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少ない服でもおしゃれに見せることはできる。
少ない服でも、たくさん服を持っているように見える人って身近にいません?
これはワードローブの構築法に秘密がある。
ただやみくもにおしゃれなアイテムを揃えても、それが結果としておしゃれに見えるかというのは別物なのだ。
1つのコーディネートで見たときはおしゃれなんだけど、別の日に見たらなんかイマイチ。これが起こるのは着回しを考えずに、気に入ったものを都度揃えているから。
今日は少ない服でもおしゃれに見せる、着回し法を紹介しよう。
少ない服でもおしゃれに見せる着回し術
なんで少ないアイテムなのに、おしゃれに見えるのか?まず、その問題について自分なりに考えてみる。これには3つの観点に分けて見ることが出来る。
①ワードローブの数
何にでも言えることだが、何かしらに取り組む前に事前に筋道を考えている人といない人では、結果がまったく変わってくる。
一番はじめにクローゼットに入れる服の数を決めている人は、一週間をどう着回すかを事前にシミュレーションしていることになる。
トップスは3つ必要、ボトムは?じゃー靴は何足?
というように自分が一週間を着回すことだけを考えて必要な数だけ服を買う。もしくは、元々ある程度のワードローブが構築されているのであれば、トレンドのものを買い足すイメージだ。
まずはそれぞれのパーツに分けて、必要なものが何かを考えること。
重要なのは頭を使って考える事に尽きる。どうしても洋服好きな人は、感情が先行してしまう傾向が強いので、今一度冷静になって必要なものが何なのかを考えてみて。
少ない服でおしゃれに見せる事ができるのは、ここがまず最初にあっての話だから。
②色合わせを統一する
少ない服でおしゃれに見せるには、それぞれのアイテムの「色」が鍵を握る。
この色合わせが上手い人は、手持ちアイテムを何倍にも見せることができるのだ。
私個人としても、ここの色合わせが上手い人は羨ましい。色は紺と言っても無数に存在しているため、微妙なデザインの差によって合わない組み合わせもあるから。
この色合わせが神がかり的に上手い人をたまに見かけるが、それは才能と言ってしまったほうがいいかな。その領域には行けないまでも、色の組み合わせ方をバランスさせる技術を身に着けよう。
この色合わせで難しいのが、一つの系統で全てをまとめてしまうと失敗するということ。
どういうことかと言えば、モノトーンなどのグレーと黒だけみたいな着こなしは避ける。同じ色だけで揃えると、違いが明確にならないから。
どちらにも振れる色を合わせとして持っておくと、バリエーションも増える。一番おすすめなのはブラウンとホワイト。
このキーカラーとベースにワードローブに入れるアイテムを考えてみよう。少ない服でおしゃれに着回すには、目に見えない努力の積み重ねがものを言うのだ。
③定番アイテムの活用
これは重要な話の一つで、定番品を上手く活用することだ。ここで挙げる定番品の定義としては、毎年毎年必ずコーデを形成してくれる廃れることのないアイテムを指す。
そしてこの定番品には、それぞれ得意とするブランドの存在がある。
ボーダーであればセントジェームス、ニットであればインバーアランやジョンスメドレー、スニーカーと言えばコンバース等、ここに挙げたブランドは何十年経ってもコーデから消えることはなく、今後も使われ続ける真の定番アイテムなわけだ。
少ない服で着回すおしゃれさんは、この定番品を取り入れることが非常に上手い。トレンドだけに乗っかってしまうと、毎年毎年新規に買い足すものが多くなる。
なので毎年着ることができる定番アイテムを取り入れることが、少ない服でもおしゃれに見せる妙技になるわけさ。
④素材感
これは定番品の話にそのまま続けても良かったんだけど、あえて分けてみる。おしゃれに見える人って、あまりみすぼらしい感じがしないよね。
定番に選ばれる理由というのは、デザインの良さや値頃感などのいくつか挙げられると思うけど、一番大きいのは素材の質感だと思ってる。
この素材の質感は大人のメンズがコーディネートに取り入れる品として、絶対に外してはいけない項目であると思う。
若い頃であれば、ある程度質感が伴わないものを着ようが、よく見えていた。それが若さの特権なんだけど、年齢を重ねるとその辺に無理が生じてくる。
確実に年齢と服装のギャップが生まれ、その人のイメージを落としてしまう方向に向かってしまう。
だからと言って、定番ブランドの全てが品質が良いとも言えない。そこは承知のうえで話をしている。
それでも長年支持を受ける理由のひとつに、この品質面が入ってくることは間違いない。どんなに良い製品でも品質が伴わないものは、選ばれることが無くなる。
大人のメンズが少ない服でおしゃれに見せるには、この辺の素材感への意識を持つことも非常に重要なんだよね。
まとめ
少ない服でおしゃれに見せる秘密について話をさせていただいた。
私も既婚・子持ちという手前、それほど洋服に掛けられる金額は無い。質感の良いものは当然価格も高くなるのは自然の摂理なのでしょうがない。
そんな中でもコスパの良いブランドは存在するし、うまく着回す方法がいくらでもある。その辺はまた別の章にて順次紹介していこう。
少ない服で着回すおしゃれさんになるためには、
①着る服の数を決める、
②色合わせを意識する、
③定番アイテムを取り入れる、
④素材感に気を付ける
の4つの項目を意識すること。
今日の記事があなたのワードローブ構築の一助となれば幸いだ。