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夏のトップスで、メンズが鉄板として取り入れるべき定番のものを6つお伝えしよう。
薄着になる夏は、トップスに何を合わせるかでコーディネートの印象は80%は決まってしまう。これがレディースであれば選択肢も多いのかもしれないが、メンズはそうもいかない。
夏のトップスとか言っても、Tシャツ・ポロシャツ・半袖シャツの3通りくらいしか浮かばないし。
大きな枠で紹介したら話が終わってしまうので、もう少し具体的なアイテム名にまで落とし込むことにした。
夏のトップスはメンズの生死を左右することだって十分にあり得る。その辺の話も含め、話を進めよう。
夏のトップスでメンズが取り入れるべき定番6選
私は最近になって冬よりも夏の方が好きになった。
だって、もう寒い日本が耐えられないから。そんなことはどうでも良くて、夏トップスとしてメンズが活用できる定番のアイテムを6つ紹介する。
この6つは、確実に毎シーズン活躍する定番中の定番アイテム。流行に左右されるようなものではないので一枚は手に入れておくことをおすすめする。
ボーダーTシャツ
ここで言うボーダーTシャツは、バスクシャツのことではないので勘違いしないでしほしい。半袖でシンプルなデザインのボーダーTシャツ。
夏らしい着こなしの代名詞的な存在であり、ボーダー柄はマリンスタイルが確立されてる現在では定番中の定番なのだ。
ピッチ幅と色によって見え方は大きくことなる。ピッチ幅が狭めのものは大人っぽい着こなしにもマッチする。逆にピッチ幅が広くなると、少しカジュアルさが増す感じだね。
カラーの組み合わせ例として、ネイビーxホワイトの組み合わせこそ夏っぽさ全開の鉄板カラー。グレーxブラック等の組み合わせは、ロックテイストを感じさせるものになる。
これが白x赤のピッチの細いボーダーになると、梅図かずおスタイルになるわけだ。
まずは、ピッチ幅の異なる2種類のボーダーTシャツをワードローブに組み入れることから始めよう。
ポロシャツ
ポロシャツは大人の夏トップスを代表する、メンズにとって貴重なアイテム。
ポロシャツのブランドとして、有名どころと言えばラルフローレン、ラコステ、フレッドペリーの3ブランドが取り上げられる。
定番ブランドとしては、この3つに特に異論はないはずだ。毎年定番で着こなせる夏のトップスとしてメンズが取り入れるものとして間違いない。
後は素材とデザインでどう見せるか?
鹿の子素材は典型的なポロシャツの素材なため、スタンダードなデザインのもので地味な茶色・緑等を選ぶと、アイテムの特性上おっさんぽい雰囲気に引っ張られる。
画像にあるラコステは、フランスメイドのものだがカラーがブラウンということだけで、着てみるとおっさんにしか見えなかった・・・
さらにこのポロシャツをタックインしてしまうと、「おっさんぽい」というよりただの「おっさん」になってしまうので注意が必要。
よほどのファッショニスタでない限り、タックインは止めておこう。
ベース色としては、ホワイト・ネイビー・ライトグレーの3色を抑える。
この3色を選んでもおっさんぽさが抜けない場合、襟や袖先にボーダーを配色したものを取り入れてみよう。スポーティさが増すから、おっさん具合が中和されるはず。
ラコステとラルフはブランド自体がおっさんぽいとも取れるので、フレッドペリー一択という選択肢もある。
この辺は、実際にアイテムを見ながら判断していく必要があるけどね。
素材は鹿の子以外にもパイル時や、普通のさらっとしたコットンのものも多い。パイル地の素晴らしいところは、タオルのような肌さわりなので夏でも心地よいということ。
夏のトップスでも工夫次第でメンズは乗り切れるものなのだ。
首周りはボタンダウンタイプを合わせる選択肢だってあるしね。私はラコステのシルバーラコステを愛用していた。
適度にタイトなシルエットと、首周りのボタンダウンのデザインが気に入ってた。袖丈が短かったのも当時の自分のスタイルにマッチしていたから。
夏トップスでメンズが考えるべきは、少ないバリエーションの中でどう対処していくか。
半袖シャツ
結構難しいコーディネートになるのが半袖シャツ。ちなみに私は半袖シャツがあまり似合わない。
そう思い込んでるだけかもしれないが、自分的には難しいアイテムだと思っている。
まず、袖がないことで身幅と肩幅のバランスをより考えなければいけないこと。さらに袖丈によってまったく見え方が変わることが、難しさを感じさせる大きな原因。
顔の大きさ、腕の太さ等いろいろと考えるべきポイントが多く、既製服で自分に似合うものを見つけるのが難しかった。
なのであまりきれい目なものを取り入れたことは少なく、意外に良かったのはカラーがブラックのもの。
白だとあまり良く見えないのに、ブラックに切り替えただけでそれなりに普通にコーデできた。
夏に黒のトップスは暑苦しいなんて意見も多く聞かれるが、半袖であればそれも中和される。
もうひとつおすすめなのが、ミリタリータイプの半袖シャツ。これはエポーレットが付いたタイプがおすすめで、肩にポイントを付けられることが大きなところ。
カラーはブラックもしくは、カーキ辺りが大人のメンズとして映える色だと思う。
なので、体型にハンディキャップがある人は色をブラックに変えてみる、デザインをミリタリー調に変更することで回避できる可能性は大きく高まるはずだ。
VネックTシャツ
無地のVネックTシャツこそ夏トップスの中でも、メンズが簡単に着こなせる代表的なアイテムだと思う。
Vネックで気を付けるべきポイントとしては、ホワイトやグレーになると下着と見分けが付かないことになってしまう人を良く見かける。
そしてポッチ(乳首)が浮いてしまわないように、下着としてタンクトップなどを合わせて決して一枚で着ないこと。夏のトップスにメンズはあまり気を遣ってないと思う。
周りの目は本当に厳しく、影で何を言われてるか分からない。コーディネートや何やらよりも、清潔感が何よりも重要なのさ。
他にVネックの開き具合も重要だ。あまり深いVゾーンになると、下着なしでは丸見えになってしまうし。
印象としても鍛えられた胸板があっても、女子によっては「強調しすぎて気持ち悪い」と捉えられかねない。
ちょうど良いVゾーンとしておすすめしているのが、オルタナティブアパレルのもの。
これはまた別記事にて、詳細なレビューを紹介させていただこうと思う。
クルーネックTシャツ
クルーネックTシャツはシンプルに着こなせる、カジュアルなTシャツといった立ち位置か。
Vネックよりも、少しカジュアルな印象になるのと首周りにポイントがないので、私は必ず胸ポケットがあるものを選んできている。
これだけで見え方は全く変わり、下着感も一切感じることはない。
きれい目に落とし込む時にはVネック、カジュアルなスタイルはクルーネックと分けて着ているが、体型的な問題も含めて取り入れるものを決めてほしい。
Vネックとクルーネックの用途がイマイチ不明という人は、上記概念で一旦理解しておくと使い分けで迷わないと思うよ。
七分丈Tシャツ(サーマル等)
七分丈のサーマルなんかも重ね着に使えるし、七分丈であれば単体でもそんなに暑くない。
私は重ね着にしか使わないが、ちょっと寒い日なんかは一枚でコーディネートしても着回せる。
レイヤードで差をつけるのが大人の男の見せどころ?
シンプルな着こなしに飽きてしまった人や、体型が細くて厚みを出したい人なんかもレイヤードは有効テクニック。
別にTシャツじゃなくても、ポロシャツ・半袖シャツだって着回せる便利なアイテムなのだ。
まとめ
夏トップスでメンズが取り入れるべきものを6つ紹介させてもらった。
具体的なところまで話をさせてもらったので、いくつか参考にしてもらい実際に自分のコーディネートに取り入れてもらいたい。
夏は薄着になる分、本当に誤魔化しが利かなくなる。
なのでシンプルが通用しないときに、レイヤードテクニックを使ってカバーするんだ。
夏トップスに何を持ってくるかを綿密に考え、そして計算しメンズファッションを楽しんで欲しい。
その先には、もっともっと楽しいことが待ってるはずだ。