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ファッションセンスを磨くには、何をすれば良いのだろうか?
この曖昧な問いに対する回答を出せと言われれば、日々起こる自身の気付きに掛かっている。
これまた曖昧な回答になってしまった・・・
今日は、具体的にファッションセンスを磨く方法をいくつか取り上げよう。
私が実際に経験して良いと思ったことや、気付きを得た瞬間など、いくつかポイントになったところを抽出してみた。
ファッションセンスを磨く4つの方法
『ファッションセンスを磨く方法』
こんな見出しの本が売ってそうだな・・・
自分に置き換えて考えてみたが、ファッションセンスを磨くために具体的に何かやったっけ?
「これをやろう」って具体的に考えたことがないから思いつかないのか?
きっと普段当たり前になり過ぎている事にこそ、ヒントが隠されているのだ。
少し自分の内側にある、昔の記憶を辿ってみることにした。
なりたいイメージがあるか
ファッションセンスを磨くと言っても漠然としているだけでは、かなり具体性に欠けるもの。
ここは自分のなりたいイメージを具体化していくことから始めよう。
身近なたとえで言えば、友人や先輩でも良いしセレクトショップのスタッフでも良い。
身近な人間で思い当たる人がいないのであれば、芸能人やスポーツ選手等、まず具体化すること。
具体化したところで、その人の真似をする。
かなり徹底的に真似をしてみると良い。
・同じブランドの服を着る。
・服装だけでなく話し方や、振る舞いまで真似をする
・徹底的になりきって行動する
それを繰り返していくうち、ふとした瞬間に気付くことがある。
独特のクセや、オリジナリティを感じる部分を自分の服装にも取り入れる。
私は服装だけではなく話し方や、特徴的な動作まで真似た。
モデリングの最大の効果は短期間で効果を感じることが出来ること。
ファッションセンス=洋服に掛けたお金x考えた回数
そもそもファッションセンスって磨くものなのだろうか?
ファッションセンスを上げるための方程式を考えてみた結果、この式に辿り着いた。
ファッションセンス=洋服に掛けた金額x自分の頭で思考した回数
身銭を切って投資した回数と、頭をフル回転させて脳みそに汗をかいた回数の掛け算こそが、ファッションセンスという回答に行き着いた。
元々センスの良い奴ってのは普通に存在する。
平面に置かれた洋服から、自分が着用したイメージがリアルに思い描ける。
そういう天才は放っておく。
ファッションに限らず、やはり良いと言われるものを多く見る事が大事。洋服の場合は、自分が着てはじめて気付くことが色々ある。
だから短期間でファッションセンスを磨く簡単な方法は、まず洋服を買いまくることだ。
だって買わなきゃ始まらないもん。
ここで大事なのは、買う洋服について偏りを考えすぎないこと。
・安いものを大量に買う
・素材が最高のものを1着買う
これではあまり意味がないが気にしすぎも制限になる。
高い服も安い服も、平均的と言われる服も万遍なく買ってみる。
これができると一番理想なのだが、基本的に着る服には系統が分かれてくることの方が多いだろう。
なので私が推奨するのは、あまり着ない系統のお店で試着してみること。
生地感の違いや縫製の優劣など見比べて、実際に着比べてみる。
自分が身銭を切っただけの価値があったのか無かったのか?
ここがハッキリするから私は良くやってた手法。
様々な店のクオリティとコストが分かると、自分がバランスしたいポイントも明確になる。
一人ファッションショー
考えた回数は間違いなく自分のファッションセンスを底上げしてくれる。
そのためには、リラックスした空間で一人物思いに耽りながらあーでもない、こーでもないをするのがベスト。
買い物をしたあとの一人ファッションショーほど楽しみなものはなかった。
家に帰って袖を通す瞬間が堪らなく、他のアイテムと色々と合わせる楽しみは格別のもの。
女の子だけの楽しみではないので、この辺に抵抗を感じている人がいるのであれば、そんなもの捨ててしまえ。
家で思う存分納得するまでワードローブにあるものと組み合わせるのだ。ここでダメなものは『失敗した・・・』という経験になる。
失敗した経験がなくおしゃれになったやつを私は知らない。
ファッションセンスを磨く方法は非常に地味で、頭を使う作業なのだ。
自分に似合うものを知る
自分に似合うものなど簡単に分からないと思ってる人もいるかもしれない。
でも、自分に似合う系統のものを取り入れないと、ファッションセンスはいつまで経っても磨かれることはないだろう。
ここで難しい部分があるとすれば、自分の好きな系統と着こなしたいファッションにズレがある場合、どちらに合わせるか?
結論は自分のしたい格好と似合うファッションとの乖離が大きすぎる場合、自分の着たい服を着るのが幸せだと思う。
これは相手目線で考えて決めるものではなく、自分の心の底から沸き上がる感情を優先した方が単純に幸せだから。
私の持論としては最終的に本人に似合わなかったとしても、気合で自分のキャラクターにしてしまうのも有りということ。
ただ、これが固定観念で決めてしまっているのは話が別。
自分は何となくイメージとして『似合わないだろう』と思って敬遠しているのであれば、可能性を潰してしまう前に一度試着だけでもしてみよう。
『あれっ!意外といいじゃん』
こんなケースは山ほどある。
自分が思っている以上に自分の事を知らない人の方が多い。新らしい側面を引き出してくれる機会にあったら凝り固まったままにならず、取り入れてみる前向きさが重要だ。
まとめ
ファッションセンスを磨く方法について4点紹介させていただいた。
この4つは本質だと思ってるし、男女で違いがあるものでもないと思っている。
人間は固定概念をどれだけ払拭することができるかで、新しいモノの見方や古い常識を変えることが出来る。
1.まずは自分のなりたい姿を明確にする。
2.モデリングする。
3.自分に似合う服を知る。
そして実際に投資して服を購入したら、ひたすら自分の頭でおしゃれになるためにはどうすればいいかを考え続ける。
この積み重ねであなたは圧倒的なスピードでおしゃれになっていくだろう。
ファッションセンスを磨く参考になれば幸いだ。