ヌーディージーンズの種類|筆者着画を元に違いを徹底解説!

この記事は約 15 分で読めます。

 

ヌーディージーンズは種類が多いので、選び方が難しい。

だいぶ処分したとはいえ、私は今でも8本のヌーディージーンズを所有している。

 

今では廃盤になってしまったものもあるが、基本的にお気に入りの8本ということになる。

 

一番始めに買ったのは7年前で、当時一番人気だったモデルのTHIN FINN(シンフィン)に始まり、以降定期的に買ってるデニムとなった。

今まで10本以上買ってみて思うことは、やはりヌーディージーンズの種類が多すぎるということ。

 

細かいサイズスペックを検討したところで、それはただの机上の空論でしかない。

180cm以上のモデルが穿いた画像を見ても、足の長さが違う日本人には大して参考にならないと思う。

 

なので、ヌーディージーンズの種類と履いた感じの着用感を知りたい方のために、私が人柱になって着用画像を載せてみた。

これからヌーディージーンズを購入予定の人には、きっと参考になるものがあるだろう。

 

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筆者私物のヌーディージーンズ8本を穿き比べる

 

ヌーディージーンズの種類は、廃盤を含め50以上あると言われている。

その中から自分の体型にピッタリなモデルを探し当てることは、相当な困難を極めることが簡単に予測できる。

 

タイムイズマネーと言われるように、検討時間もお金に換算してみることをおすすめする。

何の事前知識もないまま、店頭で何本ものデニムを穿き比べることは時間の浪費にしかならない。

 

ある程度自分がほしい、もしくはサイズが合いそうなものを見極めた上で店頭に行くことがベストな選択だ。

 

筆者所有のヌーディージーンズとその種類

 

まずは筆者が所有するヌーディージーンズの種類について。

左からモデル名とサイズについてお伝えすることにする。

・THIN FINN PETER REPLICA サイズW31xL32

・TIGHT LONG JHON JACKSON REPLICA サイズW30xL32

・LONG JHON BEN REPLICA サイズW30xL30

・TAPE TED サイズW30x L32

・GRIM TIM サイズW30x L32

・THIN FINN サイズW30x L32

・SKINNY LIN サイズW29xL32

・LEAN DEAN サイズW28 x L32(※追加)

 

これ以外にも複数のモデルを所有していたが、すでに処分してしまったものも多く、手元に残るモデルは画像にある7本と、

そこに新たにリーンディーンを足した合計8本だ。

 

筆者の体型

 

簡単に私の体型データについて共有しておこう。

近しい数値の人にとっては、きっと参考になるものも多いはずだ。

・身長172cm

・体重68kg

・ウエスト88cm

・股下長さ75cm

・上半身はがっちり

・脚は細い

 

典型的なラフランス体型なため、30代中~後半のメンズにとっては比較的該当する人が多いと思ってる。

 

THIN FINN PETER REPLICA

 

THIN FINN BLACK RINGの30インチがキツくて、1サイズ上げたら今度はゆるくて理想のフィット感からかけ離れたものとなってしまった・・・

ヌーディージーンズのサイズ選びが難しい理由がここにあって、同じモデルと言えども使われる素材によってフィット感がまったく変わるところ。

 

PETER REPLICAについては、穿いた感じ明らかにゆとりがある。

1サイズオーバーのものを着こなすという穿き方もあるかもしれないが、ヌーディージーンズの良さが消えてしまうとも思う。

 

ウエストは落ちてくるし、ワタリ幅も余裕で一掴みできるレベル。

股下長さも他の32インチとは異なり、少し長い。

 

紹介しておきながら、こんなことを言うのもどうかと思うが明らかにサイズ選びを失敗している。

通販で買うと、この辺のサイズ感が読みづらいため1本目は店舗で試着することをおすすめする。

 

TIGHT LONG JHON JACKSON REPLICA

 

タイトロングジョンは、私がヌーディージーンズの中でも一番好きなモデルの一つ。

ヌーディージーンズの種類はたくさんあるが、基本的に8割は細身なデザイン。

 

タイトロングジョンの特徴は、股上がかなり浅く全体的に細め。

ヌーディージーンズの種類のなかでも、最もタイトフィットするモデルと言われていた。

 

個人的に穿いた時のフィット感としては、一番バランスが良いと思う。

 

 

その理由は、ジャクソンレプリカに使われるデニムの素材配合比と生地オンスの関係にあると思っている。

10.75ozと、比較的薄めの生地なので穿き心地が良くデニム特有のゴワつきは一切感じない。

 

伸縮性が高いだけではなく、長年穿いてもタルタルになることもない。

私が買ったヌーディーのレプリカシリーズの中で、最も出来が良かったのはタイトロングジョンだった。

 

なので、今まで穿いたヌーディージーンズの中でのベストオブベストは、タイトロングジョンのジャクソンレプリカということになる。

 

LONG JHON BEN REPLICA

 

ロングジョンのベンレプリカ。

持ってるヌーディージーンズの中で、唯一のレングス30の珍しいアイテム。

 

ダメージジーンズの加工具合は、思っていた以上に良いしサイズ感も文句の付けようがない。

ただ一つ欠点を挙げるとすれば、生地質があまり良くなかった。

 

正確に言うとダメージ部分を補強するために、生地の裏側から当布を広範囲で使っていることがゴワつきの原因だと思う。

 

とはいえ、市場流通価格は40,000円近くすることを考えると、もう少しタイトロングジョンのような柔らかい生地質のものにしてほしいところ。

若干のゴワつきを感じてしまうのを除けば、非常に身体にフィットするヌーディージーンズを代表する素晴らしいモデル。

 

タイトロングジョンと同様に膝から裾にかけて、テーパーが掛かっている分フィット感はかなりタイト。

詳細は以下記事を参照いただきたい。

⇒ヌーディージーンズのレプリカモデル|ロングジョンを評価

 

TAPE TED

 

ヌーディージーンズの人気定番モデルがTHIN FINN(シンフィン)だとしたら、そのシンフィンのシルエットを現代的にアップデートしたモデルといえる。

シンフィンよりも少し股上は浅く、腰回りはゆとりがあるが膝下から裾にかけてのテーパーがかなりキツい。

 

シンフィンよりも若干ゆとりはあるものの、かなりタイトなシルエットのデニム。

着用したばかりのときは、本当にうっ血するレベルの細さだったが穿いていくうちに自分の身体に馴染んできた。

 

『Org. 16Dips Dry』というカラーの意味は、最高級ドライデニムに染料を「16回浸し」通常よりも濃く、とことん深みのある藍色を追及したモデル。

画像では分かりにくいが、ブルーの深みが他のものとは大分異なる。

 

このまま穿いていった先には、相当な色落ちをするだろうという予感がたっぷりと詰め込まれたモデルなんだ。

 

TAPE TEDの詳細は以下記事で紹介しているので、気になる人は参考になるものもあるだろう。

⇒デニムは後ろ姿で魅せるもの?ヌーディージーンズがベスト

 

GRIM TIM

 

グリムティムはスリムストレートなシルエットのデニム。

私が持っているヌーディージーンズの種類の中で、意外に一番細かったのがグリムティム。

 

タイトロングジョンやロングジョンと比較して股上は少し深く、シンフィン・リーンディーンよりは浅い。

ワタリ幅については、手持ちのヌーディー8本の中で最も細くパツパツ具合が半端ない。

 

一直線に裾までまっすぐに伸びた、シンプルなスリムストレートなデザインだが細すぎてふくらはぎに密着。

まるでスキニーと呼んでもおかしくないレベルだと思う。

 

悪い意味で言うとシルエットに凹凸が無いため、脚のラインが丸分かりになってしまうことがデメリットでもある。

スキニーリンのサイズ29よりも、グリムティムのサイズ30の方がキツイ。

 

この辺はデニムカラーで個体差が大きいので、あまり当てにならないんだけどね。

私のように、お腹が出てる人が穿きこなすのはかなり難しいデニムと言えるだろう。

 

THIN FINN

 

6本目に紹介するヌーディージーンズのデニムは、定番人気のシンフィン。

ヌーディージーンズを代表するアイコニックな存在であり、後ろ姿で魅せるデニムと言えばこのモデル。

 

1本目に紹介したPETER REPLICAもシンフィンなのだが、シルエットはまったく異なる。

サイズ30と31の差が大きいと感じるかもしれなが、カラーや生地素材によってここまで変わるのね。

 

ヌーディージーンズはデニム生地とカラーで、サイズ感が大きく変わるためサイズ表記と手元のデニム実寸を比較してのサイズ選びが必須となる。

 

 

グリムティムと同様の細さで、違いはバックポケットの位置が下がり目に配置されていること。

テープテッドよりも、シンフィンの方がバックヨークを確保しているのでポケット位置は低い。

 

サイズ感としては、30と31の間がジャストサイズなため、店頭で穿き比べをしながら検討することをおすすめする。

シンフィンの詳細は以下記事で取り上げているので、参照してみてほしい。

⇒ヌーディージーンズの人気定番モデル|シンフィンのサイズ感

 

SKINNY LIN

 

ヌーディージーンズの種類の中でも、最も女子っぽいシルエットのスキニーデニムと言えるのがスキニーリンだと思う。

ヌーディージーンズは、ジェンダーレスなデニムなのでレディースの展開モデルが存在しない。

 

なので、女子が穿いて似合うモデルは限られる。

今回取り上げたヌーディージーンズの種類で言うと、最後に紹介するスキニーリンかタイトロングジョンあたりがしっくりくるはず。

 

スキニーリーンのシルエットの特徴としては、股上が浅く大腿周りは余裕があるので比較的太ももが太くてもパツパツにならない。

膝から裾にかけて先細りになるシルエットなため、裾幅は紹介した7モデルの中で最も細い。

 

スキニーリンを私が穿いてみて思う印象としては、メンズで似合う人が限られるデニムだと思う。

以下記事でスキニーリンの詳細に触れているので、購入予定の方は参考にしてみてほしい。

⇒ヌーディージーンズのスキニーリン|女子っぽいシルエット?

 

LEAN DEAN

リーンディーンはスリムフィットだけど、比較的ゆとりがあるモデル。

現在でもヌーディのラインナップに存在するし、この中では誰にとっても穿きやすいデニムになるのかな。

 

サイズは28x32なので一番小さい作りのはずだが、グリムティムの30の方が圧倒的に細い。

シンフィンと同様にバックヨークを確保して、ポケットが下がり目の位置に置かれている。

 

股上はシンフィンよりも若干浅めに取られているが、あまり違いに気づけない。

ワタリ幅は若干ゆとりがあり、膝から裾にかけてキツめのテーパードが掛かっている。

 

万人受けするサイズ感だと思うので、あまり細すぎるモデルではないものが欲しい人はリーンディーンがベストかな。

しかし、私の体型でサイズ28が入るとは思わなかったよ・・・

 

このモデルによるサイズのバラツキは、実際に穿いてみないとどうにもならんね。

 

まとめ

 

ヌーディージーンズの種類について、私物8本の着用画像を元にそれぞれの特徴を紹介させてもらった。

ヌーディージーンズは種類が本当に多い。

 

この中から、自分にピッタリなサイズ・理想のシルエットを探し当てるのは結構難儀なことだと感じる。

でも、それがヌーディージーンズの魅力だとも思っている。

 

自分の体型にマッチしたものの穿き心地は抜群に良い。

他のデニムブランドにはない魅力が詰まったヌーディージーンズ。

 

今後も定期的に新しいモデルを買ったときには、随時更新していく予定なので楽しみにしていてほしい。

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