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デニムブランド(日本限定)の中でも、とりわけ人気が高いのがレッドカード。
有名なセレクトショップに行ったら、置いていない店を探す方が大変なほど流通している。
特に女性からの評価が高いブランドだ。
平均価格帯は20,000円と非常に高額なアイテムでありながらも、飛ぶように売れている。日本のデニムブランドの中では『美脚ジーンズ』の代表的な存在がレッドカードなのだ。
実際に私の手元にも一本のレッドカードデニムがあるので、この機会にレビューしてみることにした。
今日は日本の有名デニムブランド『RED CARD(レッドカード)』について、話をさせていただこう。
日本が誇るデニムブランド『RED CARD』
RED CARD(レッドカード)のデニムを買うのは2本目で、今回はダメージ加工がされているタイプのものをレビューする。
まずレビューするにあたって、今回取り上げたデニムの商品詳細情報から入ることにしよう。
レッドカードのデニムは、日本で作られている正真正銘のMade in Japanが売りの一つ。
セレクトショップとコラボレーションしているモデルが多いので、私の所有品とまったく同じモデルを見つけることは結構困難だと思う。
とは言いながらも、基本的なベースは同じだと思ってるので、レッドカードデニム選定の参考にしてもらえる部分が多いはず。
商品詳細
MODEL No.:16878-arm Rhythm(リズム)スリムテーパード
COL:akira Painted town Mid
SIZE:31
QUOL:COTTON100%
PRICE:25,000円
COUNTRY:JAPAN
私が所持しているモデルは加工が激しいダメージデニムのため、平均的なレッドカードデニムの価格帯よりも少し高い。
今回の購入にいたる決め手となったのは、ダメージ具合とペンキ加工によるところが70%ある。
激しい加工のものを避けていたのだが、久しぶりに派手めなデザインのデニムが欲しくなってしまった・・・
スリムテーパード
太った後に買ったデニムではあるが、ジャストサイズで合わせてみたところ非常に動きにくい。
手持ちのKUROデニムのグラファイトと同様に、コットン100%なのでまったく伸びる余地がない。
ポリウレタンが配合されていないデニム生地は、一層ダイエットを加速させないと履けなくなる日も近いことを実感する。
手触りは悪くない感じ、APCよりも薄手なのでおそらく13オンスくらいのデニム生地を使っていると思われる。
わたり幅は少しゆとりがあり、膝から裾にかけて細くなるスリムテーパードシルエット。
お店で履いた時に違和感は無かったんだけど、どうにも合わせる機会があまりないということは少し引っかかっている部分があるんだな。
両膝に穴
両膝に穴の空いた、かなりダメージ加工の激しいモデル。
問題は、毎度履くたびに膝の部分で引っ掛かって穴が広がりそうになること。
ここはもっと慎重に選ぶ必要があったと反省している。生地自体が分厚いものではないので、引っ掛かった際にはあっけなく穴が裂けるのは確実だ。
デニムに気を遣う事自体が本末転倒な気がするが、この辺は仕方ないね。
色落ち・加工
デニムの色落ちは、ナチュラルとは言わないまでも好きな感じ。
さすがにエドウィン・リーバイスと大手デニムを手掛けているだけはあり、色落ちやアタリの加工はヴィンテージテイストを感じさせてくれるデニムに仕上がっている。
裾の加工も秀逸。
海外ブランドで、このクオリティのものを探したら間違いなく3~4万が相場になる。
正真正銘の日本産の生地を使い、日本国内で製造も行っていることを考えたら25,000円という価格が一概に高いとは言い切れない。
代わりになるデニムを探すとなると、選択肢は極端に少なくなってしまうのが現状だ。
シルエット
レングスサイズは30インチから用意があったため、裾上げする必要なく合わせることができた。
試着した時は良いと思ったスリムテーパードシルエットだが、実際に家に帰ってから着てみると、これが思ったほどでもない。
私の体型にはやはり、スリムストレートの方がドンピシャなのか?
手持ちデニムの中でお気に入りのKUROがスリムテーパードシルエットなんだけど、それとはまた違うシルエット。
ワタリに余裕があって、裾幅が他のものよりも極端に狭い・・・どうやら私には合わないようだ・・・
まとめ
レッドカードのデニムについて、最終的に私には似合わないジーンズだと結論が出てしまった。
この数ヶ月、何度か履くたびに感じた違和感が、実際にレビューをすることでハッキリと『似合わない』現実を突きつけられた。
レビューしつつも、少しモヤモヤした気持ちがあったが、私の体型では履きこなせない・・・
ただデニムの評価としては、総合的に高いものであることは変わらない。
シルエットだけが私の体型には合わずイマイチなんだ。
その事実が明らかになった今、次に取る手段としてはヤフオクかメルカリで現金化すること。
似合う人に履いてもらう方が、レッドカードデニムのためでもあるからね。