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洋服の安い店が、昔に比べてものすごい数になってる気がする。
ファストファッションの影響が一番大きいと思うが、私が学生だった頃と比較してセレクトショップでも、平均15%~20%は価格が抑えられていると感じる。
裾野が広がることは良いことで昔よりもお店が増えた分、選択肢も多くなった。
弊害があるとすれば、様々な新規ブランドが立ち上がるため、差別化しても全体で見たら良く分からない事態になってるとも思える。
とはいえ、洋服が安く買えるお店が増えたことは、若い人からすれば嬉しいことに違いはない。
メンズファッションに興味を持つ人が増えることは、私も嬉しいことだし。
ということで、今回はおしゃれになりたいメンズ向けに、コスパ良く安い洋服を取扱いしているお店を紹介させていただこう。
洋服の安い店、コスパ最高おすすめ5店選
価格優先でものを選んでしまうと、品質面がおざなりになってしまう。これは良くあること。
安い洋服だからと言って、最低限の素材・縫製を考えないで洋服を選ぶことはNGだ。
ここで取り上げるお店については、最低限の品質を担保したものに厳選していることが前提なので、そこを理解して読み進めてほしい。
洋服の安い店を選ぶにあたり、5つのショップに厳選した。
GAP
アメリカンカジュアルウェアで中流層をメインにしているのがGAPだ。
今ではどこのショッピングモールでも見ることのできる大衆着になってしまったが、昔は渋谷と原宿でしか店舗が無い時期があった。
基本的な値札にあるプライスからディスカウントが入るのが定例で、私の住む街にあるGAPも30%~50%OFFイベントをやっている。
最近は基本ラインナップがコンサバティブになりすぎたせいか、廉価版のオールドネイビー傘下となってしまった。
とはいえ、まだまだ日本での展開数と取扱いのあるアイテムの値下げ率を考えた時に、そこそこの品質を担保して買えるのはGAPという結論になった。
パンツが2サイズ展開(30、32)あるのも日本人には有り難い。洋服が安い店だからと言って、価格だけでない細かいサイズ展開があるのは嬉しいところだ。
ユニクロ
もはや私が何かを語る必要もないくらい、ワールドワイドな企業として世界に知られるほどになったユニクロ。
私が大学に入ったくらいでフリースが爆発的に売れ、以降ブランディングも成功し一大企業へと成長した。
とにかく価格と品質のバランスで考えると、ユニクロを超える会社を見つけるのは難しい。
品質がクソレベルだった20数年前から中国で生産を続けているが、今の縫製レベルにまで引き上げた品質管理能力は素晴らしいとしか言いようがない。
メイドインジャパン信奉がまだ根強く残る日本だが、はっきり言って日本で作るよりも、上のレベルの中国製が出てきてるのも事実だ。
結局は生産ラインの品質管理能力にかかってくるわけで、そこがグダグダであればどこの国で作っても関係ないのが真実なのよ。
なので価格と品質のバランスで考えた時に、ユニクロを外すという選択肢は無い。周りとかぶるのが嫌ということだけが問題なだけだね。
世界規模で見てもユニクロの売上高は第3位の1兆7千800億円は、国内ではダントツで1位。
ユニクロはもはや洋服が安い店というよりは、世界規模でスタンダードな商品を提供してくれるメガアパレル。
世界レベルで価格と価値のバランスが一番取れた商品は、間違いなくユニクロだろう。
無印良品
元は西友のノーブランドという立ち位置からスタートした無印良品は、安くて良い商品を作ることをコンセプトに1980年よりスタート。
主張しないけどシンプルなラインナップに、地道にファンを増やしていく。
今では熱狂的な無印良品ファンのムジラー(という言葉があるかは不明)を多く排出するまでになる。
海外展開もしているのでヨーロッパ圏でファンの人も多く、有楽町店には海外からやってきたであろう人達を多く見かける。
個性的なものは無いにせよ、無難なコーディネートをしたい人にとってはこれ以上無いお店。
価格は安いし洋服デザインも悪くない。
シンプルなボーダー系のものは、非常に人気が高いのだ。
フランスブランドで言うところの、APC(アーペーセー)との引き合いに無印良品は語られることがある。
洋服が安い店ということだけではなく、そのシンプルなデザイン性はフランスでも受け入れられているのだ。
Banana Republic(バナナリパブリック)
GAPよりワンランク高い価格になってしまうが、シルエットはよりエレガントに上品になったものがバナリパになる。
大人メンズに必要なキレイ目アイテムを、それなりに安い価格で購入できる。
今まで紹介したお店と違い、比較的高めの価格設定なので洋服を買う時は、イベントをやってるとき限定が望ましい。
シルエット重視の人は、バナリパが一番コスパが高いお店だと感じるのでチェックしてみてほしい。
ZARA
売上規模ではアパレルチェーンで世界一というスペインのZARAは、日本ではレディースに人気のお店だ。
定番モノを揃えるのではなく、最新のトレンドのものを最速で投下してくるので、流行のものがほしい人にとっては嬉しいお店。
ZARAはファストファッションに括られることが多いが、基本的に少し前までは自国スペインとその近隣国に製造拠点を設けていた。
スペインはイタリアの衰退により、製造拠点としての価値が高まっている国でもある。
最近は中国製が増えてきてはいるが、その辺のことを加味すると他のH&MやFOREVER21とは一線を画す存在にあると思っている。
まとめ
今回はコスパ重視でおしゃれな安い店を紹介した。
一番初めに行く店としてはこの5店舗がどこの地域にも存在するので良いのかなと思う。
品質と価格のバランスが取れているので、ファッションにあまりお金を掛けることが出来ない人、もしくはファッション初心者の方にはどのお店もとっつきやすい。
基本ワードローブを一式揃えたい人はこの5店舗で全て揃えることが出来るだろう。
まずは上記5店舗にて、色々と違いを見てみることをおすすめする。