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ナイキのローシって知ってます?
ナイキの『ローシ』は私が履いてきたスニーカーの中でも、一番おすすめできるモデル。
何よりも靴を履いているとまったく感じさせない『軽さ』は、ナイキだからこそ成せる技なのかもしれない。
このスニーカーを履けば、空も飛べるんじゃないかと錯覚するレベル。
今日はナイキスニーカーの中でもとりわけシンプルで、機能的なローシの魅力について詳細をお伝えしていこう。
ナイキのローシが、いかにおしゃれで機能的なのかが理解できるはずだ。
NIKE(ナイキ)とは
ナイキブランドを知らない人はいないと思うけど、敢えて「NIKEとは?」からスタートしてみる。
ナイキはスポーツブランドの中でも、アディダスと双璧をなす誰もが知るメガブランドだ。
マーケットは全世界、売上高は3兆円を超えスポーツブランドでは群を抜いて1位の座を欲しいままにしている。
特にスニーカーについては、1990年代中盤に爆発的なブームを起こし、社会現象にまでなったエアマックス95があまりにも有名。
それ以前にもスニーカーの名作は数知れず、エアジョーダン、エアフォース等などもエアマックス同様に一大ブームを巻き起こしたスニーカーだ。
これだけ長い期間に渡り、売れ筋モデルを継続して販売し続けているナイキはスニーカー界の巨人と呼べるだろう。
そのナイキが2012年に投入したのがローシの初代モデルだった。
ローシのコンセプト
ローシのコンセプトはシンプルの一言に尽きる。
『瞑想』『禅』に代表される言葉の通り、無駄な装飾が一切ない。
ここまで無駄を削ぎ落としながらも、他のスニーカーにはない存在感を出せているところが素晴らしい。
そもそもこのローシという言葉は『老師』から由来しているもの。世界観にもまったくブレがない。
エアマックス等のハイテクスニーカーに強いナイキ最大の訴求ポイントは、機能性とデザイン。今ではファッションシーンには無くてはならない存在にまで成長した。
ただ、ハイテクスニーカーは、コンバースのオールスター等のローテクスニーカーと比較して、ゴテゴテしている分、合わせる服装を選んでしまう部分も大きい。
デザインをシンプルに削ぎ落としたことが、逆に差別化になるというナイキならではの象徴的なモデルがローシなんだと思う。
ナイキ『ローシ』の良いところ
ナイキのローシシリーズは2012年にスタートしてからというもの、現在までにローシワンとローシツーの2モデルが展開されている。
私が所有している、画像の黒いレザーモデルについては後継のローシツーに当たる。
ここからは、ローシの良かったポイントについてまとめている。
コーディネートに合わせやすい
スニーカーだけが浮いてしまうコーディネートってどうなのよ?
それを解消したシンプルなデザインは、今までのハイテクスニーカーとは異なり、合わせる服を選ばない。
どんなパンツにもフィットしてしまう、着回し力を持ったスニーカーとして重宝するだろう。
バリエーションがハンパない
ナイキの公式通販を見てもらえば分かることだが、素材・色を含め相当なバリエーションが存在する。
お気に入りの組み合わせを自分で選べるカスタムメイドも含めて考えたら、ほぼ無限と言っていい。
プロパーで展開しているものは、シンプルで機能的なんだけど他の人との差別化を望む人にとってはこの辺を利用してみても良いのでは?
ロープライス
これだけデザインと機能を絞り込んだことで、価格的にもロープライスに抑えることができた。
この辺も多くの人に受け入れられたところなのかもしれない。ナイキのハイテクスニーカーの相場感としては12,000~15,000円がベースにあった。
その頃を知っている私としては、10,000円を潜るロープライスはファストファッション全盛時代にもマッチしたことで大衆の心を掴んだと感じる。
ファーストナイキを欲しがる人達に向けて、買いやすいプライスポイントを設けることができた戦略的な意味付けも感じるモデルだ。
機能性
このシューズの一番の特徴はコンセプトにもある通り、無駄を削ぎ落としたシンプルなデザイン性にある。
それでは機能性とは何を指すのだろうか?
機能性の最大の訴求ポイントは『軽さ』だ。
グリップ力やクッション性の高さによる、履き心地の良さは言うまでもない。一番は軽量だと感じることができる重さ。
履いてることを忘れてしまうなんて表現があるが、個人的には空をも飛べてしまうと感じる軽さなのだ。
ローシの良くない点
種類が多い
これはナイキの最近の傾向にあるカスタムメイド及び、並行輸入ものなどの展開にあると考えられる。
これにショップ別注品なども含めると、それが本物なのかどうかも分からない。
人気があるモデルの宿命でもあるので、この辺は仕方ない部分になるのかな。
靴底の溝に石がはまる
これはローシツーに見られる現象として、靴底の石畳に小石が詰まる現象が起きる。普通に歩いてる分には、頻繁に起きるものでもないのでそれほど気にはならないレベル。
とは言え、一番心配になるのはこの溝に犬のう◯ちが付いてしまった時はどうすれば良いのか?
答えは泣きながら洗うしかないだろう。
靴底のクッションボリューム
靴底のクッションボリュームが気持ち大きいことについては、特にローシワン・ツー共に共通する部分である。
これは気になる人は気になるところで、もうちょっとボリュームを落としても良かった部分。
履き心地を最優先させた結果、ここのボリュームが大きくなってしまったんだろうけど惜しい部分。
まとめ
ナイキのローシについて話をさせていただいた。
ジョギング等で、軽さを最優先にスニーカーを探している人にもおすすめできる。スポーツシーンだけではなく、ハイテクスニーカーとして1足持っおけばコーディネートの幅も広がる
価格・ファッション面においても、ファーストナイキを探している人には文句なしにおすすめできるもの。
スニーカー購入を検討している人はナイキのローシを検討してみてはいかがだろう。
空も飛べそうな軽さを体感してほしい。