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デザートブーツはコーデに必須の一足だ。
あなたは何十年の期間に渡り、同じ靴を買い続けた経験があるだろうか?
スエードが毛羽立ったから新しいものを買う。また、ソールがペランペランになったから同じ靴を買う。
コンバースのオールスター以外に、これだけ同じ靴を買ったものは他にない。
それだけデザートブーツはコーデを考えた時はもちろん、おしゃれをする上でもスタンダードなアイテムの一つなのだ。
21歳の時に、始めてクラークスのデザートブーツをコーデに取り入れてからというもの、ダメになったら買い換える靴の一つになった。
それだけ長い期間、履き続けることができた理由は『真の定番』だからだろう。
流行に左右されないものとは、デザートブーツのようなものを言う。
今回はデザートブーツのコーデについて、今手持ちのクラークスを元に話を進めよう。
デザートブーツはコーデに定番の不可欠アイテム
もう何足目になるのか憶えていないが、おそらく6足以上は買ってると思う。一番初めに購入したのはクラークスのデザートブーツ。
筆者購入履歴
クラークスから始まり、途中セレクトショップオリジナルのものを経過して、現在は再度クラークスのデートブーツに戻ってきた。
昔のクラークスはメイドインイングランドだったんだけど、今のクラークスはベトナムメイドに変更されている。
デザートブーツはクラークスというくらい、完成されたものだったが途中にセレクトショップのオリジナルものを挟んだのには理由がある。
一時期、メイドインチャイナの時代があったのだが、この時のサンドベージュのカラーがどうしても受け入れられなかった。
生産国の違いは最悪しょうがないにしても、品質が伴わない工場で量産したために起こった問題だと思われる。
この時期には、普通にユナイテッドアローズあたりのPB商品をセールで買って履いていた。
ベトナム工場での生産に切り替わってからは、サンドベージュのカラーも元のメイドインイングランド時代と遜色ないところまで来てると判断。
やっぱりデザートブーツはクラークスと言うことで、元に戻ることになったのだ。
デザートブーツの特性
クラークスを例にとると、とりあえず革質が滑らかなので履きやすく足に馴染む。
足元にスエード靴を配置すると、コーディネートが締まる。これが大きな理由で私は基本的にスエードのものしか履かない。
クレープソールのクッション性は、履いたことのない人だと新感覚だと思う。
少し履きなれないと違和感を感じるかもしれない。
長時間歩いても歩き疲れないところは、ロングセラーな理由の一つ。デザートブーツはデザインだけではなく、機能性も併せ持ったアイテムなのだ。
デザートブーツのコーデで重要なところ
デザートブーツ自体はどんな服装にも対応できるところは素晴らしいのだが、コーデする際に注意点としていくつか押さえるポイントがある。
平地でコケる
これは私だけかと思ったが、そんなことはない。デザートブーツをコーデしているメンズを街で見かけた際、稀に私同様に平地でコケてる奴がいた。
原因は、クレープソールにあると思っている。
アウトソールとヒール面との差が低いデザートブーツは、足をきちんと上げないと躓きやすいのかもしれない。
普段であればあまり問題ない所だが、デート時にコケるのはかなり恥ずかしい。
これが一度ならまだ良いんだけど何度もやると?と思われてしまう。
ためし履きする際に、歩きやすさも加味してサイズ感を調整するのが一番良い方法。
汚れ
スエード素材の一番の敵は汚れだ。
朝の満員電車で踏まれた日には、靴跡がアッパー一面を覆い、ものすご~く嫌な気持ちになる。これが月曜の朝だと尚更だ。
購入直後にまず防水スプレーを吹きかけることを忘れないように。
雨への耐性もそれほど無いため、適度な間隔で防水スプレーは掛けておくべき。
スエード素材は汚くなると、本当にみすぼらしく見えてしまうため、履く頻度を減らすかケアに時間を掛けるようにしよう。
少しの汚れであれば、消しゴムでこすれば取ることもできるので活用してみてほしい。
色落ち
これはリジットデニムに代表される、まだウォッシュの掛かっていないパンツについては絶対に避けるように。
一発でスエードに色移りしてしまい、しかもその色が抜けないから困る。
これはデニムだけではなく、普通に街を歩いてるときも注意するべきポイントがいくつかあるのだ。
踏切のレールにハマってしまうとコールタールが付いて、これまた再起不能になる。誰にも当たることができず、且つ、下ろしたてだった場合、憤死もんだ。
特にサンドベージュなどの明るめカラーについては、注意し過ぎても足りないくらいだ。
デザートブーツコーデに合わせるアイテム
ここで特定のアイテム名を挙げていくのも良いのだが、純粋に合わないものがないんだから載せる必要もないのが本音。
注意するべき点としては、カラーがだけ。
私はサンドベージュしか履かないし、コーデの着回しを考えてみても黒かサンドベージュが落ち着くところ。
黒はもっさりし過ぎてしまうので、グレーやチャコール程度で留めておくのが良いかな。
好きな着こなしとしては、ベージュパンツにサンドベージュのデザートブーツ。
トップスはデニムシャツを合わせて、嫌味のない大人カジュアルコーデが完成する。
まとめ
デザートブーツについて、手持ちのクラークスを元に話を進めさせていただいた。
コーディネート事例が欲しいという要望があれば、具体化しても良いが基本的にどんなものでも似合ってしまうため必要ないと思う。
1~2万円で購入できる価格というのも、有り難いところ。コーディネートを考えたら絶対に外せないのがデザートブーツ。
スタンダードなアイテムとして、今後も定番靴の一足として認知されていくだろう。