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おしゃれな奴はモテる。
一般的な解釈として間違ってはいないと思うが、女性目線からしてメンズのおしゃれなポイントってどんなところを指すのだろう?
これは好きな系統により、多岐に分かれるが一般論としてのおしゃれをきちんと定義する必要がある。
個性的だからモテるわけでもなく、シンプルだから格好良いわけでもない。
女性目線からおしゃれなメンズはモテる、と言われるポイントをいくつか絞り込んでみた。
おしゃれなメンズはモテる?その具体的な事例
『おしゃれすればモテる』という固定概念があるからこそ、自分に自信の無い奴は洋服に救いを求める。
洋服は外見を形成する要素の中で、ニ番目に大きな項目。
男子そのものの素材である『顔』に次いで重要なポイントなのだ。
自分軸を形成するにあたり、『モテたい』という意識が全面に出てしまっている男性は以下から参考にできるものが多いと思う。
雰囲気
おしゃれを判断する一番大きなポイントは、その当人が醸し出す雰囲気にあると見て間違いない。
『あの人おしゃれだよね』
この言葉に含まれる女子のインサイトとしては、2通りある。
一つはメンズそのものの素材を評価する場合、二つ目は洋服を着こなした雰囲気を含め総合的な評価を行っているケースだ。
メンズ自体を評価している場合、外見を構成するファッション面についてはあまり細かく見ていないケースの方が多いと感じる。
おしゃれと捉えているのではなく、あくまで評価の中心は『顔』になる。
顔がイケてるわけでもなく、スタイルが良いわけでもないのに雰囲気としておしゃれな奴。
これは、服装を含めた全体のキャラクターとして評価されているケース。
コーディネートしている服装を含めた意味でおしゃれだと判断しているのであれば、それはイコールモテるということに言い替えることができる。
清潔感
清潔感という言葉は、おしゃれさを含めた意味合いとして使われる。
「あの人おしゃれだよね」という言葉には、清潔感が含まれているケースが感覚値7割はあると思うんだ。
Tシャツの首元がヨレヨレじゃない、
シャツに変なシワがない、
靴は泥で汚れていない
等の服装面と、
髪の毛がボサボサ、
鼻毛が出てる、
ヒゲ剃り跡が青白い
など。
ここまでくると人間としてどうなのか?
そう受け取られても仕方ないが、女性が見るポイントは非常に細かい。
20代の男子であれば許されるであろう、この辺のことも30代中盤を過ぎると本人の劣化具合も重なり、よりダメさ加減が目立ってしまう。
いくらファッションという武器で身を包んだところで、根本的なところはある程度体裁を整えておく必要があるのだ。
シルエット
おしゃれ=タイトという方程式は、世間一般の常識になった。
ダボダボなシルエットとサイジングがピッタリなタイトシルエットでは、前述の清潔感と被る部分にもなるが女性の受け取り方が大きく変わる。
30代を過ぎると自分の個性を全面に出すという個人プレーよりも、社会的な流れを汲みとりながら服装をチョイスするメンズを評価する傾向になる。
自分が満足できるものが最高!
ではなく、他者目線を加味してコーディネートする構成力を評価するのだ。
スタンドプレーが通用するのは20代まで。
それ以降は圧倒的な個の存在感を発揮できる要素がない場合、ある程度傾向は絞られると考えよう。
季節に合わせた色
季節性をきちんと理解することも、おしゃれな奴に求められるポイント。
冬なのに真っ青なカラーのものばかり着ていたり、暑がりということでコートの中身がTシャツなんてのも寒々しい。
この辺はコーディネートの基本的な要素と言うよりも、大人としての立ち居振る舞いに通じる部分だとしみじみと痛感する。
女子からすれば、隣で歩くメンズの服装が周りから見てどう思われてるのか気になるのだ。
季節要因をきちんと考慮に入れてコーディネートする必要があるね。
色の効果についても、アクティビスタでは随時お伝えしていく予定なので今しばらくお待ちいただきたい。
おしゃれでもモテないメンズの特徴
おしゃれでモテるメンズは何も心配することはない。
問題はおしゃれなのに一向にモテないメンズについて。
この世間一般の常識から見て、相反する結果を招く明確な理由は存在するのだろうか?
おしゃれすぎる
これまた難しい話になるが、おしゃれ過ぎても女性にはモテないのだ。
私も洋服にはかなりうるさい方なので、かみさんからよく気持ち悪がられている・・・
かみさん曰く
『男のクセにファッションにこだわり過ぎてるのは気持ち悪い』
ということらしい。
付き合い始めの頃は、おしゃれなところが良いところと言っていたはずなのに・・・
とはいえこの意見には最もな部分もあり、おしゃれしてる暇があるなら少しでもこどもの面倒を見るか、仕事に精を出せと言ってるのと同じ。
男だったらもっと大切なものがあるだろ、という非常に耳が痛い話である。
基本的に女性が好むメンズファッションの系統は、先程話した通りだ。
清潔感やシンプルな装いからあまりにも逸脱してしまうと評価されない。
おしゃれとモテるの関係はバランスが重要なのさ。
ナルシスト
おしゃれの度が過ぎて自分しか見えなくなったら、モテるモテないの話以前に周りを見渡せる広い視野を取り戻すことが先決だ。
常に服装を気にし過ぎている、
髪型を気にしてる等、
はたから見てると純粋に気持ち悪いと捉えられても仕方ない。
自分以外の人にも興味の対象を広げる努力をしましょ。
基本的に、視点が自分にしか向いてない人間を女性は良く思わない。
あなたは見られているという意識を忘れてはいけないのだ。
自信がない
外見が変わっていく途上でイマイチ自分の殻を破れない人は多い。
あと一歩のところまで行くのに、そこから殻を突き破れない。
女性は男性の心理状況を見抜くことに長けている。
自信の無さは微妙な表情や行動に表れてしまう部分。
よっぽど鈍感な女性でない限り、隠したいと思っても確実に見破られてしまうだろう。
これは自信の無さを隠すから良くないわけで、素直に吐露すれば良いだけの話。
心を開いた人間には、マリア様なみに寛容に接してくれるかもしれない。
まとめ
おしゃれとモテるはニアリーイコールでも、完全にはイコールでないことが分かっただろう。
ひとつ言えることは、ファッションはバランスなのだ。
極端に振れることが最大の結果を生むわけではない。
この辺はまた別の機会に話せればと思う。