この記事は約 7 分で読めます。
リーボックの『クラブC』と言われても、ピンとこない人の方が多いかもしれない。
リーボックのスニーカーでメジャーなモデルと言えば、ポンプフューリーやインスタポンプがあまりにも有名だから。
その影に隠れる形にはなってしまうが、昔から定番のクラシックラインとしてクラブCやクラシックレザーが存在する。
ニューバランスやアディダスなどのスニーカーと比較すると、どうしてもマニア向けの雰囲気が漂うことは否定できない。
とはいえ、80年代のフィットネスブームを牽引した立役者であり、リーボックの不朽の名作。
今回はリーボックのクラシックモデルの一つである、クラブCについて紹介しよう。
リーボックのクラブCはブランドを代表する名作スニーカー
1980~1990年代にかけて、リーボックが様々なスポーツシーンに送り出したモデルを総称して
『Reebok CLASSIC(リーボック クラシック)』
と呼んでいる。
クラブCはテニスシーンを想定してローンチされたモデルだが、汎用性の高さからデイリーユースでも愛用者が多いスニーカー。
インスタポンプやポンプフューリーを選ばずに、敢えてクラブCを選んでみるのもツウな選択眼だと思っている。
高級ファブリックを使用
リーボックのクラブCに使われるアッパー素材は、贅沢にガーメントレザー(高級天然皮革)が使われている。
私はスエードのモデルをチョイスしてみたが、比較的どんなコーデにも合わせられるのがクラブCのストロングポイント。
1985年にテニスコート専用シューズとして開発された経緯通り、フィット感の良さはリーボックスニーカーの素地の良さを証明してくれている。
スエードのベージュカラーをチョイス
最近ベージュのスニーカーが増えたなー・・・
なんて思いつつも、合わせやすさを考えるとこれほど使えるカラーも無いわけだ。
グレーやベージュカラーの良さは、コーディネートにより幅をもたせることができること。
ブラックやホワイトではなく、スエードを選ぶことで季節感を考えずに履けるし、今後も活躍するシーンが増えそうだ。
シンプルなデザイン
リーボックのスニーカー自体を選ぶことが、すでに渋さの極みみたいなところがあるかな。
普通にスニーカーを買いに行って、クラブCを選ぶ人がどれだけいるだろう?
相当なリーボックブランド好きか、敢えてメジャーブランドのスニーカーを履かないと心に決めてるマニアな奴か。
でも、実際にモデル名は分からないとはいえ、クラブCに一目置いてる人がある程度いるのも事実。
なぜ、リーボックのクラブCなのか?
理由は冒頭から一貫して話しているとおり、クラシックラインに代表されるシンプルなデザイン性に尽きるんだと思う。
特に30代後半にもなると、若者と同様のスニーカーを履くことに抵抗を感じる人も少なくない。
そういう人は、少しマイナーな路線のモデルで自分の服装に合うパトリックや、以前紹介したニューバランスでも990辺りをチョイスする。
デザインはシンプルながら、クラシックな見た目でトレンドに左右されず、それなりにどんな服装ともマッチする。
年を重ねるごとに自分の中に起きる『心境の微妙な変化』に対応してくれるモデルは、意外に少ない。
リーボックのクラブCやクラシックラインに目を向ける人は、少数派でありつつ、ある程度のこだわりを持った人なんだと感じるね。
1980年代はスポーツファッションシーンを牽引
散々マイナーなブランドという言い方をしてしまったが、リーボックは1980年代にスポーツシーンを牽引したメジャーブランド。
『Reebok』という名称自体を知らない人は少ないと思うし、インスタポンプのように人気の高いモデルも多い。
ただ、他のクラシックラインを見た時に、親会社であるアディダスのスタンスミス、ニューバランスの996等と比較すると、モデル名を知ってる人はごく少数。
なのでリーボックブランド自体はメジャーでも、こと一部のスニーカーに限って言えば、やはりマイナーなモデルと言わざる負えない。
だからこそ、市場で売れているモデルとは一味違う味が感じられるのかもしれないが・・・
まとめ
リーボックのクラブCについて、個人的な所感を含め紹介させていただいた。
スポーツ・フィットネスの先駆け的なブランドということもあり、スニーカーが持つ基本性能は間違いなく高い。
とはいえ、ナイキやアディダスのメジャーモデルと比較すると、市場認知の点では大きく劣っている。
認知度が低いことは、服が好きな人間としてはどうでも良いことで、むしろ人と被ることがない利点もあるわけだ。
今回紹介したリーボックのクラブCは、メジャーなモデルに飽きてしまった洋服の分かる大人にこそおすすめしたいモデル。
気になる人は、実物を見てみることをおすすめする。
リーボックと言えばインスタポンプ!
リーボックスニーカーの名が世界的に有名になったモデル。
そう、『インスタポンプフューリー』こそ、リーボックスニーカー不滅の金字塔モデル
このスニーカーの難しいところは、サイズ感とコーディネートに集約される。
以下記事にて詳細をまとめているので、気になる人は合わせてお読みいただきたい。