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黒スキニーをまず買いましょう・・・
ファッションは黒スキニーがあれば、ある程度形を整えることができるから。
そんな黒スキニーのおすすめとして、今回はリデアルのブラックデニムを紹介する。
lideal(リデアル)と言われてもピンとこない人の方が多いかもしれない。
リデアルは、ドリス・ヴァン・ノッテン、ディオールオム、イヴ・サンローラン、セオリー、ヘルムート・ラング等
世界のトップブランドのデニムを手掛けてきた、Mr.DENIMこと井出裕之氏がデザインしているブランド。
そもそも日本のブランドだったこと自体、知らなかったわけだが・・・
今回紹介する黒スキニーは、リデアルを代表する『Prism』というモデル。
シンプルだけど随所にこだわりを発揮する、リデアルの黒スキニーデニムをレビューしてみた。
黒スキニーのおすすめはリデアルのPrism
リデアルは着ていく場所を選ばないデニム
リデアルのコンセプトに共感してしまったので、以下に引用させていただく。
たとえスーツスタイルの方と隣り合わせになったとしても同じように待遇される。
そこに求められることは、決して服単体ではなく、スタイリングが想定されたデザインがもとにされた、着る人を通して感じさせる清潔感や清涼感。アメリカンカジュアルをベースに、パリのエッセンスが少しずつ溶け込み、ファッションへと成っていく。いつしか着る人それぞれのライフスタイルへと昇華されていく、高価ではなく高感度なデイリーウエア。 lidealホームページより引用
デニムの市民権をより押し上げていくような、そんな気概を感じさせる。
そう、デニムはあくまでワークウェアであり、アメリカを起源とするカジュアルウェア。
そのアメリカンカジュアルなデニムに、スタイリッシュな欧風テイストを加味させた。
着ていくシーンを選ばない、ワークウェアとも違う存在感。
これこそ、私が求めていたデニムの理想形と言える。
黒スキニー『Prism』
世界の名だたるブランドでデニムデザインを担当していただけに、そのクオリティの高さは何も言うことがない。
細部にまでこだわったプロダクトは、日本人ならではの観点から取り入れられたものなのかもね。
モードなアメリカンカジュアル
きっとそういうアイテムを求めている人は潜在的に多いはず。黒スキニーを選ぶとしたら、私はこのPrismを買うね。
というか、買ったね。
結構ありそうで無い、黒スキニーデニム。
それがリデアルのデニムなんだろうな。
細部に宿る職人魂
黒スキニーの中でも、なぜリデアルなのか?
この辺は、人によって趣味嗜好が異なるため一概に括ることができない部分。
私はシルエットが美しいのはベースにあって、そこから細部の作りにどうしても目が行ってしまう。
とりあえずデニムを裏返しにしてみると、見えないところにこだわりが詰まっているのが分かる。
バックポケットには裏リベットが処理され、デニム自体の耐久性が高いことを裏付けている。
裏返しにしたフロント部分については、前ポケットの裏地にちょっとした遊びが見え隠れする。
腰回りの両サイドには、吊るす用の紐が取り付けられている。
スーツのパンツにはたまに見かける仕様であるものの、デニムにそれを応用したものはリデアルが初めてだ。
世界的にみて、最高品質のデニムを製造できるのは日本だ。
DIOR、LOUIS VUITTON他、みんなこぞって日本でデニムを作る。
これはデニムに限ったことではないが、世界での日本に対する評価として
Made in Japan = 最高の品質
なんだよな。素晴らしいものづくりが出来るのは、日本だからということもあるだろう。
スキニーの理想型
大人のメンズが似合うスキニーというのは、どんなものだろう?
黒スキニーはファッション初心者に必須のアイテムである。
それは間違いない。
大人のメンズが合わせる黒スキニーは、ある程度エイジングが楽しめるものの方が良い。
一本の黒スキニーを大胆に、でも大事に穿き続けることで自分の身体に合った色落ちが刻まれていく。
それを楽しむことができるのも、ブラックデニムならではの良さだと思うけどね。
わたりから膝にかけて、そこから一直線に裾に真っ直ぐに伸びるシルエットは、スキニーの理想形と言える。
生地の質の高さも含め、大人が着こなすのにピッタリなモードなアメリカンカジュアルを完成させてくれるだろう。
まとめ
半年も穿けば、深いシワが刻まれていくことだろう。
その手前で私は太ってしまい、タンスの肥やしとなってしまった・・・
コレクションブランドなので、今現在はPrismの販売もやってない。
31インチを別で手に入れることも検討しているが、またリバイバルしていただけないだろうか?
黒スキニーの中で、私が好きなシルエット・デザインのブランドはリデアル。
できればPrismの再販をお願いします。