リーバイス501スキニーは邪道?王道デニムブランドを評価

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リーバイスの501にスキニーラインが追加される。

 

約15年振りくらいに『Levi’s(リーバイス)』という言葉を耳にしたような気がする。

リーバイスの501は、言わずと知れたジーンズの神的な存在であり、すべてのデニムの原点とも言えるモデル。

 

キングオブデニムブランドであるリーバイスが、定番ラインの501に現代の流行を取り入れたスキニーを組み入れた。

個人的には、若かりし頃の思い出が蘇るのと同時に『いまさらリーバイスの501?』という気持ちも湧き上がる。

 

なんだか微妙な感じは拭えないが、履いてみないと何とも言えない。

なので去年発売されたリーバイスの501スキニーについて、遅ればせながら購入したので評価することにした。

 

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リーバイスの501スキニーを評価|王道ブランドデニム

リーバイスの501スキニーを評価するまえに、特に若い世代の人達にジーンズの原点とも言える501について少し触れておくことにしよう。

 

ジーンズのマスターピース『リーバイス501』

遡ること150年近く前、鉱山で働くワーカーが作業着として用いていたものがジーンズの原型と言われている。

後に、過酷な労働によるパンツの擦り切れが問題となり、リベット打ちの丈夫なパンツを製造したことが、ジーンズがこの世に出る最初のできごと。

リーバイ・ストラウスがこのリベット打ちのパンツを特許出願したことで、リーバイス・ストラウス社が独占販売することに至る。

1890年よりロットナンバー製を取り入れることになったことから、モデルロットナンバーとして「501」が刻まれることになる。

当時はまだ今あるようなデニム生地を採用しているものではなく、今のデニムの原型が出来上がったのは、縫製技術が進化した1940年頃だった。

 

初めは「金属リベットを使って作られた丈夫なパンツ」というのが、デニムの起源だったんだね。

 

現代の流行を取り入れたリーバイス501スキニー

不朽の名作であるリーバイスの501に現代のエッセンスを取り入れて、アップデートしたものが今回のリーバイス501スキニーになる。

現代的な細身シルエットにパターンを再構築し、伝統的なボタンフライ仕様などは残したまま腰周りはスッキリとさせている。

股上は深すぎない中間的なミッドライズに落とし込み、大腿から裾にかけてピッタリとフィットするようなシルエット。

あまりエッジを利かせたものではなく、現代の潮流を意識してミックスさせた印象。

履き心地はこの後に紹介するとして、なんとなく微妙な立ち位置な感は否めないかな。

 

コーンミルズ社のデニムを使用

デニム生地はリーバイス501らしく、コーンミルズ社のものを採用。

リーバイスは501誕生からしばらくの間は、アモスゲク社の生地を使っていたがより高品質なデニムを採用するべく生地の供給元を変えている。

 

伸縮性が高く、洗をかけるに従い濃淡のコントラストが美しいコーンミルズのデニムは、以降リーバイスジーンズのすべてのモデルに採用された。

コーンミルズ社デニム生地の特徴といえば、1940年代に作られた織り機を使って今でも製造されていることだろう。

 

このシャトル織り機は現在でも、熟練のワーカーの手によって製造が続けられている貴重なもの。

リーバイス501スキニーにも同様の生地が使われてるのは、ただの流行に即したスキニーモデルを作ったというよりは、社運を賭けたモデルの一つという意味合いを感じた。

 

リーバイス501スキニーをレビュー

 

今回購入したリーバイスの501スキニーは、若干ダメージの入ったデザインのもの。色落ちも、俗にいう『ストーンウォッシュ』と呼ばれる加工で中学生の頃に履いていたリーバイスデニムを彷彿とさせる。

このまだらな色落ちが私の記憶するリーバイスデニムに共通するもので、風合いがとても懐かしい。

右膝の加工は必要無かったんだけど、この風合いのモデルがこれしか無かったので仕方なし。

価格は18,000円と、有名なプレミアムデニムブランドのものよりはワンマーク下に設定している。

 

届いたモデルはサイズ違い

 

サイズW30を購入したのに、届いたモデルはW33のサイズ違い。

 

どこで間違えてしまったのか、今まで通販で買ってきた中でも初めての経験だった。

ウエストサイズ実寸が90cmというデブになってしまった私にも、さすがに3サイズアップは大きすぎる。

 

ウエスト83cmで考えると、当然入るわけないだろうと思う人がほとんどだと思うが、腰周り、ヒップ、わたり幅とすべてがスキニーとは呼べないフィッティング感。

だから通販で洋服を選ぶのは難しいんだよ。

 

特にパンツのサイズ感は、実際に試着を繰り返しても失敗することが多い。

履き心地は交換品でレビューするとして、その他の部分について紹介していくことにしよう。

 

メイドインメキシコ

 

2002年にアメリカの2工場を除き、生産工場を閉鎖したリーバイスは海外生産へとシフトした。その海外生産先工場の一つがメキシコ。

20年以上振りに購入したリーバイスは、『Made in USA』ではなく『Made in Mexico』なわけですよ。

 

古き良きアメリカを代表するデニムの、その代表格的なブランドであるリーバイスのジーンズがアメリカ産でないのは、情緒的な意味で少しゲンナリしてしまうのは世代によることなのかもしれない。

あんまり気にしない人の方が多いかな。

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タブ

 

タブには『Levi’s』の文字はなく、®の文字だけが入ったもの・・・

これまた細かい部分になってしまうが、情緒的なものを大切にしてしまう私にはどうにも受け止められない。

 

実際にものを見て購入しないことのリスクの一つと言えるね。

この辺は購入時に一通り現物で判断しなければ、見過ごしてしまうポイントの一つ。

 

やはり通販で買うのは難しいと感じる部分。

 

セルビッチ

 

通称『赤耳』と呼ばれるセルビッチはきちんと標準仕様として再現されている。

ヴィンテージに取り入れられた分かりやすい仕様の一つだけに、標準で付いているのは嬉しいところ。

 

ロールアップして履くケースが増えたデニムの着こなしを考えれば、差別優位性を出せる貴重なポイント。

裾の処理はチェーンステッチが施されており、アタリの出し方も古着っぽさを再現できている。

 

 

フロントポケットにあるコインポケットにも同様のセルビッチが再現されていた。

結構細かい部分にまで手が行き届いていることを実感、直接の購入動機にまでは至らないまでも反映されているのは素直に嬉しい。

 

ここまで細かい部分を気にするのは、やはりヴィンテージのリーバイスを愛するものが多いからか?

流行を追っただけの、スキニーラインではないことを感じさせるポイントの一つ。

 

革パッチ

 

リベットを使用したワークパンツということで特許を取得したリーバイス社が、特許切れ寸前に、取り入れたのが革パッチの原点。

リベット打ちのパンツを一番最初に出したことを示す『ORIJINAL RIVETED』の文字に、合わせてツーホースロゴを採用。

 

一枚のジーンズを馬が左右で引き合うロゴマークは、ジーンズの耐久性を示すメッセージが込められていた。

今では、このツーホースロゴ自体が『Levi’s社製』という意味となって世に広まっているんだな。

 

この革パッチの質感的に、洗を繰り返すうちに良い味が出るのは間違いないだろう。

 

まとめ

 

結局交換することになってしまったリーバイス501スキニー。

とはいえ、随所にリーバイスのこだわりを感じる部分はあったにせよ、もう一歩詰めて欲しかったというのが正直な感想だ。

伝統的な501に現代のスキニーシルエットを反映させたニューオリジナルとして、あと一歩足りない。

履き心地等に関しては、W30のサイズが届いた際に新たに追記しようと思う。

 

サイズ交換したリーバイス501が届く

 

サイズ交換したリーバイス501スキニーが到着した。結構前に届いていたのだが、時間がなくて紹介できていなかった。

本記事の内容については、以下よりお読みいただければと思う。

⇒ リーバイスのデニム|サイズ交換した501スキニーを再評価

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