうど良い。
レザーリュックでも1㎏以下という、数値だけじゃなく持った感じとしても軽量なのが体感できる。
かみさんにプレゼントしたはずのMUKOリュックだが、結局毎日のように活用している自分がいる。
TSOG『MUKO』レザーリュックのデザイン詳細
MUKOは単純なレザーリュックというわけではない。
スプリットレザーとキャンバス生地のコンビネーションが特徴的なデザイン。
TSOGデザイナーのカルロス・ズニーガは、世界中を旅することで受けるインスピレーションをプロダクトに反映している。
異素材の組み合わせは、異文化の交流から新しいものが生まれることを意味している。
1色で統一しつつも、素材感で見せ方を変えている。
スタンダードなデザインだからオン/オフ兼用で使えるし、レザーがカジュアルに振れすぎないようバランスを取る役割を果たしている。
MUKOのレザーリュックにはブランドロゴなどは一切入っていない。
あるのは唯一のブランドアイコンを示す縦長のロゴバーのみ。
この縦長のバーが示す意味は、
『ある地点からある地点までの距離や関係性を現すもの』
これも旅から得られるインスピレーションを大切にするデザイナーの意思の現われだったりする。
極力シンプルな見た目にするためにも、極力ブランドロゴは目立たないものの方が良いと思う。
同価格帯のリュックで、家にあるグレゴリーのカバートミッションデイと並べてみた。
大きさはそれほど変わらないように見える。
ナイロン等のカジュアルデザインのリュックと比べると、やはり見た目の高級感では上かな。
機能性重視でグレゴリーを使っていたが、最近はMUKOの出番が増えつつある。
シーンを選ばず使えるデザイン性は、やはりオンオフ兼用したいメンズにピッタリなアイテムなんだろう。
TSOG『MUKO』レザーリュック THE ONEはどう?
TSOGにはオールレザーの「THE ONE」というもう一つ人気のモデルが存在する。
こちらのリュックが気になっている人も多いと思う。
THE ONEとの比較については以下記事で取り上げているので、購入検討中の方は合わせてお読みいただきたい。
かなり細かくレビューしているので、きっと参考になるはずだ。
TSOG『MUKO』レザーリュックの収納能力
・モバイルPC(13.3インチ)
・財布
・手帳 ・本
・ペン ・イヤホン
・USBケーブル ・ペンケース
・GATSBY
・キーケース ・iphone
・名刺入れ ・モバイルバッテリー
・カードケース ・手袋
並べてみると、意外に荷物って多いのね。
これが必要最低限、持ち歩きに必要なものになっている。
上記15種の荷物を収納しても、まだまだスペース的には余裕がある。
これ以上荷物を増やすと、重量増しの影響で機動力に影響が出てしまう。
なのでこれ以上の荷物は入れないようにしているが、入れようと思えばまだまだ余力は残っている。
左右にあるサイドポケットの存在が機能性に与える影響は大きい。
特にスマホやモバイルバッテリーは、サイドポケットに収納ができることでより有効に活用できることが分かるだろう。
あまり幅を持たせていないため、薄いものを収納しても飛び出してしまう心配がない。
充電しながらスマホを操作する私にとって、このサイドポケットの役割は想像以上に大きいものだった。
もう1点、気付きにつながるポイントがあった。
それは、取っ手付近にあるジッパー付きの収納部、
これほど使い勝手に影響するとは思ってもいなかった。
日々の玄関扉の施錠時に左手で取っ手を持ちながら、素早くキーケースを取り出せることは個人的にツボだった。
レザーリュックをメンズにおすすめする理由が、デザインだけではないことを証明できる。
TSOG『MUKO』レザーリュックの惜しいところ
どんなに素晴らしいものでも、必ず欠点となる部分は存在する。
私がMUKOリュックを使って改善した方が良いと思うのは、フロントポケットのフラップについて。
正直、このフラップはよほどなことが無い限り私は使わない。
理由はフロントポケットを活用する頻度が極端に少ないため。
というよりも、開閉が一番多くなると予想していたフロントポケットだが、両サイドポケットと取っ手付近のポケットがあるおかげでほとんど使わない。
結果として、たまにしか使わないフロントポケットのフラップが邪魔に感じてしまう。
デザインだけのオブジェと化すのであれば、付いてない方が良い。
この一点だけが唯一使ってて気になるだけで、全体的には優秀なアイテムだと感じる。
TSOG『MUKO』リュックまとめ
TSOGのMUKOレザーリュックを紹介した。
ここ最近の中では当たり商品だと思うので、レザーリュックを検討している人は一度公式ホームページで詳細を確認してみてくれ。
EC中心の販売に限られているため、手に取って見れる実店舗は今のところない。
チェックしてほしいポイントがある人は、お問合せから連絡いただければ私の方で対応を検討しても良いと思ってる。
オンオフ兼用で使えるデザインで、機能性も高い。
きっとあなたの所有欲を満たしてくれるアイテムになるだろう。