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ブッテロのサイズ選びで注意しなければいけないポイントってどこなんだろう?
その前に『ブッテロって何?』って人のために簡単に紹介する。
意外とありそうで探してみると見つからないシンプルなデザインと革質のバランスが素晴らしいイタリアのシューズブランド。
ブッテロに巡り逢うまでどれだけの時間が掛かったのか・・・
きれいめな着こなしにすんなりハマってしまう秀逸なデザイン。
ファーストブーツでブッテロを選ぶのは少しもったいない気がしないでもない。そんな簡単に素晴らしいブーツを履いてしまったら有り難みもへったくれもないだろう。
2004年に東京に世界初の直営店をオープンさせたブッテロ。それから、かれこれ14年の時が経過した。
相変わらず人気のブッテロだが、購入時に一番迷うのがサイズ感だと思う。
今日はブッテロブーツのサイズ選びについて、永遠の定番スニーカーであるコンバースのオールスターと比較してみた。
ブッテロブーツのサイズ選び
ブッテロのブーツはデザイン性がシンプルで合わせる服を選ばない。
カジュアルにもキレイ目にも違和感なく溶け込むコーディネートができる。
靴選びの中でもブーツは慎重にサイズを検討したいところ。スニーカーであれば多少の誤差でも問題なく履けるケースは多いが、ブーツとなるとわずかの差が命取りになる。
EUサイズと日本サイズの違い
EU | 39 | 39.5 | 40 | 40.5 | 41 | 41.5 | 42 | 42.5 | 43 |
JP | 25 | 25.5 | 26 | 26.5 | 27 | 27.5 | 28 | 28.5 | 29 |
ヨーロッパサイズと日本サイズを比較した表がこちらになる。
自分の靴サイズがどこに当てはまるのかを確認してくれ。ブッテロブーツのサイズ選びで重要なのはワイド(幅)が細いことにある。
甲高な人や足幅のある人は自然とサイズアップすることになるのだが、履いた状態で踵に1cmくらい余裕があるのがベストだと思う。
比較対象はコンバースオールスター
今回のブッテロブーツのサイズ選びについては、自分がこの20年間以上の間に数十足買い直しているコンバースのオールスターを基準にすることにした。
もはや第2の足と言っても過言ではないほど私の人生の一部を担っているシューズ。
私のサイズは26.5なのでEUサイズに当てはめると40.5というのが純粋なピッタリサイズというところになる。
単純に2足を比較してみる
単純に見た目だけで比較するとサイズの違いが良く分からない。
合わせは踵部分で行っているので、少し見えづらいところはあるかもしれないがご了承願いたい。
サイズ差は1cmあり、しかもスニーカーとブーツの比較なので感覚的にもう少し見た目にもう少し差が出るものだと思っていた。
もう少し拡大して見ないと分からないのでズームしてみる。
ズームしても大して違いが分からない・・・
オールスターは意外にもサイズ感としては大き目に作られているのだろうか?
踵を合わせた状態でトウの先端部分がブッテロブーツの方が少し長い。
見た目だけで言えば、ワイド(幅)もそれほど変わらないと感じる。私は靴紐はかなりキツく結ぶことがほとんどなので細身なのだ。
っていうかブッテロブーツのサイズをお伝えしていなかった・・・
ブランドロゴである『BUTTERO』の刻印とともにサイズが記載されている靴底面について。
サイズ表記『41』の右側部分が潰れてしまって見えづらい状態になっているが、記載としては『1/2』ハーフの表記が入っていた。
この私が所有するブッテロペコスブーツのサイズは41.5なので日本サイズで言い換えると27.5ということになる。
ということはコンバースの26.5と比較して1cm大きいから大きめを選べば良いのか?
これは間違い、理由はこれから説明していこう。
私のブッテロブーツのジャストサイズは41
いきなり結論から入ってしまったが、私の足サイズに合うブッテロのブーツサイズは41だ。
じゃあ何で41.5を履いてるのかということになるが、このブーツはセール特価品だったためハーフサイズ大きい事に目を瞑ったのだ。
だからそのままだと少しだけ大きいと感じる。
このブッテロのペコスブーツの実勢価格はい新宿伊勢丹で6万5千円だった。それが最終セール時の価格で約50%OFFになってたらハーフサイズは我慢するだろう。
試着時の注意点
試着時の注意点としては、基本的にブーツだから冬場に履くと思うんだけど何の靴下を履いて合わせるのかを先に考えておくこと。
私はブーツ用の靴下と普段のそれ以外の靴それぞれで履く靴下を分けている。
特にブーツはサイズが合っていないものを選んでしまうと履いてる内側から靴下が脱げてきてしまう。
これはブーツサイズだけではなく、靴下の素材にも問題はあると思うが始めに決めて試着時に履いていくのが理想的。
靴下生地の厚さも注意して試着するようにすること。
中敷きで調整する
私のように少しサイズが合わなかったものを止むを得ず購入してしまった場合には、インソール(中敷き)を利用してサイズ感を調整するようにしよう。
私はブッテロのブーツを履いて、結構重たいブーツなんだと改めて感じてしまった。
街の靴修理のお店に行って選んだブーツに合う中敷きを買ってくること。店員さんが親切であれば購入時に一緒に買っておくことを勧める。
私は結構クッション性の高い中敷きを購入したため、歩いたときの感想は全く別物。
ここはケチらないでチョット良いものを買っておくのがベスト。
靴裏にゴム底を貼るか
サイズも迷うが、それ以上に迷うのが購入する際に靴底裏面にゴムを貼るかどうか。
革靴を履いたことがない人は分からないと思うが、この手のシューズは裏面にゴムを貼ってないものもある。
その場合、革の状態のままなので雨の日は滑って転倒してしまう危険がある。私は必ずゴムを貼るようにしている。
このペコスブーツは貼り忘れたおかげで、地面に着く感覚が少し気になってしまう。今からでも貼ればいいのだが面倒でやってない。
まとめ
ブッテロブーツのサイズ選びについては、基本的に足幅が狭い、足の甲高さが普通の人であれば私と同様にいつもの靴と同サイズで良いと思う。
1サイズ上の在庫しかないのであればインソールで調整して合わせることもできるが、それもサイズ差が1cmまで。
これ以上の差になると純粋に履きにくい靴にしかならない。
はじめてのブッテロブーツを買うのであれば、必ず店頭で試着をすること。その際には普段履く予定の靴下を持参するか履いていくこと。
店員に相談しながら一つ大きいサイズ、小さいサイズと両方を履いて判断するようにしてほしい。
ブッテロには珍しいワークブーツ
アウトレットで見つけた最後の一足がおしゃれだったのでレビューしてみた。
合わせてお読みいただきたい。