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ジャージジャケットはこの10年のファッションの歴史の中でも特に素晴らしいアイテムだと思う。
テーラードジャケット自体がクラシックな特性を持つアイテムなため、伝統的なスタイルに落ち着き過ぎてしまう。
傍から見る印象としては、どれもこれも金太郎飴状態になってしまう。
そもそも肩パットが入ったジャケット自体が硬い印象を強くしてしまう分、カジュアルアイテムとのコーデが難しかった。
時の流れとともにテーラードジャケットは、次第に肩パットを入れないタイプになり、ここ最近ではジャージ素材を取り入れたものも多い。
着心地の良さを兼ね備えることとなったテーラードジャケットは、ビジネスシーンでも新しい風を巻き起こしている。
今回は動きやすさも兼ね備えた、素晴らしい着心地のジャージジャケットについて紹介させていただこう。
ジャージジャケットの着心地と動きやすさ
今回紹介するジャージジャケットは、近所のジャーナルスタンダードで普通にプロパーで購入したもの。
特にこれがほしくてお店に行ったわけじゃないんだけど、タマタマ試着して良かったのでそのまま買って帰る。
Aqalinc(アクアリンク)というラインのものだが、コンセプトはアクティブなビジネスマン向け。
最先端素材を使い、快適さと機能性に優れたアイテムで多忙な生活をサポートしてくれると言ったところか。
これがまた自分が想像した以上に今でも着ているのは、やはり機能性と耐久性に優れているのだと思う。
オンオフ兼用の優れもの
ジャージジャケットとはいえ、カラーはダークネイビーなので職種によってはビジネスでも問題なく着ていけるものになる。
基本的に現在のビジネスシーンにおいてクールビズを採用している企業が多い中、この仕様でNGをだしてしまうところは少ないと思う。
何気に本切羽という本格仕様でもあるので、シャツのように袖捲り出来てしまうところもポイントが高い。
着心地とデザイン
やはり一番素晴らしいと感じるのは、ジャージ素材特有のストレッチ性と、その絞りすぎないウエストラインがもたらす着心地の良さ。
お腹が出てしまった私が着てもある程度シャープに見えるシルエットは、もはや魔法の領域。計算され尽くされたパターンはジャーナルならではのもの。
ラペルの反り返りもそれなりに自然な雰囲気を出しているし、何よりもジャージ素材がもたらすフィット感は凄く良い。
きちんと運動して筋肉をケアしている男性であれば、かなりセクシーさを感じさせるシルエットになってる。
シワになりにくい
何よりも素晴らしいのはシワになりにくいところ。このジャージジャケットの素材はポリエステル100%ということもあり防シワ性に非常に優れている。
会社に着ていくのに、クシャクシャになったシワだらけのジャケットなんて着ていけないでしょ?
単身のビジネスパーソンで、ある程度カジュアルなジャケットが許される人には最高のアイテムだと思うよ。
洗える
そして何ちゅうても洗濯機にそのまま投げ込んでしまえる手軽さ。
品質表示タグを見てないので、間違ってたらごめんなさい。でも普通に洗濯機を使ったところでまったく問題ないんだから洗えるわけだ。
ジャケットなのにこの手軽さは素晴らしい。クールビズ用に購入したから汗かいた時にクリーニングではなく気軽に洗えるのは大きなメリット。
ジャージジャケットの素晴らしい機能性が分かるっしょ。
機能性
機能性って何を指すの?
って思う人もいるでしょうけど、やっぱりその吸水速乾性に優れた生地を使っているのは汗ばむ季節にピッタリ。
結構頻繁に着ても型くずれや縫製のほつれなどもなく、耐久性が強いところも最高だ。それでいて異常に軽い、着ている事が気にならないジャケットなんだよね。
ジャージジャケットのダメところ
良いとこばかりのジャージジャケットにもダメなところは少なからず存在する。
脇から袖にかけての通気性の悪さ
買うときから気にはなっていたのだが、着心地の中でも袖を通しやすくするために通常のジャケットでも裏地によく見るキュプラ(材質はポリエステルだけど)のようなものがついている。
これが夏場だと熱を逃さないためなのか袖の部分だけが暑くて着るのが厳しい。
真夏を除けば問題ないんだろうけど暑がりの私には無理だった。
カジュアル過ぎる見た目
基本的にジャージジャケットは正装で着ていくようなものではないため、見た目はかなりカジュアルなものになる。
シャツでいうところのオックスフォードシャツに近い感覚と言えば理解しやすい。元々が正装で着るようなものではないので、そこまで求めてしまうのもどうかと思うが・・・
今回紹介したものはポリエステル100%だったため、生地に使われている素材の配合比によっても変わってくるから一概には言えないけど。
まとめ
ジャージジャケットはスーツが必要じゃない社会人や、大学生が持つべき便利なトップスの一つ。
Tシャツでラフに着こなすくらいの方が個人的にはピッタリだと思うので、春から夏にかけてガンガン着倒せる。
なんせ洗濯機で洗えてしまうので神経質になる必要がない。
ケアする手間が嫌な人は、間違いなくおすすめできる一着なので本記事を参考にしてもらえると幸いだ。