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今日はニットカーディガンのコーデについて、私の独断と偏見で合わせ方を5つ紹介する。
メンズがニットカーディガンを手にしたら何が変わるだろう?
ニットコートの記事でも取り上げたが、ニットは柔らかい雰囲気に包まれたアイテムだけに、着こなし方・選び方でいくらでもどうにかなる。
注意点としては、おじさん臭い雰囲気も作れてしまうところ。良く言えばちょっとした文豪のような捉え方をされてもおかしくない。
ニットカーディガンのコーデで、メンズが気を付けるべきポイントを絞ってお伝えしよう。
ニットカーディガンと言っても種類は色々
ニットカーディガンとひとくちに言ってみても、その種類は多岐にわたる。襟が付いたショールカラー・カーディガンや、着丈がコートのように長いロングタイプなど。
さらに糸の編みの密度であるハイゲージ・ローゲージなども加わると、ほんとものすごい数にのぼる。今回は、ショールカラーやロングタイプのカーディガンは外している。
前提条件は、スタンダードなVタイプのものと想定していてほしい。
ニットカーディガンのメンズコーデ注意点2つ
ニットカーディガンを購入する際に、まず大人のメンズが注意しなければいけないポイントとして、押さえておくべき2つの注意点から紹介しよう。
色
ニットカーディガンの選定でまず重要になるのは、その発色の良さについて。原料の問題もあってカラーで価格の違いがはっきり分かる。
この違いが分からないものがコスパが良い(悪い)商品と判断できるポイントの一つだ。ニットとひとことで言っても、シルクが織り込まれているものや、アクリル・ポリエステルなどの混合であるものなど、非常に多岐に渡る。
まずは高いものを見てから、安物を見るクセを付けよう。高いものの何が違うのか、違いが明確に分かるものなのか、この辺が購入の基準を決めるはずだ。
黒や白は発色に違いが出にくいこともあり、誤魔化せるカラーの代表とも言える。
サイズ感
大人のメンズが取り入れるべきカーディガンのサイズとしては、2種類ある。これは普段着として着るか、スーツの下に合わせるかで微妙に変わってくるものでもある。
種類も合わせたらもっと考えなければいけないことは多い。シャツの上に着る場合もそうだし、組み合わせ方でいくつか分けておくのも有り。
ニットカーディガンのコーデはこの5つで決まり
ここからニットカーディガンのおすすめのコーデを紹介していこう。
VネックTシャツ
基本的な着こなしとしてカーディガンを用いるシーズンを考えてみる。
私は春と秋服に着こなすアイテムとしてカーディガンを使うが、春はやっぱりコットン素材のものがメインになる。
11月~3月までの5ヶ月が、ニットカーディガンの威力が最大に発揮されるシーズン。でも、暑がりな私はVネックに合わせるコーデを基本としている。
なので合わせるカーディガンの素材はウールじゃだめ、メリノウールがギリギリかな。
カーディガンも極力Vゾーンをある程度維持しているものを選択する。大人の着こなしとVゾーンの関係は非常に深い。
これが鍛え抜かれた体だと、さらなる相乗効果をもたらす。意識することなくイヤミにならないナチュラルな色気を出すことができるのだ。
ここで気をつけてほしいポイントは、Vゾーンが開きすぎてないものを選ぶこと。ここに大人としてのセンスが問われる。節度ある開き具合のVゾーンを作ることがメンズニットカーディガンを着こなすコツなのだ。
シャツ
散々取り上げているボタンダウンシャツとの着こなしにもマッチするのが、ニットカーディガン。一般的にはVネックTシャツよりもコーデするメンズの需要は高い。
私はやらないがプロデューサー巻きして肩からかける着こなしも定番化している。
ワンポイントとしての使い方を含め、シャツとニットカーディガンの相性は抜群に良いのだ。アームホールがきつくなり、少しテンションを感じてしまうのが難点ではあるが、防寒にもなるしね。
ここはいたし方ない部分かな。
バスクシャツ
バスクシャツとカーディガンの相性も良いね。シンプルなもの同士の組み合わせだから、大人っぽさも残せるし、清潔感も感じさせる。
ボーダーは着回しの利く便利なアイテム。白xネイビーのベーシックなバスクシャツと紺のカーディガンの組み合わせは、シンプルな大人のマリンスタイルを叶えてくれる。
バスクシャツは3大ブランドのものがおすすめなので、別途紹介するにしても、カーディガンはシルク混のものを取り入れて艶感のあるコーデができると、ワンランク上質な雰囲気に仕上げることができるだろう。
ダウンベスト
私は頻繁に着ないものの中で、たまに取り出すとやってしまうコーデがある。それがダウンベストとニットカーディガンの組み合わせ。
ダウンベストはいつも着る時期を逃してしまう代表的なアイテムだけど、思い出したかのようにニットと合わせることがある。
というよりも、「今日何着ていけばいいかわかんないなー」なんて時に、ふとインスピレーションで合わせたことがキッカケだった気がする。
11月とか4月など中途半端な時期にしかコーデできない組み合わせだけに、登場回数は少ないかもしれないが、記憶の片隅に留めておいていただけるとここ一番で救われることがある。
テーラードジャケット
ビジネスマンの着こなしの必須アイテムだけに、テーラードジャケットを外すわけにはいかないね。とはいえ、基本的にシャツの上に羽織るだけなのでサラッと紹介して終わりにする。
濃紺のスーツであれば、少し遊びのある色を取り入れても面白い。鮮やかなカラーを取り入れることで簡単にいつもと違った印象を与えることが出きる。
私だったら濃紺のスーツにパープルのニットカーディガンなんてのがおすすめだけど、着回しを考えると難しいか。
防寒目的だけでなく、スーツのジャケットからちらりと見せるポイントとして、色使いに気を遣ってみても面白いと思うよ。
まとめ
ニットカーディガンのコーデについて、手持ちワードローブからいくつか着こなせるものを見繕ってみた。
アクティビスタが推奨するアイテムは、全てが定番かつ連動しているので、そのまま取り入れてもコーデを持て余すことがなくなるはず。
だから隅々まで見て欲しいなー・・・なんて。
実際に私が購入したものをメインに紹介しているので、不明点があればお問い合わせ欄から意見をちょうだい。
何かの解決策を提案できるはずだから。