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服の脇汗が気になって、おしゃれどころじゃない。
夏のメンズファッションの悩みのうち、一番大きなものが脇汗だろう。服の両脇にできる汗シミは、見るものを不快にさせる要素のひとつ。
単純に見た目だけの問題ではなく、服に脇汗が付着することでいやな臭いの発生や、服を傷める原因にもなる。
何よりも女性は服の汗シミなどに非常に敏感に反応する。人によっては夏だけではなく、通年を通して悩んでしまうほどデリケートな問題だ。
服の脇汗を回避、もしくは軽減できる方法について私が経験したもの、調べたもの含め4つの方法を紹介させていただこう。
服の脇汗シミを回避する方法4つ
ここからは服の脇汗シミを回避する方法及び、軽減するための施策についていくつか紹介していく。
メンズファッションにおいて、脇汗問題はそれほど大きいものではないと思ってた。誰だって汗かくの当たり前だし、それが脇だからって何が問題あんのか?
これが想像以上に、周りから見た時の印象が良くないことが分かった。汗をかくのは自然現象とはいえ、臭いの発生要素であり、かつ暑苦しさや不潔さを彷彿させてしまうんだろう。
グレーのTシャツを避ける
『夏にグレーを着ることは、武器を持たず裸で戦場に飛び込むようなものだ』
別に誰かの有名な格言でも何でもないんだけど、それくらい無謀なことだとお伝えしたい。私も若かりし頃に、ライトグレーのTシャツで引っ越しのアルバイトをしたことあった。
一日作業をした後の私のグレーTシャツは、見るも無残な状態に・・・
全面塩が吹いたような汗ジミが目立ち、臭いも酷いものだった。そのまま大学の講義を受けにいったところ、周りの友人からも『臭い』と一蹴されたことを思い出した。
これが脇汗のシミだけが目立つことで、何となく不潔な感じがしてしまうのかもしれない。
グレー、ブルーの服は、脇汗が特に目立つので夏は着るのを諦めよう。ここで制汗剤を使って何とか夏も着れないかを考える奴がいるが、中途半端に着ようと思わないこと。
黒・白を使って脇汗が目立たない物をチョイスする方が、確実に回避できる。
デオナチュレ男のソフトストーン
私が数ある制汗剤の中でも、効果があったものは『デオナチュレ』だけ。
だからおすすめする脇汗の軽減方法としては、デオナチュレを脇に塗ること。こんなにシンプルで効果的な方法も他には無いだろう。
デオナチュレは汗を止めるような働きがあるのではなく、嫌な臭いを除去する効果が高い商品なのだ。もちろん、個人差があるので絶対なんて言えないが私の脇汗対策には必須の品だった。
基本的な使い方は、朝塗ったら夜まで持つので1シーズンで1本使い切ることがない。でも、脇汗に悩まされるのは夏だけとは限らない。
むしろ、冬場のニットやスウェットを着た状態でかく脇汗は、臭いがこもってしまう分夏場よりも厄介だ。だから2本セットで夏場1本、冬場1本の計2本を使い倒す。
アマゾンのレビュー件数は375件を超え、平均4.4点という高評価も頷ける。
1,500円前後の手頃な価格帯なので、比較的買いやすいところもメリットが高いよね。
食べ物に気を付ける
『デオナチュレを使おうが、俺は天性の汗っかきだから焼け石に水だ!』
そんな人も多いかもしれん。基本的に汗っかきな体質の人は、自分の精神状態をコントロールする等、内面からのアプローチが必要になる。
人間の身体を形成しているものは水と食べ物になる。なので、内面を整える食べ物を摂ることで汗を抑えに掛かるのが最も自然なアプローチ方法だ。
自律神経系の調整に役立つ「植物性エストロゲン」を多く含有する食品。
・大葉
・もやし
・アボガド
身体を冷やす効果の高い食べ物
・トマト
・きゅうり
・ゴーヤ
でも、こんな情報は気休めにしか過ぎないのかもしれないな。
制汗シートでひたすら拭き取る
ここまで紹介してきて言うのもなんなんだけど、やっぱり制汗シートで都度拭き取るのが一番てっとり早い気がするね。
薬局で買えば50枚350円くらいのコストだし、私は制汗シートをひたすら使うことに慣れてしまった。夏場になると、いつも右手にはクシャクシャに丸められた制汗シートが収められている。
これは、水で再生させながら使っているうちに手に持ったままという習慣が身に付いてしまったことが大きな原因。特に意識してないんだけど、気付けば右手の中に収まっているわけだ。
コストパフォーマンスは最高で、制汗シートを持ち歩くようになってからか汗自体かきづらくなったような気がする。
気持ち的にいつでもキレイに汗を拭き取れるという、心の余裕から生まれた精神状態になったことが大きいんだろう。
制汗シートさえあれば、グレーのTシャツだろうが、なんだろうが気にせずに着ることができるようになった。制汗シートを開発した人に心から感謝したいところだね。
まとめ
結論は制汗シートを使うことをおすすめする。
服の脇汗が気になった時は、ちょっとトイレにでも行って拭き取って来れば良い。慣れてきたら人前だろうが、隙を見て脇汗を拭う荒業もできるようになるはずだ。
いつでも服の脇汗を気にすること無く、拭きたい時に拭けるという心の余裕が結果として制汗効果に繋がることもある。
結局は『汗が止まらない・・・』という他者目線を気にした精神状態が、さらなる汗を誘発しているのかもしれない。
心頭滅却すれば火もまた涼し
気持ちが安定したときには、比較的汗も制御されているように思える。
初デート等で緊張状態にあるのであれば、デオナチュレ等のアイテムに頼るのも仕方ない。そうでなければ、意外にコントロールできることを私は学んだような気がする。